異世界行ったら魔王になってたんだけど(以下略)

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25 . 把握不可能

「ただいま帰りました〜」

あのアイナ逃亡事件から2日、メイが実家から帰ってきたのだ。
「あ、おかえり」
「おかえりなさいー!」
「おかえり」
「アイナ様、お土産買ってきましたよ〜」
差し出された箱を開けるとそこにはケーキが入っていた。透明なジェルの中に色鮮やかな花が入れられている高そうで美味しそうなケーキだ。
「これ!!メイのイチオシなんです〜!」
「今日の3時のおやつね」
「はい!わかりました!私も楽しみですー!」
本当にマイとメイの二人は甘党らしい。
「あ、そうだ。お姉様方、お手紙預かってきたのです」
そう言うとメイは懐から取り出した2通の綺麗な封筒を二人に渡した。
「いったい何でしょう」
アイが綺麗に開けていくのを他所にビリリッと豪快な音を立てて上の方を破っているマイの二人を見ていると本当に姉妹なのだろうか、と思ってしまった。
アイとマイはお互いに手紙を一通り読むと顔を上げた。

「アイナ様、実家に行きましょう」

「は?」

「何だかやばいらしいですよ…!!!アイナ様も同行ということになるのですが実家に帰らせていただきます!!」
「え?同行って…まず何があったの?」
「なんと!そんな事が〜!!メイはお母様方には会えてませんでしたので知りませんでした!」
「え、私も行くの?」

「「「勿論です!行きましょう!!我等が実家、メイデス家へ!!!」」」

やっぱり姉妹だなぁと思った。

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