異世界で教師⁈やらされました

田中 凪

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あのお説教から1週間後学園は夏季休業に入った。ほとんどの生徒は家が遠いため戻らずに学園都市で過ごすらしい。
うん、まあ、そんなことはいいんだよ。なぜかって?それはね、学長主催の夏季合宿に連れてかれてるからですよ!!ちなみに参加者は俺だけだ。
「ゴァァァァァァ!!」
んでもって今は、学長の放った魔法を避けながらキマイラと対峙しているところだ。これまでにも、ドラゴンやらゴーストウィッチやらサンドスネークやらビックワーム×1000やらと戦わされたんですよ。学長は俺にだけ当てるのかと思いきやモンスターにもがっつり当てていく。そんでもって、
アサ「私が魔法で倒す前に倒してね♡じゃないと終わらないからね♡」
って言いやがったんだぞ!無茶苦茶だよ!そもそも年齢5桁よりはるか・・・
アサ「なにか、失礼な事考えてたわね?」
大「そ、そそそそそそんなことないです!」
アサ「へぇ〜、なら魔法の量2倍ね。」
ぎぃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
今の状態でも避けきれなくて雷落ちてきたり、火だるまになったり、氷ずけになったりしてモンスターの攻撃くらって死にかけてるのに出来るわけねえだろ!
そして、次の相手はファイアーリザード×(約)500の群れである。
キマイラ?そんなのさっきのやり取りのうちに学長がさくっと殺っちまいましたよ。
あぁ、まだまだ終わりそうにないなぁ。誰だよ楽そうだなって思ってたやつは!
・・・後悔してももう遅かった。ちなみに同時刻、ルームナはメルタスの森にて素手でドラゴンの群れと死闘を繰り広げていた。

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