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ばななをもいだら完熟王

紙尾鮪

10「ぷるんぷるんなカボチャ」

 「オラッ副賞をやるぞオラッ」
 なんです?
 えーと、性別変換薬?これ僕に必要ですか?まぁ貰える物は貰っときますけども

 「オラッ優勝者オラッ」
 何ですか最後までオラついてますね

 「オラッこのスカートをやる、今はこれで我慢しろオラッ」
 いや……まぁ僕が可愛くて貢ぎ物をしたい気持ちは分かりますけど、今はこんなフリフリのスカートは履きたくない気分なんですよねぇ……

 「オラッ丸出しの事忘れてんだろオラッ」
 ありがとうございます! このいいスカート家宝にしようかな! 見れば見る程可愛いですね! 僕とどっこいどっこいぐらいですね!

 「というか僕のパンツどこに行ったんですか? さっきまでギリギリ足に引っ掛かってたような気がしたんですけど」

 「あぁ、それなら今私が履いているぞ」
 死んでください。




 「なんで村長さんの村には余分のパンツがないんですか!」
 僕のかぼちゃパンツもうヨレヨレですし、なんか若干濡れてましたし……

 「ノーパンスカートってかなりの変態ね、貴方」
 うわっ貧乳。

 「仕方ないじゃないですか、おっさんが履いたパンツなんて履けないですよ」
 若干さっきから感じてた寒さはある程度遮断できたんですけど、やっぱり寒いですよ。

 「あのエレファント・スキーの履いたパンツなんかどれだけの値打ち物か知らないから言えるのよ」
 いやあの褌の上に履いたかぼちゃパンツ姿、結構吐き気しましたけどね。

 「そういえば金色ボールを持つ者よ、結構歩いたが何処へ向かっているんじゃ?」

 「え?知りませんよ」
 大体僕、ここ何処か知りませんし。

 「なんじゃとぉ?!」
 え? まじです?

 「おや、妃よ私達の新婚旅行を祝いに騎士様達のご登場のようだ」
 うわーきらびやかですねー。
 あれ? 一人だけ女の人がいますけど割りと普通なんですかね?

 「そこの者止まれ」
 可愛い可愛い僕の事です?僕の可愛いオーラも考えようですね、こんなところで弊害が……

 「な、なんですか」
 このびびりつつも反抗的な態度を取る僕も可愛いですね……

 「ここをどこだと心得る」
 そんな女の人なのに怖い声を発していたら勿体ないですよ、ほら僕みたいにかわいーく

 「ど、どこなんですか」
 シリアス雰囲気を醸し出す僕もイケ可愛い。

 「かの王が治められる国の庭だ、貴様らは何をしに」
 あれ? やばいんじゃないです?
 というか風が吹いてきたんで正直スカートを押さえるのに精一杯で……
 というかゾウさんスキーさんはどこ行ったんですか?!

 「何を隠している! 手をそれから離せ!」
 えぇ……あともう少しだけ待ってください!

 「いやあのですね……あのその……」
 戸惑う僕も可愛いですけどそんな事を言ってる場合じゃないんですよ!

 「離さんとその手を斬る!」
 あれ? 貧乳さんとおじいちゃんは? あれ?僕囮です?

 ……仕方ない若干風もやみましたし今なら。

 「エレファント・スキー現れる所風吹く場所である」
 この変態!!

 あ、やばい風でスカートが捲れて……

 「……牢に連れていこう」
 エエエエエエエエエエエエエ!?

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