初心者がVRMMOをやります(仮)
カナリア以外も非常識?
翌日、ギルド「カエルム」本拠地にメンバー全員が集まった。
「とりあえずイッセン君」
「何でしょう?」
「PvPで対戦してみようか」
「はぃ!?」
唐突なディッチの発言。さすがに面食らうしかない。
「カナリア君に口頭で説明するよりも、実戦で培ってもらいたいんだけどね。PvP不可だし。分かりやすくするにはMPとかそっち系全捨てのイッセン君に代理で立ってもらった方がいい」
「んなことしたって、どんなスキルと魔法使ったか分かんなかったら意味ないですよね!?」
「あ、その辺は大丈夫! タカさんとユウに『お願い』して昨日のうちに今回限りのプログラム組んでもらったから」
「……何させたんですか」
「ん? 互いに使った技や現在の状態が見えるように。ただし、この空間限定」
「マジっすか」
イッセンの言葉に、ディッチは笑う。
互いのAIを連れて、PvPへと挑むことになった。
「つうわけで、まずタブレットの設定な。『PvP』のところにある『設定』。んでもって『その他』を十回タップ。そのあと出てきた画面に『skill up』と入力。それでOK』
PvPに二人が入った瞬間、ユウが指示を出していく。
『つか、こんな簡単に出来るって。何で?』
「最初からつけてた機能だったんだが、次のPvPの時に手の内見せるってことで、却下された。隠しコマンドとして親父がつけといた」
しれっとユウが言う。驚いたのはカナリアとリリアーヌのみ。ジャッジたちは平然としていた。
『何やってるんですか!?』
イッセンの突っ込みにカナリアは頷く。そして『PvP不可』にしておいてよかったと心の底から思った。
「そのあと、もう一回『その他』を五回タップして『shut』と入力。そのあともう一回『room area』と入力。だと、この部屋限りスキルが見える」
そして、ユウはこちらを見る。
「で、俺らもタブレットの設定必要。ジャッジ、カナリアのやったげて。同じように『設定』五回押しの『room lock』。これで設定完了」
そして、互いの技を見せつつ行うPvPが始まった。
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