死神始めました

田中 凪

第187話 戦争終了

浩「どうもー、向こうの指揮官やってます、楠です。もう降伏します?」
俺は天幕の中に入ってそう尋ねた。
フェ「ここで殺せ。どうせこのまま逃げ帰ってしまえば我らは処刑されてしまう。」
え、予想以上に冷酷な国だった!?
浩「さすがにそんなことは・・・」
フェ「あるさ。我らの国では戦争で負けた弱者などいらん。といったところだからな。」
うわぁ、結構冷酷だったよ。なにがどうしたらそうなるんだよ。
浩「それなら都合がいい。俺らの国へ来ないか?ちょうど指揮官が足らなくて困ってたんだ。ああ、言っておくけどこっちの大陸の国じゃないよ。」
フェルナンドは
(こっちの大陸だと?こっちとは一体・・・いや、そもそも大陸とは・・・)
と、戸惑ってしまった。
(だが、我らはどのみち帰ることはできぬ。それに家族もいる。)
結局ヘェルナンドが出した答えは
フェ「もともと、この戦に参加している者たちはかの帝国に奪われ、植民地と化したところからきている。愛国心なぞ欠片もない。そこで1つ条件をつけた上で浩太殿の提案を受け入れたいと思う。」
浩「その条件とは?」
フェ「家族とともに逃げたい。それだけです。」
浩太はその条件を聞き安堵した。
浩「それならお安い御用だ。我が国は貴殿らを歓迎する!」
こうして、浩太は有能な軍の指揮官を手に入れた。

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