死神始めました

田中 凪

第124話 報告

「・・・ってわけなんですよ。違法な物ばっかりでてくるから報告をしてどうするか検討しようと思いまして。」
ここはオルドリッジ公国の城内にある部屋の1室。そこではスマホで電話会議をしていた。
『ふむ、その件に関してはかなりいいような悪いような・・・』
「念のために言っておきますがこの件が終わったらそれに関する書類などは全て燃やさせていただきます。」
『こちらとしては惜しいが仕方ないの。』
「まだ、変なことに使われるよりマシだと思うんですがね。」
『それもそうですね。それに、あの団体にはあまりいい噂を聞きませんしね。』
「では、今回はそういった輩を排除できた。ってことですね?」
『ああ、だが他にもそんな団体は山ほどいるが、その中でも1番大きかったのがあの団体だからいいだろう。』
『それよりも、そろそろあの戦争の年になるな。』
『あ、ああ、そうだな。われらの方も兆候は感じている。』
『それに、伝承通りだと来年の春頃になるだろうな。』
「アレってなんだ?」
『ああ、浩太は知らんようだな。伝承によると100年に一度悪魔軍が攻めてくるのだ。1度この大陸の半分以上持って行かれたらしい。』
「なるほど、それは厄介だな。」
『まあ、今回は浩太殿がいますしどうにかなるであろう?』
「そうだな。だが、戦車隊の数が少ないから、びみょうな戦力になっちまうけどな。」
その後何時間も会議が続き終わったのは真夜中だった。

「死神始めました」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く