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目の前に天使が現れたので日記を付けてみた

りょう

四日目② 天使のお留守番 中編

 裕太が家を出た後、一人取り残されたユリエルはまずは腹ごしらえに料理を作る事に。

「えっと、これとこれを入れて」

 ちなみに彼女は誰もが一目で分かるように極度の料理オンチである。当の本人は全くと言っていいほど理解していないが、裕太ですら一発で見破れるほど。

「あわわ、鍋に入りきりません」

 果たして鍋に入りきらない具材とは一体何なのか、それは当の本人しか分かりえない。

「これでよし、これなら食べれますよね、きっと」

 皿に盛り付けられた謎の物体はまだ蠢いているが、ユリエルはそれを何食わぬ顔で平らげ腹ごしらえを済ませた。
 この時点で既にキッチンとテーブルはカオスな状況になっている。

 その後もユリエルはゲームで遊んだり洗濯物をしたりして裕太の帰りを待つ事になるが、その先々でありとあらゆるトラブルを起こす。

「あー、データが」

 一に大事なデータを消し去り、

「あー服が」

 二に洗濯物を破る。そして極め付けは、

「あー、家が」

 何をどうしたらこうなるのか分からないが、家が半壊しました。

「どうしましょう。裕太様にまた罰ゲームを……」

 これは帰宅した裕太を待ち受けていた惨状の一部にしか過ぎない事をここに記そう。

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