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目の前に天使が現れたので日記を付けてみた

りょう

三日目② 天使と罰ゲーム 前編

 ユリエルに遅い昼飯を食べせた後、僕は彼女を目の前で正座させていた。

「あの、これはどういう」

「世間では今オリンピックをやっている。あのテレビに出ている人達は何度も努力を重ねてきた人達だ」

「そういえばそんなものがあると聞いたことはあります。四年に一度開催しているとか」

 知らないと思っていたけど、どうやらユリエルは言葉自体は聞いた事があるらしい。まあそれは置いておくとして、

「何故お前はあの人達のように努力をしようとしないんだ?」

「努力はしていますよ。ただどうしても眠気に勝てなくて」

「言い訳無用! 僕は改善しようとする努力をしない君に対して怒っているんだ」

「ですから頑張ろうとしているんですって」

 必死に訴えかけてくるユリエルを僕はバッサリと切り捨てる。頑張ろうとしているなら、せめて一時間は早く起きて欲しかった。何故なら現在の時刻は既に一時を回っている。そう、半日を彼女は無駄にしているのだ。

「そこで僕は考えた。今度から起きれなかったら罰ゲームを行おうと思う」

「ば、罰ゲームですか?」

 それを見過ごせない僕は、次からとは言わず今回から罰ゲームを執り行うことにした。その内容とは、

「今からユリエルには、このメイド服を三十分着てもらう!」

 三十分何でも言う事を聞いてもらうという、何とも小学生並みの罰ゲームだった。

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