死神始めました

田中 凪

第125話 ドラゴンが攻めてきた⁈

ドラゴンがホルン王国王都周辺を飛んでいた。
この通報が王都に住む者達を恐怖のドン底に突き落とした。だが、国王はいたって冷静・・・いや、冷静すぎると表現できるほどだった。それもそうだろう、そこには楠  浩太という規格外の存在ががいるのだから。
「じゃあ、あいつを追い払えばいいんだな?」
「その通りだ。では、報酬はさっきも言った通りのでいいな?」
「ああ、問題ない。では、行ってくる!」
「言ってもあまり意味はないだろうが、気をつけて。」
「わかっている。【天龍化】!」
浩太はドラゴンへと姿を変え上空へ飛び立つ。その姿を見てラグラインは若干の不安を覚えた。・・・その予感は奇しくも的中してしまうのだが。
「ゴガァァァアア!」
ドラゴンはものすごいスピードで迫ってくる何かを感じ叫ぶ。浩太は【天龍化】を使いドラゴン族になったため、それが何を意味するのかを聞き取れた。今度は
『来たら殺す』
と、念話が送られてきた。それに対し、
『なぜお前はここにいる?』
と、言った。
『ハッ、簡単なことよ!下賤な人間に身の程を教えてやるのだ!』
『なぜ?』
『我らの森を犯した罰だ。どうだ、一緒にやらんか?人間のもとにおるのは苦しかろう?』
『断らせてもらおう。俺は仕えているわけではないしな。』
『そうか、敵対するか。ならば、身の程を知れ!』
相手の力量すら見破れないとは、ドラゴンの名が泣くぞ。そう思いながら軽く・・・本当に軽く触れるとそのドラゴンは頭部が爆散した。
嘘だろ?!俺が前に戦った奴らより圧倒的に弱いじゃん。そう驚きつつもドラゴンの死体を回収して王都へと戻る。

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