死神始めました

田中 凪

第196話 情報交換という名の食事会

今日のメニューは、米、ヘビーブァッファローのハンバーグ、グラタン、具沢山シチューにした。あんまり時間もないしね。
そして、1人で料理と格闘を始めた。え?たかだか10人にも満たないじゃないかって?それがさ、うちのメンバー(自分含め)よく食べるんだよ。1人10人前はぺろっといけちゃったりするんだよねぇ。だから、でかい(とはいえ給食室にあったほどではない)鍋やら、フライパンやらをフル稼働。
そういえば今更だがうちはほとんど執事などを雇っていないなぁ。これからは雇い始めたほうがいいのかな?
と考えながら料理をしていたためフライパンで焼いていたハンバーグが
浩「うわ、焼きすぎた!失敗した!」
そして煮込んでいたシチューが
浩「煮えたぎっとる!!」
などの失敗をしてしまった。
(ああ、後でめっちゃ怒られるんだろうなぁ。)
と思いつつも出来上がったものから順に大皿にのせていく。
浩「できたぞ〜。」
飛「遅い!」
ヘル「いつもより5分21秒53遅れています。」
ヘルプさん・・・そこまで正確に数えんでよろしい!
その他にも苦情がいろいろ入ったが、
ラル「お主も大変そうじゃのう。」
唯一、ラルクだけがねぎらい(?)の言葉をかけてくれた。それだけでもなぜか優しく聞こえてくる。
そして、夕食の時間が始まった。
ラル「ふむ、美味いのぉ。これほどの料理は久しく食べておらんから懐かしい感じもするわい。」
浩「そりゃよかった。てか、リッチにも味覚あるのか。」
ラル「うむ、食わなくてもいいのだが、味覚はしっかりとあるのだ。」
フラ「そうなんですか、いいなぁ。私が魔物化してる時はほとんどなにも感じなかったのに。」
浩「そうだ。ラルクの聞きたい情報ってなんだ?」
ラル「現在地だけでいいぞ。あと、現代の一般常識だな。」
浩「わかった。【マップ】ここが俺たちのいる大陸だ。そして、この中央の森がオルリント大森林だ。」
ラル「ふむ、今も昔も呼び名は変わらぬようじゃな。だが、これほどデカイとはな。」
浩「そして、その大森林の真ん中の点が俺たちだ。」
ラル「ぶふぅぅぅ?!」
そう言うとなぜか飲んでいたシチューを吹き出した。
ラル「お主、今、なんといった?老いぼれの耳ではどうやらうまく聞こえなかったようなのじゃ。すまぬが、もう一度頼む。」
浩「?まあ、いいけど。このオルリント大森林の真ん中にあるのが俺たちだ。」
ラル「な、なんじゃとおおお!!??あの、どうやっても村1つ作れなかった場所のど真ん中にこれだけでかい建物を作るなんて・・・
その後俺たちがこの国の王だとと明かすと気絶したので、今日のところはこれで終わりとなった。

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