初めまして。
第一話 友達が出来た。
私の学校生活は、割と満足してる。
特にこれといった友達はいないけど、話しかけられたら返しはするし、それ以外の時は大好きな本を読んでる。
そんな私、飯川由鶴は高校二年生ながらに仕事をもらっていたりする。
本好きが高揚して読んだ本の感想や評価をブログに上げていたら、出版会社から書籍評論の依頼が来て、それからはバイト感覚で来た仕事を回してる。意外と割のいいバイトで、好きなことをしているだけでお金が貰える嬉しい仕事だ。
そんな私は少し活動範囲を広げてみることにした。今世界規模で流行っているSNS「JOIN」だ。
これはグループを作ってその中で発言や会話が出来るアプリ。
小説が好きな人達が自由に参加出来るグループがあったり、私の通っている高校のグループもある。
出版会社の人から教えてもらい、最近ではブログの更新をそこで宣伝したり、他の本好きな人達と語りあったりしている。
因みに「JOIN」では名前そのままユズルにした。
今日、そんな私に個人宛てのメールのようなものがきた。
初めてのことだったからまずどうやって見るのか分からなかったけど、何か光っているところをタッチしたら見ることが出来た。
『初めまして。私はハルと言います。ユズルさんの紹介する本は私が好きなものばかりなので、是非お話が出来ればと送らせていただきました。もしもお話出来るのであれば、お返事お待ちしてます』
気付いたらニヤニヤしていた。これまで仕事で褒められることはあったけど、そこまで身に染みることはなかったというのに。
これがファンというやつなのでしょうか。いや彼、いや名前的に彼女か。彼女、ハルちゃんは対等な関係を望んでいるように思える。
私は直ぐ様返信した。
『初めまして。ユズルです。私も本について語れる仲間が欲しかったので大歓迎です!』
それから様々な本のことを語り合った。私だけでは気付かなかった点や思いつかなかった発想、視点を教えてくれるハルちゃんは私にとって大切な友人。
初めての友人に柄にも無くガッツポーズをしてしまったことは秘密。
特にこれといった友達はいないけど、話しかけられたら返しはするし、それ以外の時は大好きな本を読んでる。
そんな私、飯川由鶴は高校二年生ながらに仕事をもらっていたりする。
本好きが高揚して読んだ本の感想や評価をブログに上げていたら、出版会社から書籍評論の依頼が来て、それからはバイト感覚で来た仕事を回してる。意外と割のいいバイトで、好きなことをしているだけでお金が貰える嬉しい仕事だ。
そんな私は少し活動範囲を広げてみることにした。今世界規模で流行っているSNS「JOIN」だ。
これはグループを作ってその中で発言や会話が出来るアプリ。
小説が好きな人達が自由に参加出来るグループがあったり、私の通っている高校のグループもある。
出版会社の人から教えてもらい、最近ではブログの更新をそこで宣伝したり、他の本好きな人達と語りあったりしている。
因みに「JOIN」では名前そのままユズルにした。
今日、そんな私に個人宛てのメールのようなものがきた。
初めてのことだったからまずどうやって見るのか分からなかったけど、何か光っているところをタッチしたら見ることが出来た。
『初めまして。私はハルと言います。ユズルさんの紹介する本は私が好きなものばかりなので、是非お話が出来ればと送らせていただきました。もしもお話出来るのであれば、お返事お待ちしてます』
気付いたらニヤニヤしていた。これまで仕事で褒められることはあったけど、そこまで身に染みることはなかったというのに。
これがファンというやつなのでしょうか。いや彼、いや名前的に彼女か。彼女、ハルちゃんは対等な関係を望んでいるように思える。
私は直ぐ様返信した。
『初めまして。ユズルです。私も本について語れる仲間が欲しかったので大歓迎です!』
それから様々な本のことを語り合った。私だけでは気付かなかった点や思いつかなかった発想、視点を教えてくれるハルちゃんは私にとって大切な友人。
初めての友人に柄にも無くガッツポーズをしてしまったことは秘密。
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