初心者がVRMMOをやります(仮)
現実世界にて<不可思議なオフ会 2>
驚いた顔をした母が、袋から一つ一つ丁寧に小さな箱を出していく。
「これは、りりちゃんにね。これがいっくん。それから……」
箱に書かれた「瑞穂伯母さんへ」の文字に瑞穂は見覚えがあった。
「! 美玖ちゃん」
「ディッチさん! どうしてディッチさんがこれを持って来れるの!?」
姪のりりかと息子の一弥がすぐに声をあげた。
「それに関しては、いくつかの『偶然』が重なり合ったということで。とりあえず、美味しく食べませんか?」
すぐさまディッチが促した。だが、座ったものの、食事などは二の次になっていた。
「まず、俺の職業から。高校で化学を教えております。現在は県立櫻井高校で一年学年主任もつとめております」
「……あなただったの。美玖ちゃんが脱水症状になった時に助けてくれたのは」
瑞穂は思わず呟いた。
「結果的に、としかいえません。実際、古瀬さんのクラス担任では対応が難しかったので俺が窓口になっていました。
事件が起きたあのゲームですが、実は俺たちも現在そちらに移っていたのが功を奏したと言ったほうがいいかもしれません。それを薦めたのは、マープルさんだと本人からも伺っています」
「えぇ。だって、美玖ちゃんったら『マイナーなのがいい』って言うんだもの。色々美玖ちゃんの要望を聞いた結果です」
母がさらりと理由を告げた。確かにメジャーなゲームでは妹夫婦にばれやすかっただろう。
「だけどさ、あれってチュートリアルもめっちゃ初心者向けじゃないよね?」
一弥も一度やってみようと思って手を出していたが、結局今のゲームに戻っている。だから、そのあたりも知っているのだ。
「そりゃもう。あんなものやるくらいなら、俺たちだと勝手にやったほうがいいくらいの、不親切さだね」
ジャスティスが苦笑して言う。
「はい。ですから、古瀬さんもやって間もなくの四月頭には躓いていたようです。その時にたまたまジャッジが助けまして」
「あれ? ジャッジさんばあちゃんの依頼断ってなかったっけ?」
「その頃にはカナリア……ゲーム内での美玖のプレイヤーネームだが、……会ってたんだ。だからカナリアにかかりきりなるからばあさんのは断った。本当に偶然としか言えないいんだよ」
ジャッジがさらりと美玖を呼び捨てにしていた気もしたが、それよりも続きが気になった。
「マープルさんのところから一度長時間ログインしてますよね。その日が俺たちと古瀬さんがゲーム内で顔を合わせた初日です。俺はお呼びじゃなかったんですが、妹のレットと、ここにいるジャス、それから今日は欠席してますが、ディスにジャッジが『とある人物にエンチャントの仕方を教えて欲しい』と頼んできました」
そのとある人物こそ美玖だったのだろう。
「アバターとリアルの外見をそこまで変えていなかったので、俺が気付きました。最初、その人物は親にゲームを禁止されていると聞いていたので、おそらく勉強を疎かにしているんだと思っていたんです。
でも、違った。翌日も長時間のログインが必要なため、学校もしくは学校近くの図書館で勉強をするのだと伝えろと俺が言いまして、翌日は櫻井駅でレットに待っていてもらいました」
「私の職業は警察官ですから、素人の尾行にすぐ気付きました。そして図書館に入り、美玖ちゃんだけをトイレに行かせ、私は外で待っていたんです。その時に、母親らしき人が電話をどこかにかけ、『美玖ちゃんは何も知らなくていい、全てあの子に被せればいい。憂さ晴らしも出来て一石二鳥』そう言ってたんです。その言葉で私は虐待を疑いました。それを兄に伝え注意するよう喚起し、尾行をまいて私の部屋からログインしてもらいました」
「!!」
ディッチの言葉を継いだスカーレットの言葉に全員が言葉を失った。そこまでだったとは。見てみぬ振りをし続けてた結果だろう。
「お盆休みまでは、古瀬さんはVRMMOをしていると疑われても、何とかすり抜けてきました。今までSNSでジャッジとやり取りをしてたものも、俺が間に立つようになりましたし、元のパソコン自体、このジャッジが組んだやつです。そりゃもう、プロテクトが凄くて無理だったみたいですね。
