プレステ2をレビューしてみた。思い出も含めて。

小夜子

第3話「クリティカルバレット 7thTAEGET」



「バウンティハンターサラ ホーリーマウンテンの帝王」(PS、DC)の続編。
シナリオは「バイオ2」を担当したフラグシップが監修。このゲームはテキストを読み進め、途中現れる制限時間付き選択肢を選んでゲームを進む。間違っている選択肢も多いのでゲームオーバーが多め。推理モードもあり、正しいものを選ぼう。こちらは時間制限がない。




シナリオは文句なく感動でき、音楽や場面、文章も悪い部分はまずない。だが、どうでもいいシナリオが残念ながら存在する。最終章の伏線とは言え、ほぼ関係ないシナリオをブチ込むのはちょっと居た堪れない。というか、前作とほとんど何も変わってない。読んで選択肢選ぶだけ。せっかく2出したんだから、何か新要素とかを入れればよかったのに。シナリオ以外特に変わった部分はなく、呆れるくらいに同じだ。一度クリアしたら二度やることなく、そのまま積まれるか、売りに出す人がほとんどではないだろうか。




というか、前作の隠しシナリオ「金の眼」編の続編が無い・・・・。筆者的にはこのシナリオの続きが知りたかっただけに続編に期待していたのだが、非常に憤慨し、尚且つ落ち込んだ。サラの両親は何故殺されたのか、そしてサラをも狙う金の眼の男は果たして何者なのか…その部分が明らかにされないまま。フラグシップは今では解散してしまったらしいので、3は出そうにもない。色々残念である。


          

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