日常日記
家に帰っていると、本気でびっくりした話
今日は、病院に行った。
普段は35度2分の私が、38度の熱を出したのである。
いつもなら頭痛がするのだが、今日は嫌にテンションが高かった。
一応解熱剤を服用し、病院に行き、熱が36度3分まで下がっていたのに、
「びっくりしたわ〜!刹那さん、いつも35度前半なのに、36度あったから、先生に『刹那さん高熱だしてます!至急診察して下さい!』って呼び出しちゃった!」
「多分、解熱剤飲んでると思うとは言ったんだけど、それでも、刹那さん、鼻水に咳はあっても熱はほとんど出ないものねぇ……」
「うん、体温計壊れたか?と思った、私は」
などと、看護師さん達に言われた。
もう、5年以上仲良くしているので、すぐに体調を崩す私のことはよく知っていて、余計心配したらしい。
申し訳ないのと、でも、36度で、入院されている患者さんの診察をしていた先生に、緊急呼び出しをされてしまう自分に、ものすごく恥ずかしかったのだった。
そして、風邪を治そうと固く誓い、帰っていると、天然石の専門のお店があり、安くてもいいので誕生石のプチペンダントを買いたいなぁと見ていたら、母の誕生石と7月の誕生石の次に高い誕生石だとわかっていたが、プチすぎるのと、ついでに、ルビーがピンクがかっている上に研磨が足りない上に、ブルーサファイアもカッティングが酷く、エメラルドに至っては、絵の具で緑色に塗ったような濁った色だった上に、《こちらの商品全品千円!》と書いてあったので、ペリドットという、8月の誕生石の一つを使った四葉のクローバーのプチペンダントが、カッティングが綺麗だったので持って行くと、
「この商品は1000円対象外です」
と言われ、つい、
「じゃぁ、千円は千円できちんと分けて並べてくれません?ついでに、こっちは緑色のシールは二個購入で2割引とか書いてるのに、こっちのシールは関係ありませんって、客を馬鹿にしてませんか?」
「こちらの商品と書いて……」
「言い訳すんな!こっちの赤のシールは半額とか、こっちも同じシールなのに2割とか、割引なしまであるなんておかしいやないんか。客を馬鹿にすんな!ついでに、これはルビーにしては色が濁って汚い。カッティングが最悪。このサファイアも爪の先しかないのに中にヒビ、質の悪い石ばっかりや。それにこれ、ルビーやなくてスピネルやないんか?それやったら詐欺やで?で、これでよく7000円とか4800円もつけたな。ぼったくり?こんなん、千円でも買うか!ボケ!」
と言って出て行った。
普段ならここまで言わないが、熱のせいにしておくことにした。
ちなみに、スピネルは、ルビーによく似た真紅の石だが、硬度が低い。
特に有名なのは、『黒太子のルビー』と呼ばれている石は、ルビーではなくスピネルである。
それに、硬度の違い以外にあまり見分けがつかないため、昔、本屋で出版されていた「鉱石図鑑〜石付き』に、ルビーの原石としてついていた石の一部に、スピネルが混ざっていたことが判明し、出版社が謝罪の上、改めてルビーの原石を購入者に提供した。私も購入していたので、ルビーの原石を貰ったが、面白いものだと思った。
まぁ、ルビーとサファイアは同じコランダム(鋼玉)で、ルビーはアジアでしかとれない。
クロムが混ざると赤色になり、鮮やかな紅色はミャンマー産でピジョンブラッド(鳩の血)と呼ばれる。
それ以外の色は全てサファイアで、ピンクサファイアもあるが、一番美しいと言われるサファイアは矢車菊のブルーと呼ばれるブルーサファイアである。
ブルーは鉄とチタンが混じると、青くなる。
まぁ、自分も、そこまでの高級品は求めていないが、あまりにも酷い対応にキレた。
もう、あの店にはいかないと思った。
それに、一応自分がある程度石について勉強していて良かったと思った。
その後、家の近くにさしかかろうとした時、銭湯の扉が開いた。
一人の女性がスマホを耳に当てながら出てくる。
「奥さん!旦那さんが、突然倒れたんよ!」
ギョッとし、振り向く。
「うん、ううん、急に倒れてね?声をかけても返事もないし……ううん、迎えに来るよりも、もう、救急車呼んだけんね!えっ?そんなこというとる場合やないやろ?旦那さん、意識がないんよ?」
電話先で、困惑しているらしい。
と、自動ドアが開き、
「〇〇さん、意識戻った!」
「意識戻ったやって……あぁ!」
救急車のサイレンが近づいてきた。
「じゃぁ、救急車きたけんね?また電話するけん」
と電話を切り、
「ここです!」
と手を振っていた。
倒れた方が無事だといいなぁと思いつつ、帰ったのだった。
教訓……体調が悪い時にイラつくと、喧嘩腰になるので注意。
無駄に知識が多い上に、頑固で負けず嫌いなので、相手が折れるか謝罪するまで追い詰めるか喧嘩になる。
後で、
「あぁぁ、言うんじゃなかった〜あそこまで追い詰めるなんて、尋問か?ダメじゃん!」
と後悔するが、後の祭りである。
それに、ストレスが溜まりすぎていると、毒舌に拍車がかかる。