急変したのはお盆です。古瀬さんの父方の従兄、……ゲーム内ではシュウと名乗っていますが、その男が余計なことをしたんですよ。彼女がゲームをしていて、たった数ヶ月でゲーム内では名の知れたアクセサリー職人になったと。これがご夫婦の導火線を短くしたようです。
あとはご存知でしょうから、省きます」
「……もし、その人が穂波さんたちに言わなかったら?」
弟の妻が恐る恐る尋ねていた。瑞穂も聞きたかったが、言えなかった。
「多分、もう少し発見が遅れた可能性があります。どこでばれるかは分かりませんが」
「そんなの、変だよ!!」
りりかが叫んでいた。
「叔母さんだってゲームするんだよ!? 何で美玖ちゃんだけ駄目なの!? 何で美玖ちゃんをいつも虐めるの!?」
「それに関しては、報道されているとおりとしか、私からも言えないんです」
スカーレットが悔しげに呟いていた。
「あと、言わせてもらえばじいさんが死んだことも美玖のせいにされてたぞ。『お前のせいでじいさんが死んだ。ばあさんも殺す気か』って散々脅されてたみたいだ」
ジャッジが憎々しげにはき捨てていた。
「おかしいじゃん! お祖父ちゃんがあのお家に移った時点で末期の癌だったんでしょ? お父さん!」
「……あぁ。だから最期くらいは一番不憫な孫娘を助けてやりたいって、俺たちに懇願してきた。俺たちも折れて、承諾した。余命半年のところを三年も生きたんだ。逆に美玖の優しさで助けられたって親父が言ってた。ホスピスじゃなくて、あの家を選んで正解だと……」
弟も苦しそうに答える。そう、父の最期を看取った二人が聞いた台詞だった。そして、残り二人の孫から離れて申し訳なかったと、言っていた。あの時ですら、妹は一度も見舞いに来なかった。
「俺たちも、加害者だから今日は美玖を連れてこなかったんですね? ディッチさん」
弟の言葉にディッチは少しばかり困った顔をしていた。
「それもありますが、古瀬さんはまだ日常生活を送るのに難しいんです。それが一因で、もう一つは保護プログラムの関係上と言っておきます。……レット」
「保護プログラムに関しては、私から説明します。美玖ちゃんは被害者です。そして、父方の家から逆恨みされていてもおかしくありません。それで第二の被害に合わないようにするためです。……一応結婚式などであなた方とも相手方が顔を合わせていることを考えると、危険です。これは分かりますか」
こくりと全員が頷いた。
「そして、この先古瀬家と磯部家双方と無縁のところと養子縁組をすることになります。美玖ちゃんも本当は自分の口でお別れを言いたいところでしょうが、そういえない状態になっていまして」
そして現状を聞く。唖然とするしかない。
「治療する者も一緒にですが、夜逃げのように逃げるそうです。だから、お別れを言えなかった分、皆さんに贈り物をしたかったようでいつも以上に根つめてそれを作ってましたよ」
「全員分、美玖の手作りなんですか?」
「イッセン君、そのとおりよ。あたしたちと会ったときですら、ゲーム内でこれ以上のクオリティで作ってたの。それなのに『不器用』っておかしくない?」
今までと違い、スカーレットが軽い口調で言った。
「うん。おかしい。俺らも美玖は不器用じゃないって言っても否定してたからなぁ」
「それが洗脳。美玖ちゃんはずっとその状態だった。自分が悪い子だから、親に何を言われてもされても仕方ない。不器用なのも本当だって思いこんでたそこから回復するのが先」
悔しそうに一弥が唇をかんでいた。
「俺さ、今回の事件が発端になって就職の内定取り消しになったし、父さんも閑職に追いやられたしで、すっごく理不尽だと思ってた。でも、俺たちが動いていれば違ったんだね」
「過ぎたことを言っても仕方ない。美玖ちゃんにはどんな事を言っても言い訳にしかならないのだからね」
夫が寂しげに呟いていた。
「……まぁ、そんな感じなんで、俺の親戚がこのオフ会すらも企画したようですよ。おそらく旅費もその方が支払っているかと……」
ディッチが苦笑しながら言う。そして、話は終わった。
そのあと、無理矢理一弥たちが明るくして、場を盛り上げていた。
