死神始めました

田中 凪

第170話 異世界のGその1

俺は今、息抜きをするためにギルドに来ている。クエストボードを見ていると、ある魔物の討伐クエストがあった。高ランク冒険者でないと受けられないらしい。俺は紙をはがして受付へ持っていく。
受1「よくこんな魔物の討伐クエストをやる気になりますね。」
浩「え?そんなに面倒くさいんですか?」
受1「はい。面倒くさいなんでもんじゃないですよ。体が大きいのに動きは速いし、剣で切っても槍で突いても高い物理耐性を持っていて効きづらく魔法で殺そうにも下級魔法を数発当ててしまえば魔法耐性を得てしまうし・・・わかりましたか?この面倒くささ。」
浩「え、ええ。そうですね。」
受1「まあ、滅多に攻撃してこないので大丈夫だと思いますが、危ないと思ったらすぐに逃げてくださいね。」
浩「ええ、わかっています。」
そう言って俺はギルドを出る。
俺は受付嬢さんからの話から地球のある生物を連想していた。台所によく出没し、カサカサと素早く動き回り、新聞紙を丸めて叩いてもスプレーをかけてもなかなか死なない虫。そう、ゴ○○リだ!飛鳥を連れてこなくてよかった。多分、凄い勢いで反対しそうだ・・・ほかの4人はどうかわからないが。
とにかく、1人でよかった。

生息地には【ワープ】で行った。
うん。いきなり出会ってしまった。どうしよう、向こうもこっちも固まっている。しかし、G(この世界の名称タフバッグ・・・語呂が悪いが)が、高い声で鳴き出した。
G1「キェェェェェェェェ!!!!」
・・・なんだろう、人が叫んでるみたいだ。なんて呑気に考えている暇はなかった。だって、どこからともなく仲間のGが出てきたのだから。

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