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目の前に天使が現れたので日記を付けてみた

りょう

七日目④ 隠れた想い

 一瞬桐葉が何を言っているのか理解できなかった。でも少ししてそれを頭が理解すると、僕はあまりの驚きに言葉を失ってしまった。

「どうしたの裕ちゃん」

「どうしたも何も、い、いきなり何を言い出すんだよ。どうして いきなりそんな事を言い出すのさ」

「どうしても何も、私裕ちゃんの事好きだったからずっと」

「へ?」

 あの桐葉がずっと僕の事を? 中学生時代には到底考えられない事だけど、今となったら僕は少しだけそれを理解できる。

「ゆ、裕太様何を悩んでいるんですか? そんなの断りましょうよ」

「いや、そんな事言ったって……。そもそもユリエルには関係ない話なんじゃ」

「何を言っているんですか! 私はあなたを幸せにするために天界から来たんですよ? 私の力なしで幸せになられては、ここに来た意味もないじゃないですか」

「意味も何も、そもそも僕は」

「待って。あなたさっきから天界とか、裕ちゃんの事を裕太様とか呼んでいるけど、何者なの?」

 当然のような質問をする桐葉。ユリエルは天使な上、僕を幸せにするために天界からやって来た天使。簡単に説明すればそんなところだが、それが一般人相手に通用するはずがない。

「何者とは失礼な。私は天界からやって来た天使ユリエルです。それを証明する事もできます」

「って、天使? 何でそんなのがここにいるのよ」

「それは機密事項です」

「き、機密事項?」

「これは裕太様二もお話していない話ですから、詳しくはお話できませんが、少しだけお話しますと裕様にとって大切な人です」

「なっ:」

 そんな言葉僕初めて聞いたんだけど?!

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