学校一のオタクは死神でした。
第30話 激闘 死神vsビートル
*第30話 激闘 死神vsビートル*
「ほんじゃあ…いくよ?」
『グオオォオオオオォオ゛!!!!!』
「返事だけはよろしいよう…で!!」
足に魔力を流し込み、デスサイズを構え、ビートルの目の前まで飛ぶ…
「まずは一発目!!」
思いっきりですサイズを振るが“予想通り”刀で止められた…
そして、握っていたデスサイズを放し、飛んできた勢いに乗ってビートルの背後を取り、拳に魔力を込める…
「二発目!!」
拳はビートルの背中にヒットした…が、ビートルの鎧の守りは堅く、傷一つはいらなっかった…
やはり、背中の装甲は厚いか…
その間ビートルは、俺が手を離していたデスサイズを、受け止めていた刀で遠くに弾き飛ばした…
そして、もう一方の刀を自分を中心に回りながら背後で背中に拳をいれる俺に向かって振る…
だが、その刀は俺の目の前で止まった…
「あんまり驚かないね?表情は一瞬だけ変わったけど…」
そして、“拳をいれていない方の手”…
要するに、ビートルが振ってきた刀を”白刃取りで止めたほうの手”に魔力を込め、刀を砕く…
『―――っ!!』
「さすがにこれには驚いてくれたようで」
『グオオオオォオ゛オ゛オォ!!!!』
「ん?さすがに怒っちゃった?まぁ、しょせん“日本刀”だからね~魔力には勝てないよ?」
刀を砕いた右手を流れる様に引きながら拳に変え魔力を込めた…
「じゃあ…三発目っ!!!!」
拳をビートルの顔面目掛けて思いっきり振る…
当然のごとくもう片方の刀で防いできた…
―――本当に学習しないねぇ…
拳は刀の刃に触れるが刀は簡単に砕かれビートルの顔面に突き刺さった…
ビートルは殴られた勢いに耐えられず吹き飛んだ…
そして吹き飛んだ瞬間辺りにビートルの顔を覆っていた鎧の破片が舞った…
「ふぅ~…やっとダメージがはいったかな…?通常なら今の攻撃で気絶していてもおかしくないんだけど…」
ビートルが吹っ飛んで出来た砂埃の奥にゆらりと立ち上がる影があった…
「―――そう簡単には勝たせてくれないようで…」
『グオオオオ゛ォ゛オ゛ォオ゛オオ゛オ゛!!!!!』
砕かれた鎧の奥で禍々(まがまが)しい真っ赤な瞳が輝いた…
今のは結構強めにやったんだけどなぁ―――まだ耐えられるんだ…
すると、ビートルは砕かれた刀を高く掲げた…
んん?何をする気だ?
そして次の瞬間―――ブシャァッ!!!!
「―――っえ?」
その瞬間頬に生暖かい液体が付着した…
―――血だ…
気づけばビートルは砕かれた刀を振り下ろしており、辺りに大量の血が舞っていた…
―――誰の血だ…?
考えるより先に感覚が気づいた…
あれ…?右腕が…動かない…?
まるでそこに“何も無いかのような感覚”に襲われた…
そして恐る恐る右腕を見てみる…
―――無い……右腕が無い…
それに気づいた瞬間とてつもない痛みが襲ってきた…
「うがぁ゛!!」
おもわず膝を突き、傷口を押さえた…
そして視界に入ってきた赤く染められた長い棒のような物体…
腕だった…俺の腕だ…
そして、二つの疑問が発生した…
一つは、“ビートルとの距離が離れているにもかかわらず、どうやって砕けた刀で俺の腕を斬り捨てたのか”…
そして…
―――――――――何故、これ程までに“再生するスピードが遅いのか”―――――――......
何故俺の腕が斬り捨てられたかはある程度予想がつく…
おそらく、魔力攻撃だろう…というか、そうとしか考えられない…
では、再生スピードは?…
これも魔力だろうが、こんな魔法見たこと無い…
落ちていた腕を掴もうと手を伸ばす…だが、伸ばされた手は空を掴んだ・・・
え?どゆこと…?
もう一度掴んでみる…
…“掴めない”…
意味がわからない…そこにあるはずなのに掴めない…
腕の切口を見てみる…あれ?
“腕が再生している?”
押さえていたはずの傷は腕を掴んでいただけであった…
どうなっているんだ…?
確かに腕の痛みはあった…
そして、ある答えにたどり着く…
……“幻覚”…?
ビートルは幻覚を見せる魔法が使えるようになったのか…?
ふと、顔を上げビートルを見る…
「――――ッ⁉︎」
ビートルの姿は視界に入った…
だが、視界に入ったのは“一人だけではなかった”…
1人、2人、3人…いや、4人、5人…
ビートルは“分身したかのように複数”いた…
ただの分身なら“all life”でどれが本物かは一目でわかる…
だが…
――――――――全員に命がある…?――――…
これはまずい…
さすがに同時に五人の相手はキツイぞ…
そんなことを考えていた瞬間…
「――――グッ‼⁉」
右脚、左腕…が同時に斬り落とされた…
バランスを崩しグラリと倒れる…
いつ斬られた?…それさえも分からない…
いったいどうすれば……
『そろそろ私の出番だね…』
「――――ッ⁉⁉」
どこから声が聞こえた?誰が言った?
