吸血鬼転生者は異世界で好きなように過ごすようです

折紙ヨウ

第1章 幼少期1

「此処は何処?」

そこはパソコンのようなものが浮いているだけの白い空間だった。

【やぁ僕は君の世界で言うところの神様さ!】
…幼女だった
「……神様が僕に何の用です?
さっき死んだ気がするんですけど。」
【む…以外に冷静だね
面白く無いなー。】
「すごいびっくりしてますし、神様が幼女なのも知らなかったですし
色々混乱しすぎて反応が追いつきませんよ。」

彼は死んだ、女子高生を居眠り運転のトラックから助けて死んだ。

【そうか…まあいいや
君には君達の世界で言うところの異世界転生って奴をしてもらいます!】

「えーと、理由を聞いても?」
【そうだね。君はその世界で死んだ人間の第7777777777何処まで言ったっけ?……まぁとにかく何人記念でみたいな奴で選ばれたんだよ。だから嫌なら別に行かなくてもいいよ。】
「……行きますよ別に。
行かない理由無いですし、
どんな世界なんですか?」
【剣と魔法のファンタジーって奴だよ。
他に質問はない?ないならそのパソコンを開いて。】
「…分かりました。」
【そうあとはステータスといっても種族を決めてもらうだけだからこんなことしなくても良かったんだけどね。】

「……吸血鬼かゴブリンってどういうことです?」
【獣人とかエルフとかの方が良かった?
僕は君になって欲しい種族が吸血鬼だっただけで
ゴブリンは何となくだよ。】
「……吸血鬼以外選択しないじゃないですか。そもそも
……まぁいいですよ。ステータスって異世界行っても見れますか?」
【ん?別に見れるけどどうしてだい?】
「自分の能力知りたいじゃないですか。」
【なるほどね
見れるよ、鑑定のスキルがあるから。】


神様は楽しみにしていた。これから彼はどんなことを異世界でするのか、どんな事に巻き込まれるのか。

「分かりました。」
【じゃああっちでも頑張ってねー。】

【さーてこれからどんな展開になるのかなー
ぐふふ。】






   ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「ーーーーーーー」

んっほんとに赤ちゃんになってる
聞いてなかったらびっくりしてたな。
今でも十分びっくりしたし
それにしてもここ何処だろう?

「ーーーー」

女の人だ
あれはお母さんなのだろうか何を言ってるのか分からない。時期に聞こえるようになるだろうし。考えるのを辞めよう。

「ーーーーーーーーーーーーー」
「ーーーーーーーー」

男の人だお父さんだろうか。
手を伸ばしてきた
痛い!腕痛い!
力強いって。

「お、お、おぎぃやあーーーー
おぎゃぁー」

あーーっ、びっくりしたー。赤ちゃんだから感情がすぐ出るのか。男の人女の人に怒られてるよ。ご愁傷様

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」
「ーーーーー。」

相変わらず何言ってるかわからないけど。


僕が生まれて3ヶ月ほど立った。
だいぶ話の内容が分かるようになったしハイハイができるようになった。
それと僕はなんと女の子だった!!
僕の母は僕を生んですぐに死んだということが分かった。
少し寂しいと思うが、見た事がないのですごく悲しいとはならなかった。

家の人でわかった事は、僕の父は公爵でルーラッハ・リ・クレアだと言うこと。
三人の奥さんがいて
僕の母は第2夫人でリースフェルト・リ・クレアだと言うこと。
他には第一夫人のアリシアさんと第三夫人のビクトリアさん
僕の母はヴァンピール、アリシアさんは人間、ビクトリアさんは獣人で、色んな種族がいる
そして第一夫人の子供が2人
今年3歳のルルーシュ・リ・クレア君
そして生まれて1ヶ月目のクロエ・リ・クレア
と第三夫人がお腹に赤ちゃんがいる。
それと母とアリシアさんとビクトリアさんはとても仲が良かったらしく母が死んで僕や父よりも悲しんでいた。
あと吸血鬼が減ってきているとか僕の血は吸血鬼の血の方が多いとかそんな感じかな。

あとはステータスを確認してみました。
こんな感じです。

========================
 
名前:シャルロッテ・リ・クレア
種族:吸血鬼ヴァンピールと人類のハーフ
性別:女
Lv.1
HP175
MP20000

STR(攻撃力)200
DEF(防御力)100
INT(賢さ)45
AGL(素早さ)400
DEX(器用さ)190

魔法スキル
精霊魔法Lv.5
召喚魔法Lv.3
水属性魔法Lv.6
風属性魔法Lv.5
土属性魔法Lv.1
雷属性魔法Lv.7
回復魔法Lv.2
聖属性魔法Lv.3
空間魔法Lv.1
竜魔法Lv.3

スキル
剣術Lv.1
双剣術Lv.1
体術Lv.1
鍛治Lv.2
料理Lv.3
鑑定Lv.2
身体強化Lv.2

固有スキル
創造Lv.7
自動回復Lv.5
魔力操作Lv.6
吸血Lv.5
血の契約Lv.4
ブラッドクラフトLv.7
日光耐性Lv.MAX
完全防御Lv.5
無詠唱
アイテムボックス
直感

加護
創造神の加護
聖霊王の加護
龍王の加護
雷神の加護
戦乙姫の加護
妖精の加護
神様のお気に入り
神々に愛されし者

========================




ちなみに成人男性の平均ステータス
========================
名前:
種族:人
性別:男
Lv.1
HP100
MP76

STR79
DEF47
INT67
AGL24
DEX32

魔法スキル
火属性魔法Lv.2

スキル
剣術Lv.3
体術Lv.2

========================

こんな感じです。
なんか思った以上に強そうです。
安全に暮らせそうですね。
これからが楽しみです。
それにしてもよくわからないスキルとかありますね。
気が向いたら見てみることにしましょう。

そう言えば、前世の記憶が曖昧なんですよね。
知識はあるのに、自分の名前が思い出せない何ででしょう。
まぁいっか

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

「ふぅっふふーふ♪
ふっふふーふ♪」

彼女は旅をしていた。
自分の居場所を探す旅を
楽しいものを探す旅を
そして、最高の主人を探す旅をしていた。

「ん?
なんか面白い匂いがする♪
行ってみよー。」

今度はいい人に会えるかな

彼女は孤独だった
彼女の理想は高すぎたからだ
彼女は思う今度こそいい人に会えますように。と


○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

何だろう
めんどくさい事になりそうだなとりあえず疲れたし寝よう赤ちゃんの体って面倒だな。
シャルロッテはそう思うのだった。



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