死神始めました

田中 凪

第150話 変な依頼その4

「この度はランクSの浩太様にきていただきありがとうございます。」
「いえ、俺らも息抜きにちょうどいいなと思って受けたまでですから。」
「それでも受けてくださるとは思いもよりませんでした。・・・えーと本当によろしいのですか?ランクF−〜D+までの冒険者を育成するんですよ?」
「それは心得ている。俺のところの迷宮か、この街の迷宮に放り込んで慢心している奴らは・・・みたいな感じでいいんだろ?」
「・・・問題はないのですがそれで、驕り高ぶっているような冒険者の心が折れますかね?」
「ええ、それはもうズタズタのボロッボロになりますよ。俺のところの迷宮にはレベル180以上のゴブリンが一階層で出てくるのでやすやすと倒せるゴブリンでも倒せないとなればかなり折れますよ。」
と邪悪な笑みを浮かべる俺に対しギルマスは引きつった笑みを浮かべた。
「と、とにかく指導方針はそちらに任せます。」
と言ってその場は解散となった。
さーて久々の教育タイムだな。ギルドを出てそんなことを考えているとアレミトたちは俺が何をするの気なのかすぐに勘づき苦笑いをし、
「あーあ、かわいそう。」
と同情するのだった。あ、どうせならあの港町の方のも一緒に連れて行くか。
という訳で向こうにもその日に行き、ギルマスと話を付けてきて凶悪な笑みを浮かべるのだった。

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