死神始めました

田中 凪

大昔の出来事5

2代目天龍は初代天龍の行方を必死に捜索した。
彼らがこの世界の管理を始めてから数年で人々の住む星は欲にどんどんまみれていき小さい争いごとが多発した。
10年後には大きな、それも国家間クラスの争いが多発し様々な星が滅んでいった。
彼らはようやく初代天龍達の言っていたことの意味がわかった。そして、まずは悪天龍の元へ行き謝罪した。
悪天「いや、もう気にせんで良い。しかし妙だな、悪魔達の管理はしっかりとしているはずなのになぜ人間の欲が爆発している?」
死天「な、そ、それは本当か?!」
悪天「ああ、事実だ」
創天「もしかすると我らに完全に技術を教えなかったのでは?」
などと議論は進んでいった。結論としては悪魔達に魔界近辺の星を襲わせる。ということになった。もちろん、そのままでは人間達に勝ち目はないので【魔法】という技術を生み出し、魔界近辺の星にさりげなく組み込んだ。
これが浩太の転生した世界ができた理由だった。

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