吸血鬼転生者は異世界で好きなように過ごすようです

折紙ヨウ

生徒会

「生徒会補佐になって欲しいの」
「何故でしょうか?」
「あなたが天才だからよ」

私がなぜこうなったのかと言いますと…
30分前程遡り

「…でね私がクーナに言ったのそんな事も1人で出来ないようではお母様みたいなレディーにはなれないからいいのって」
「クーごめんね妹が」
「いえいえ少々お世話をしすぎた様でしたし」
「って聞いてるお姉さま」
「はいはい」
「あのーシャルロッテさん…」
「はい…あなたは確か同じクラスのミルヒオーレさんだったよねわたしになにか?」
「その…おね…生徒会長が呼んでるので10分後に生徒会室へユキノさんと2人で来てくださいって…」
「分かったわユキもいい?」
「はい大丈夫です」
「という事なんだけどフローラ達も悪いけどいいかしら?」
「私は大丈夫だよシャロちゃん」
「私も大丈夫ですシャル様」
「私達も大丈夫ですよねーミラちゃん」
「そうだねメアちゃん王都の観光をしようと思ってるんですけどフローラちゃん達もどうです?」
「いいですよ~王都をは何回か来たことがあるので案内しますよ」

この2人は王都を観光するそうでいついくか決めていたのでちょうどよかったらしくその2人にフローラ達もついていくようで安心した

「じゃあ行きましょうミルヒオーレさん」
「はい!シャルロッテさん」
「シャルでいいわよ」
「じゃあシャルさんであの私もミルヒでいいです」
「分かった一つ聞いていい?」
「なんでしょう?」
「さっき生徒会長のことをおねって言いかけて辞めていたけど生徒会長の妹なの?」
「実は…そうなんです」
「どうしたの?」
「いえ何でもないんです…あっここですねじゃあ私はこれで…」
「ありがとう」
「あり、がとう」
「いえいえそのまた明日」
「ええまた明日」



「失礼します」

私達が生徒会室に入ると生徒会のメンバーと思われる6人が座っていた

「そこに座ってくれる?」
「分かりました」
「…はい」
「あなた達をなぜ呼んだのかそれを今から話すは
生徒会は4、5、6年生でしかなれないのだけれど生徒会補佐としては1.2.3.年生もなれることになっているのであなた達には生徒会補佐になって欲しいのよ」
「何故でしょうか?」
「あなたが天才だからよ」
「私は、何故で、すか」
「あなたもよ」
「私は、3位だった、はず、です」
「ティナさんには昨日聞いたわ」
「ティナはなんて?」
「シャルロッテさんあなたが入ればなるそうよ」
「はあ…でなぜ?」
「だから言ってるでしょうあなた達は天才なのよ
筆記テストではシャルロッテさんあなたは全問正解ティナさんは1問間違えユキノさんは4問間違えと全員好成績だし
実技のテストに至っては8位まで全員無詠唱だったけどあなた達3人は規格外よまずユキノさんあなたは2cmの氷球アイスボールで的のど真ん中に当てて全部凍らせてしまうしティナさんはティナさんで火球ファイアボールを2cmの純度100%の火で的に当てるし極めつけはシャルロッテさんあなた水球ウォーターボールを5mmにした上にど真ん中に当てて壊れないように上級魔法でブロックしている的を壊すしスピードは一瞬だったのよそれを天才と言わないとどうなるのよ
ついでに言うけどあなたは特に規格外なのよシャルロッテさんクーナさんとクロエさんに聞いたけどクーナさん達は家庭教師に教えて貰ったあとあなたが教えたそうじゃないクーナさんは実技は的に風魔法でキズをつけるし筆記は普通だったけど
クロエさんは筆記は10問ミス実技は的に外してたけど地面がえぐれてるしなんて教えたらそうなるのよ」
「知りませんよ」
「とにかくあなた達3人は生徒会補佐になってもらいたいの」
「…考えて起きます」
「いい返事を期待してるわ」

「「失礼しました」」




「それはそうとユキ氷魔法使えるようになったのね」
「うん、シャル様を驚かそうとしたけど生徒会長にバラされた…」
「すごいわ十分に驚いたよ」
「なら、よかった」

火狐なので水属性は使えるだけでも凄かったはずなのに氷魔法まで使えるようになるなんてねすごいじゃん

「ユキはどうする?生徒会補佐」
「私は、やっても、いい」
「どうして?」
「私は、奴隷だったから、こんな、学校、にまで、行けるとは、思って、無かった、から、してみたい」
「そうなら私もやるわ」
「うん」

ユキはそんな事を考えてたのか…ならユキのためにもやらないとね



みんなに私たちの部屋に集まってもらって生徒会室で起きたこと生徒会補佐になることを話した

「ーーーと言うことで生徒会補佐になるからティナはどうする?」
「じゃあ私もやるわ」
「いいの?」
「ええシャルがするなら面白くなりそうだしね」
「さすがお姉さますごい!」
「ほんとです頑張ってください」
「シャロちゃんはほんとにすごいな私の事も助けてくれたし生徒会長に天才って言われるなんて」
「そうだね生徒会長さんも確か凄かったはずなのにその人に天才って言われるなんてすごいね」
「さすが私が選んだ契約者」
「確かにねさすがだねこれは自慢ものだね」
「にぁー!」
「ははは」

みんなすごく褒めてくれたのは嬉しいんだけど何かあたり前だけどみたいな言い方はやめて欲しかったな~



○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

「シャルロッテさん達生徒会補佐になってくれますかね会長」
「あの子はなるわよきっと」
「何故です?」
「私よりもすごいもの」
『ええっ』
「そんなに驚くこと?」
「会長より凄い人って賢者様とか剣聖様とかじゃないと無理でしょ」
「あの子は格が違うわ
ちょっとバレないように鑑定して見たんだけどユキノさんとティナさんはすごいとしか言いようがないわね今なら私は勝てるけどあなた達なら10回やったら4回は負けるわねけどシャルロッテさん彼女も普通に見れたはただ…」
「どうしたんですか?」
「見てもらった方が早いわ」


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シャルロッテ・リ・クレア
ハーフ

Lv.10
そのレベルでは見れません

魔法スキル
精霊魔法Lv.8
召喚魔法Lv.3
水属性魔法Lv.10
風属性魔法Lv.9
土属性魔法Lv.5
雷属性魔法Lv.10
回復魔法Lv.4
聖属性魔法Lv.10
空間魔法Lv.3
竜魔法Lv.3

スキル
剣術Lv.7
双剣術Lv.8
体術Lv.4
鍛冶Lv.6
料理Lv.9
鑑定Lv.9
身体強化Lv.6

固有スキル
そのレベルでは見れません

加護
見せません

称号
見せません

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「全く見れなかったわ彼女は私よりも天才で現時点で私の方が少し強いくらいで10回したら確実に半分負けるわ」
「それ程ですか」
「加護と称号に見せませんが表示されるのは神様のお気に入りという加護があるか加護と称号がたくさんあるからよそれに私の鑑定Lv.は5隠滅で隠してるんじゃなくて今のレベルでは私が見れないのよつまり私と同格程あると考えた方がいいわ」
「なるほど」

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