どこからかは自分では分かっていた…分かってはいるのだが…ありえない…
俺は“link”なんて使ってないぞ…
なのに…なんで…
――――頭の中から夢の中で出てきた女性の声が聞こえてくるんだ…?
『へへへ……勝負はこれからだよ新!!』
「ほんじゃあ…いくよ?」
『グオオォオオオオォオ゛!!!!!』
「返事だけはよろしいよう…で!!」
足に魔力を流し込み、デスサイズを構え、ビートルの目の前まで飛ぶ…
「まずは一発目!!」
思いっきりですサイズを振るが“予想通り”刀で止められた…
そして、握っていたデスサイズを放し、飛んできた勢いに乗ってビートルの背後を取り、拳に魔力を込める…
「二発目!!」
拳はビートルの背中にヒットした…が、ビートルの鎧の守りは堅く、傷一つはいらなっかった…
やはり、背中の装甲は厚いか…
その間ビートルは、俺が手を離していたデスサイズを、受け止めていた刀で遠くに弾き飛ばした…
そして、もう一方の刀を自分を中心に回りながら背後で背中に拳をいれる俺に向かって振る…
だが、その刀は俺の目の前で止まった…
「あんまり驚かないね?表情は一瞬だけ変わったけど…」
そして、“拳をいれていない方の手”…
要するに、ビートルが振ってきた刀を”白刃取りで止めたほうの手”に魔力を込め、刀を砕く…
『―――っ!!』
「さすがにこれには驚いてくれたようで」
『グオオオオォオ゛オ゛オォ!!!!』
「ん?さすがに怒っちゃった?まぁ、しょせん“日本刀”だからね~魔力には勝てないよ?」
刀を砕いた右手を流れる様に引きながら拳に変え魔力を込めた…
「じゃあ…三発目っ!!!!」
拳をビートルの顔面目掛けて思いっきり振る…
当然のごとくもう片方の刀で防いできた…
―――本当に学習しないねぇ…
拳は刀の刃に触れるが刀は簡単に砕かれビートルの顔面に突き刺さった…
ビートルは殴られた勢いに耐えられず吹き飛んだ…
そして吹き飛んだ瞬間辺りにビートルの顔を覆っていた鎧の破片が舞った…
「ふぅ~…やっとダメージがはいったかな…?通常なら今の攻撃で気絶していてもおかしくないんだけど…」
ビートルが吹っ飛んで出来た砂埃の奥にゆらりと立ち上がる影があった…
「―――そう簡単には勝たせてくれないようで…」
『グオオオオ゛ォ゛オ゛ォオ゛オオ゛オ゛!!!!!』
砕かれた鎧の奥で禍々(まがまが)しい真っ赤な瞳が輝いた…
今のは結構強めにやったんだけどなぁ―――まだ耐えられるんだ…
すると、ビートルは砕かれた刀を高く掲げた…
んん?何をする気だ?
そして次の瞬間―――ブシャァッ!!!!
「―――っえ?」
その瞬間頬に生暖かい液体が付着した…
―――血だ…
気づけばビートルは砕かれた刀を振り下ろしており、辺りに大量の血が舞っていた…
―――誰の血だ…?
考えるより先に感覚が気づいた…
あれ…?右腕が…動かない…?
まるでそこに“何も無いかのような感覚”に襲われた…
そして恐る恐る右腕を見てみる…
―――無い……右腕が無い…
それに気づいた瞬間とてつもない痛みが襲ってきた…
「うがぁ゛!!」
おもわず膝を突き、傷口を押さえた…
そして視界に入ってきた赤く染められた長い棒のような物体…
腕だった…俺の腕だ…
そして、二つの疑問が発生した…
一つは、“ビートルとの距離が離れているにもかかわらず、どうやって砕けた刀で俺の腕を斬り捨てたのか”…
そして…
―――――――――何故、これ程までに“再生するスピードが遅いのか”―――――――......
何故俺の腕が斬り捨てられたかはある程度予想がつく…
おそらく、魔力攻撃だろう…というか、そうとしか考えられない…
では、再生スピードは?…
これも魔力だろうが、こんな魔法見たこと無い…
落ちていた腕を掴もうと手を伸ばす…だが、伸ばされた手は空を掴んだ・・・
え?どゆこと…?
もう一度掴んでみる…
…“掴めない”…
意味がわからない…そこにあるはずなのに掴めない…
腕の切口を見てみる…あれ?
“腕が再生している?”
押さえていたはずの傷は腕を掴んでいただけであった…
どうなっているんだ…?
確かに腕の痛みはあった…
そして、ある答えにたどり着く…
……“幻覚”…?
ビートルは幻覚を見せる魔法が使えるようになったのか…?
ふと、顔を上げビートルを見る…
「――――ッ⁉︎」
ビートルの姿は視界に入った…
だが、視界に入ったのは“一人だけではなかった”…
1人、2人、3人…いや、4人、5人…
ビートルは“分身したかのように複数”いた…
ただの分身なら“all life”でどれが本物かは一目でわかる…
だが…
――――――――全員に命がある…?――――…
これはまずい…
さすがに同時に五人の相手はキツイぞ…
そんなことを考えていた瞬間…
「――――グッ‼⁉」
右脚、左腕…が同時に斬り落とされた…
バランスを崩しグラリと倒れる…
いつ斬られた?…それさえも分からない…
いったいどうすれば……
『そろそろ私の出番だね…』
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どこから声が聞こえた?誰が言った?
どこからかは自分では分かっていた…分かってはいるのだが…ありえない…
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