死神始めました

田中 凪

第171話 異世界のGその2

浩「うわあぁぁぁぁ!!!寄ってくんじゃねぇ!」
俺は今、異世界版のG数百匹と仲良く鬼ごっこをしてい・・・るわけねぇだろ!やりたくないわ!なんで、1匹が叫んだだけで数百匹も出てくるんだよ!?どんだけ仲間意識強いんだ!そりゃぁね地球じゃあGが1匹いたら、10匹以上いると(具体的な数は忘れた)と、思えって言うけどさ!だとしても多いだろ!しかも、やたらと速い!なんで森の中で時速50k以上も出せるんだよ!おかしいだろ!
浩太はそう悪態を吐く。もっとも、浩太もGと同じ速度で走っているので人(魔 物)のことは言えないのだが。
ちっ、こうなったら1回飛んで姿をくらまして上から戦車降らせばいっか。
というわけで俺は 【フライ】を使う。
ただし、俺はここで大きな誤算をしていた。そう、Gにも羽があり飛べるということを。んで、次に手を打ったのは罠にかけて相手を捕まえる。というものだが効果なし。有効な策が思いつかないのでいったん逃げた。

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品