これは寝正月がいいらしい。
普段は35度2分の私が、38度の熱を出したのである。
いつもなら頭痛がするのだが、今日は嫌にテンションが高かった。
一応解熱剤を服用し、病院に行き、熱が36度3分まで下がっていたのに、
「びっくりしたわ〜!刹那さん、いつも35度前半なのに、36度あったから、先生に『刹那さん高熱だしてます!至急診察して下さい!』って呼び出しちゃった!」
「多分、解熱剤飲んでると思うとは言ったんだけど、それでも、刹那さん、鼻水に咳はあっても熱はほとんど出ないものねぇ……」
「うん、体温計壊れたか?と思った、私は」
などと、看護師さん達に言われた。
もう、5年以上仲良くしているので、すぐに体調を崩す私のことはよく知っていて、余計心配したらしい。
申し訳ないのと、でも、36度で、入院されている患者さんの診察をしていた先生に、緊急呼び出しをされてしまう自分に、ものすごく恥ずかしかったのだった。
そして、風邪を治そうと固く誓い、帰っていると、天然石の専門のお店があり、安くてもいいので誕生石のプチペンダントを買いたいなぁと見ていたら、母の誕生石と7月の誕生石の次に高い誕生石だとわかっていたが、プチすぎるのと、ついでに、ルビーがピンクがかっている上に研磨が足りない上に、ブルーサファイアもカッティングが酷く、エメラルドに至っては、絵の具で緑色に塗ったような濁った色だった上に、《こちらの商品全品千円!》と書いてあったので、ペリドットという、8月の誕生石の一つを使った四葉のクローバーのプチペンダントが、カッティングが綺麗だったので持って行くと、
「この商品は1000円対象外です」
と言われ、つい、
「じゃぁ、千円は千円できちんと分けて並べてくれません?ついでに、こっちは緑色のシールは二個購入で2割引とか書いてるのに、こっちのシールは関係ありませんって、客を馬鹿にしてませんか?」
「こちらの商品と書いて……」
「言い訳すんな!こっちの赤のシールは半額とか、こっちも同じシールなのに2割とか、割引なしまであるなんておかしいやないんか。客を馬鹿にすんな!ついでに、これはルビーにしては色が濁って汚い。カッティングが最悪。このサファイアも爪の先しかないのに中にヒビ、質の悪い石ばっかりや。それにこれ、ルビーやなくてスピネルやないんか?それやったら詐欺やで?で、これでよく7000円とか4800円もつけたな。ぼったくり?こんなん、千円でも買うか!ボケ!」
と言って出て行った。
普段ならここまで言わないが、熱のせいにしておくことにした。
ちなみに、スピネルは、ルビーによく似た真紅の石だが、硬度が低い。
特に有名なのは、『黒太子のルビー』と呼ばれている石は、ルビーではなくスピネルである。
それに、硬度の違い以外にあまり見分けがつかないため、昔、本屋で出版されていた「鉱石図鑑〜石付き』に、ルビーの原石としてついていた石の一部に、スピネルが混ざっていたことが判明し、出版社が謝罪の上、改めてルビーの原石を購入者に提供した。私も購入していたので、ルビーの原石を貰ったが、面白いものだと思った。
まぁ、ルビーとサファイアは同じコランダム(鋼玉)で、ルビーはアジアでしかとれない。
クロムが混ざると赤色になり、鮮やかな紅色はミャンマー産でピジョンブラッド(鳩の血)と呼ばれる。
それ以外の色は全てサファイアで、ピンクサファイアもあるが、一番美しいと言われるサファイアは矢車菊のブルーと呼ばれるブルーサファイアである。
ブルーは鉄とチタンが混じると、青くなる。
まぁ、自分も、そこまでの高級品は求めていないが、あまりにも酷い対応にキレた。
もう、あの店にはいかないと思った。
それに、一応自分がある程度石について勉強していて良かったと思った。
その後、家の近くにさしかかろうとした時、銭湯の扉が開いた。
一人の女性がスマホを耳に当てながら出てくる。
「奥さん!旦那さんが、突然倒れたんよ!」
ギョッとし、振り向く。
「うん、ううん、急に倒れてね?声をかけても返事もないし……ううん、迎えに来るよりも、もう、救急車呼んだけんね!えっ?そんなこというとる場合やないやろ?旦那さん、意識がないんよ?」
電話先で、困惑しているらしい。
と、自動ドアが開き、
「〇〇さん、意識戻った!」
「意識戻ったやって……あぁ!」
救急車のサイレンが近づいてきた。
「じゃぁ、救急車きたけんね?また電話するけん」
と電話を切り、
「ここです!」
と手を振っていた。
倒れた方が無事だといいなぁと思いつつ、帰ったのだった。
教訓……体調が悪い時にイラつくと、喧嘩腰になるので注意。
無駄に知識が多い上に、頑固で負けず嫌いなので、相手が折れるか謝罪するまで追い詰めるか喧嘩になる。
後で、
「あぁぁ、言うんじゃなかった〜あそこまで追い詰めるなんて、尋問か?ダメじゃん!」
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