そして、今ジャッジと美玖が付き合っていることを知るが、それすらも瑞穂の気持ちを盛り上げることは出来なかった。
「これは、りりちゃんにね。これがいっくん。それから……」
箱に書かれた「瑞穂伯母さんへ」の文字に瑞穂は見覚えがあった。
「! 美玖ちゃん」
「ディッチさん! どうしてディッチさんがこれを持って来れるの!?」
姪のりりかと息子の一弥がすぐに声をあげた。
「それに関しては、いくつかの『偶然』が重なり合ったということで。とりあえず、美味しく食べませんか?」
すぐさまディッチが促した。だが、座ったものの、食事などは二の次になっていた。
「まず、俺の職業から。高校で化学を教えております。現在は県立櫻井高校で一年学年主任もつとめております」
「……あなただったの。美玖ちゃんが脱水症状になった時に助けてくれたのは」
瑞穂は思わず呟いた。
「結果的に、としかいえません。実際、古瀬さんのクラス担任では対応が難しかったので俺が窓口になっていました。
事件が起きたあのゲームですが、実は俺たちも現在そちらに移っていたのが功を奏したと言ったほうがいいかもしれません。それを薦めたのは、マープルさんだと本人からも伺っています」
「えぇ。だって、美玖ちゃんったら『マイナーなのがいい』って言うんだもの。色々美玖ちゃんの要望を聞いた結果です」
母がさらりと理由を告げた。確かにメジャーなゲームでは妹夫婦にばれやすかっただろう。
「だけどさ、あれってチュートリアルもめっちゃ初心者向けじゃないよね?」
一弥も一度やってみようと思って手を出していたが、結局今のゲームに戻っている。だから、そのあたりも知っているのだ。
「そりゃもう。あんなものやるくらいなら、俺たちだと勝手にやったほうがいいくらいの、不親切さだね」
ジャスティスが苦笑して言う。
「はい。ですから、古瀬さんもやって間もなくの四月頭には躓いていたようです。その時にたまたまジャッジが助けまして」
「あれ? ジャッジさんばあちゃんの依頼断ってなかったっけ?」
「その頃にはカナリア……ゲーム内での美玖のプレイヤーネームだが、……会ってたんだ。だからカナリアにかかりきりなるからばあさんのは断った。本当に偶然としか言えないいんだよ」
ジャッジがさらりと美玖を呼び捨てにしていた気もしたが、それよりも続きが気になった。
「マープルさんのところから一度長時間ログインしてますよね。その日が俺たちと古瀬さんがゲーム内で顔を合わせた初日です。俺はお呼びじゃなかったんですが、妹のレットと、ここにいるジャス、それから今日は欠席してますが、ディスにジャッジが『とある人物にエンチャントの仕方を教えて欲しい』と頼んできました」
そのとある人物こそ美玖だったのだろう。
「アバターとリアルの外見をそこまで変えていなかったので、俺が気付きました。最初、その人物は親にゲームを禁止されていると聞いていたので、おそらく勉強を疎かにしているんだと思っていたんです。
でも、違った。翌日も長時間のログインが必要なため、学校もしくは学校近くの図書館で勉強をするのだと伝えろと俺が言いまして、翌日は櫻井駅でレットに待っていてもらいました」
「私の職業は警察官ですから、素人の尾行にすぐ気付きました。そして図書館に入り、美玖ちゃんだけをトイレに行かせ、私は外で待っていたんです。その時に、母親らしき人が電話をどこかにかけ、『美玖ちゃんは何も知らなくていい、全てあの子に被せればいい。憂さ晴らしも出来て一石二鳥』そう言ってたんです。その言葉で私は虐待を疑いました。それを兄に伝え注意するよう喚起し、尾行をまいて私の部屋からログインしてもらいました」
「!!」
ディッチの言葉を継いだスカーレットの言葉に全員が言葉を失った。そこまでだったとは。見てみぬ振りをし続けてた結果だろう。
「お盆休みまでは、古瀬さんはVRMMOをしていると疑われても、何とかすり抜けてきました。今までSNSでジャッジとやり取りをしてたものも、俺が間に立つようになりましたし、元のパソコン自体、このジャッジが組んだやつです。そりゃもう、プロテクトが凄くて無理だったみたいですね。
