異世界転移-縦横無尽のリスタートライフ-

じんむ

プロローグ

 眼に突き刺さる眩い光、耳を貫く重低音。
 ふと思う。俺は何故あんな言葉を返してしまったのだろう、と。そのせいで幼馴染のとは疎遠になり、その上二度も受験に失敗している、だからもういいんだ。それに伴ってあの日交わした約束もついえた、尚更どうでもいい。いや、ついえたというより自ら潰したのか。

 視線の先には大型車両。感じるのは終焉。人生の幕下げ。
 ああ、久しぶりに外に出てみればこのザマか。いっそこのまま転生とか無いですかね?

「……クズ人間だな」

 呟きと共に感じる浮遊感。周りの世界が白光で包まれる。全身が焼けるように熱い。
 恐らくこれが、死。

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