死神始めました

田中 凪

第138話 悪魔大戦その6

「うぉりゃ!」
「くたばれ!」
赤と青の悪魔が槍とハルバードで鋭い突きを放つ。それは吸い込まれるようにして浩太に突き刺さる、かと思われたが体に当たった瞬間金属のぶつかるような音と共に弾かれる。この時、浩太は特に何もしていない。ただ、【物理攻撃耐性EX】を発動させただけだ。
これには12魔将どころかそのスキルを発動させた浩太自身も驚く。だが、両者ともそれはほんの少しの間だけで次の瞬間にはまた、激しい攻防戦が繰り広げられる。
「そろそろ、遊びも終わりにしよう。」
浩太が小さな、本当に小さな声でそう呟いた。
「なに!?今までのは遊びだというのか!?」
「許さん!許さんぞ!」
と、悪魔達には聞こえていたようだが。
「ああ、遊びだったさ。だから終わらせるんだ。【フォルムチェンジ:レールガンフォルム】」
そう、これが浩太の切り札。刀が二等分にされ、中に弾をセットする。そして、魔力で生み出された電気が電磁石になり中にセットされた弾が発射される。それを立て続けに6回本来ならばそれは連射ができない代物だが、天龍の力と魔法金属オリファルコンなどによりそれが実現している。12魔将達は必死で避けようとしたが打ち出された弾の方が速く断末魔をあげることなく消え去った。

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