急変したのはお盆です。古瀬さんの父方の従兄、……ゲーム内ではシュウと名乗っていますが、その男が余計なことをしたんですよ。彼女がゲームをしていて、たった数ヶ月でゲーム内では名の知れたアクセサリー職人になったと。これがご夫婦の導火線を短くしたようです。
あとはご存知でしょうから、省きます」
「……もし、その人が穂波さんたちに言わなかったら?」
弟の妻が恐る恐る尋ねていた。瑞穂も聞きたかったが、言えなかった。
「多分、もう少し発見が遅れた可能性があります。どこでばれるかは分かりませんが」
「そんなの、変だよ!!」
りりかが叫んでいた。
「叔母さんだってゲームするんだよ!? 何で美玖ちゃんだけ駄目なの!? 何で美玖ちゃんをいつも虐めるの!?」
「それに関しては、報道されているとおりとしか、私からも言えないんです」
スカーレットが悔しげに呟いていた。
「あと、言わせてもらえばじいさんが死んだことも美玖のせいにされてたぞ。『お前のせいでじいさんが死んだ。ばあさんも殺す気か』って散々脅されてたみたいだ」
ジャッジが憎々しげにはき捨てていた。
「おかしいじゃん! お祖父ちゃんがあのお家に移った時点で末期の癌だったんでしょ? お父さん!」
「……あぁ。だから最期くらいは一番不憫な孫娘を助けてやりたいって、俺たちに懇願してきた。俺たちも折れて、承諾した。余命半年のところを三年も生きたんだ。逆に美玖の優しさで助けられたって親父が言ってた。ホスピスじゃなくて、あの家を選んで正解だと……」
弟も苦しそうに答える。そう、父の最期を看取った二人が聞いた台詞だった。そして、残り二人の孫から離れて申し訳なかったと、言っていた。あの時ですら、妹は一度も見舞いに来なかった。
「俺たちも、加害者だから今日は美玖を連れてこなかったんですね? ディッチさん」
弟の言葉にディッチは少しばかり困った顔をしていた。
「それもありますが、古瀬さんはまだ日常生活を送るのに難しいんです。それが一因で、もう一つは保護プログラムの関係上と言っておきます。……レット」
「保護プログラムに関しては、私から説明します。美玖ちゃんは被害者です。そして、父方の家から逆恨みされていてもおかしくありません。それで第二の被害に合わないようにするためです。……一応結婚式などであなた方とも相手方が顔を合わせていることを考えると、危険です。これは分かりますか」
こくりと全員が頷いた。
「そして、この先古瀬家と磯部家双方と無縁のところと養子縁組をすることになります。美玖ちゃんも本当は自分の口でお別れを言いたいところでしょうが、そういえない状態になっていまして」
そして現状を聞く。唖然とするしかない。
「治療する者も一緒にですが、夜逃げのように逃げるそうです。だから、お別れを言えなかった分、皆さんに贈り物をしたかったようでいつも以上に根つめてそれを作ってましたよ」
「全員分、美玖の手作りなんですか?」
「イッセン君、そのとおりよ。あたしたちと会ったときですら、ゲーム内でこれ以上のクオリティで作ってたの。それなのに『不器用』っておかしくない?」
今までと違い、スカーレットが軽い口調で言った。
「うん。おかしい。俺らも美玖は不器用じゃないって言っても否定してたからなぁ」
「それが洗脳。美玖ちゃんはずっとその状態だった。自分が悪い子だから、親に何を言われてもされても仕方ない。不器用なのも本当だって思いこんでたそこから回復するのが先」
悔しそうに一弥が唇をかんでいた。
「俺さ、今回の事件が発端になって就職の内定取り消しになったし、父さんも閑職に追いやられたしで、すっごく理不尽だと思ってた。でも、俺たちが動いていれば違ったんだね」
「過ぎたことを言っても仕方ない。美玖ちゃんにはどんな事を言っても言い訳にしかならないのだからね」
夫が寂しげに呟いていた。
「……まぁ、そんな感じなんで、俺の親戚がこのオフ会すらも企画したようですよ。おそらく旅費もその方が支払っているかと……」
ディッチが苦笑しながら言う。そして、話は終わった。
そのあと、無理矢理一弥たちが明るくして、場を盛り上げていた。
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