愛を贈ろう

ノベルバユーザー173744

愛を贈ろう

ただ、君の為に僕は贈ろう

君が生まれてくれてありがとうって言う言葉を



君の生まれた日の事は
昨日のように覚えているよ?

小さくて小さくて、他のベッドの子はみんな男の子
その中でふにゃふにゃとした顔で泣いていたね

ブサイクと周囲は言うけれど、僕はそうは思わなかった
肌の白いかわいいかわいい赤ちゃん



お母さんは、陣痛と言う苦しみを自分で表現できる
長い苦しみを周囲で訴えることが出来る

でも、幼い君は頭を引き伸ばすようにして、狭い道を潜り抜け、
痛みを我慢して外の世界を知る



君のいたお母さんのお腹の中の世界は、優しかっただろう?
優しいおとが響き、ぬくもりに包まれていたよね?



君の生まれてきた世界は、まだ見えないかもしれないけれど、
これからの君の未来が明るいことを……

僕が、僕たちが、君の未来を守るよ


ハッピーバースデー……‼

僕の大事な命……

たった一人の君に……

コメント

  • ノベルバユーザー603725

    よくあるベタな展開でサクサク読めておもしろい!
    堅実さがいい。

    0
コメントを書く

「詩」の人気作品

書籍化作品