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目の前に天使が現れたので日記を付けてみた

りょう

三日目③ 天使と罰ゲーム 後編

「お、おかえりなさいませ、ご主人様」

「声が小さい」

「おかえりなさいませ! ご主人様!」

「うむ」

 天使に罰ゲームが決行されてから数時間、僕は彼女をからかうようにありとあらゆる恥ずかしいセリフを彼女に言わせていた。

「あの裕太様、いつになったら罰ゲームは終わるのでしょうか」

「僕の気の済むまで」

「そ、そんな。裕太様だって昨日ゲームで負けたのに、罰ゲーム受けていないじゃないですか」

「あの時は罰ゲームなんて決めてなかったらね」

「卑怯ですー」

 いつまでもぐうたらして寝ているのが悪い。

 ピンポーン

 そんな僕の娯楽を遮るかのように玄関のチャイムが鳴る。そういえばネット注文していたのが今日届くんだっけ。

「はーい」

 それに反応して、何の疑いもなく玄関へと向かうユリエル。

「あ、馬鹿」

 と僕が言い終わる前にユリエルは玄関の扉を開いてしまった。

「おかえりなさいませ、ごしゅじ……」

 ユリエルは後にこの出来事を、人間界に来て一番恥ずかし目を受けたことだと語っている。

 皆も罰ゲームはほどほどにしましょう。

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