死神始めました

田中 凪

第56話 第二試合

「両者入場!!」
さーて行こうか。ちなみに今の格好はというと、ガン○ムに出てくるシャ○が、付けているような仮面を被り革の鎧にロングコートを羽織り普通のズボンを履いて刃引きをした刀という軽装である。正直に言うと革の鎧はいらない。だが、ルールに防具を必ず付けることとなっているため仕方が無い。そして観客から
「おいおい、戦う気あんのかよ!!」
などのブーイングが飛び交う。
さて試合場の真ん中に来て握手を交わす。相手は確か・・・エドモンドだったかな。試合を始める前に彼は
「そんな細い剣で何ができるのですか?」
などと笑っていたが、そんな余裕にしていられるのは今のうちだぞ。と思っていた。こう言うやからは無視するに限る。
「試合開始!!」
それと同時に彼は詠唱を始める。僕は詠唱をしなくても魔法を使えるので彼の詠唱に合わせてあげよう。
「まずは小手調べだ!ファイアーショット!」
ふむ炎系統か。では、
「ウォータースラッシュ!」
これで魔法は相殺される。
「ば、バカな無詠唱だと!?」
炎と水をぶつけると必ず白い霧が生まれる。そのため視界が悪くなるが、【神眼】を使えばそんな物は関係無い。
そのまま距離を詰めて相手の首に刀をそわせる。霧が晴れると彼はようやく自分の状況を理解し、
「降参だ。」
と言って両手を上げた。
「そこまで!」
審判がそう言ったので刀を鞘に収める。どうだ?君がバカにした細い剣で勝ちましたよ?と、思いながら会場を降りる。

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