死神始めました
第198話 のんびりとした日常
side浩太
ラルクをあの迷宮に送り返してからしばらくはのんびりと過ごせていた。今日は視察も兼ねて学校に来ている。
子「あ、王様だー!」
子「ホントだー、遊んでー?」
浩「悪いな、今から学校長にあってくるからその後で、な?」
子「うん、わかった!」
浩「ちゃんと勉強しろよー。」
学校内では、引退した冒険者や、商人が言葉や生きる術、計算を教えていた。
うん、いい感じに回ってきた。これなら優秀な子達が出てくるね。
そう思いつつ、学校内を一通り見て周り学校長室に入る。
なんか、緊張するなぁ。
自分の方が立場は上なのだが、前世(?)の時の様な緊張をしていた。
浩「入るぞ。」
レブ「どうぞお入りください。」
中から初老の男性の声がする。中に入ると、そこにはその声に合わない程若い外見のエルフがいた。この男こそ、浩太が雇った学校長レブストだ。
レブ「よくぞお越しくださいました。学校の方は大丈夫でしょうか?」
浩「ああ、問題は無い。これならもう少し学校に回す運営資金を出せそうだ。約束も守ってくれているみたいだしな。」
その後、少しの打ち合わせをし、外で遊んでいた子どもたちの輪の中に入って言った。
sideアレミト
今日は森の中心部に行き、フラスタと一緒に狩りをすることにしたの。
もちろん、ゴブリンみたいな雑魚を相手にする訳では無い。狙うは竜よ。いまの私達ならよゆーで倒せる。
・・・と思ったんだけどさっきからヘルキャットや、スターパンターみたいな微妙なやつしか出てこなかったの。大して強くないからすぐに飽きちゃった。
フラ「狙った獲物は出てきませんでしたね。どうします?こんなモンスターでも売ればそれなりの額になりますし帰ります?」
アレ「そうね、そうした方がいいわね。」
というわけでギルドに来たんだけど・・・昼間から酒飲んでて酔っ払ってる冒険者に絡まれた。
冒「お?姉ちゃん達エレー綺麗な顔じゃねえか。こっちに来て酌でもしな。」
当然そんなことを言ったら他の冒険者達は同情の視線や、見下す視線、など、様々な視線が飛び交った。だが、殆どが呆れたような目だった。といった目をしている。当然、酔っ払って気を大きくした冒険者はそんな視線に気づかない。
アレ「なんで、アンタみたいなのの酌をしなきゃならないのかしら?」
冒「ああ?!俺の言うことが聞けねえってのか!!こりゃ、教育が必要だな!」
男はそう言って無造作に手を伸ばしてきた。そもそも、なんでこんなカスに酌をしないとならないのよ。身の程を弁えなさいよ。
と思いつつ、その腕を躱し鳩尾に思いっきりパンチすると男は胃液なんかをまき散らしながら倒れた。ウゲー、気持ち悪。チャッチャとお風呂入ろー。
後のことをフラスタに任せて、私はお風呂に向かった。
ラルクをあの迷宮に送り返してからしばらくはのんびりと過ごせていた。今日は視察も兼ねて学校に来ている。
子「あ、王様だー!」
子「ホントだー、遊んでー?」
浩「悪いな、今から学校長にあってくるからその後で、な?」
子「うん、わかった!」
浩「ちゃんと勉強しろよー。」
学校内では、引退した冒険者や、商人が言葉や生きる術、計算を教えていた。
うん、いい感じに回ってきた。これなら優秀な子達が出てくるね。
そう思いつつ、学校内を一通り見て周り学校長室に入る。
なんか、緊張するなぁ。
自分の方が立場は上なのだが、前世(?)の時の様な緊張をしていた。
浩「入るぞ。」
レブ「どうぞお入りください。」
中から初老の男性の声がする。中に入ると、そこにはその声に合わない程若い外見のエルフがいた。この男こそ、浩太が雇った学校長レブストだ。
レブ「よくぞお越しくださいました。学校の方は大丈夫でしょうか?」
浩「ああ、問題は無い。これならもう少し学校に回す運営資金を出せそうだ。約束も守ってくれているみたいだしな。」
その後、少しの打ち合わせをし、外で遊んでいた子どもたちの輪の中に入って言った。
sideアレミト
今日は森の中心部に行き、フラスタと一緒に狩りをすることにしたの。
もちろん、ゴブリンみたいな雑魚を相手にする訳では無い。狙うは竜よ。いまの私達ならよゆーで倒せる。
・・・と思ったんだけどさっきからヘルキャットや、スターパンターみたいな微妙なやつしか出てこなかったの。大して強くないからすぐに飽きちゃった。
フラ「狙った獲物は出てきませんでしたね。どうします?こんなモンスターでも売ればそれなりの額になりますし帰ります?」
アレ「そうね、そうした方がいいわね。」
というわけでギルドに来たんだけど・・・昼間から酒飲んでて酔っ払ってる冒険者に絡まれた。
冒「お?姉ちゃん達エレー綺麗な顔じゃねえか。こっちに来て酌でもしな。」
当然そんなことを言ったら他の冒険者達は同情の視線や、見下す視線、など、様々な視線が飛び交った。だが、殆どが呆れたような目だった。といった目をしている。当然、酔っ払って気を大きくした冒険者はそんな視線に気づかない。
アレ「なんで、アンタみたいなのの酌をしなきゃならないのかしら?」
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男はそう言って無造作に手を伸ばしてきた。そもそも、なんでこんなカスに酌をしないとならないのよ。身の程を弁えなさいよ。
と思いつつ、その腕を躱し鳩尾に思いっきりパンチすると男は胃液なんかをまき散らしながら倒れた。ウゲー、気持ち悪。チャッチャとお風呂入ろー。
後のことをフラスタに任せて、私はお風呂に向かった。
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