異世界で教師⁈やらされました

田中 凪

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アサルイ達は驚愕していた。わずか数時間のうちに大輝が偵察を終え、帰ってきたからである。
アサルイ達が驚いているなど全く気にしない、否、想像もしていない大輝がメモの内容を片っ端から言っていく。
大「敵兵力は三千、歩兵隊、弓兵隊が正門で陽動。そちらに我々が集中しているところを魔法兵隊、騎兵隊が裏門から襲撃。といった流れとなっています。しかし、的兵達は今回の出兵に全く賛成をしていないので士気が低いものと思われます。進軍速度についてですが、向こうの予定では、こちらまで来るのに1週間前後、と書いてありました。以上で報告を終わります。」
大輝が報告をし終わったあと、会議場のすべての人が立ち上がり
全「なんでそうやすやすと任務を終えてくるんだ?!?!」
と言われた。
なんでだろうね?
アサ「はあ、まあいいわ。とりあえず士気が低い、進軍速度はかなり重大な情報ね。」
その後はこちらがどのように動くかを会議で決め、終了した。
ちなみに俺は王国軍の監視まで任された・・・勘弁してくれよぉ〜。

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