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目の前に天使が現れたので日記を付けてみた

りょう

四日目③ 天使のお留守番 後編

帰宅したら家が半壊していた。

何を言っているか分からないと思うが、正直僕にも分からない。ただ僕はありのままの状況を言葉にしただけだった。

「ユリエル、これはどういう事かな」

「え、えっとですね、まず何から説明すればいいか……」

「今日会った事を全部話してくれないかな!」

「はい……」

ユリエルは一から全て説明した。それら全ては耳を塞ぎたくなるようなものばかりで、正直最後まで聞きたくなかった。

「もういいよ」

「え?」

「何が幸福委員会だよ! こんな滅茶苦茶な事をして、この四日間何も幸福になっていないじゃないか!」

「そ、それは私がまだ……」

「出てってくれよ! もう顔を見たくないから!」

「っ!分かりました……」

しょんぼりした顔をしながら部屋から出て行くユリエル。もう彼女とは会う事もないだろう。

(何が天使だよ、信用した僕が馬鹿だった)

残された僕は、今一度部屋の状況を見て、ため息をついた。

「どうしようこれ」

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