日常日記

ノベルバユーザー173744

私の夢……。

小説を書く……これは夢ではなく、日課です。
息をするのとほぼ同じくらいに自分の心に根付いています。
記憶にあるのは日記。

『アンネの日記』を読んで、当時いじめられていた私は、アンネと一緒に友人に語るように書いていました。
ある日、学校に行っている間に叔母が読んでいて、

『これは日記じゃない!何夢にような話を書きよんの!』

とマジックで大きく書かれていて、もう、日記を書くのをやめました。

それからは、色々な話を読んだりして、書いてみたいと思うようになり、小学校5年生で一作を書いたのが初めです。

幸矢こうや
蒼記あおき
すい
六槻むつき
清夜さや

は、その頃に作ったキャラクターです。

元々、日本史の古代史……古事記や日本書紀、そして今昔物語集や源氏物語を小さい頃から読んでいたため、その勉強もしたかったのと、平安時代の生活についても特に楽しんで勉強していました。

そして、私の夢はテディベアの修復師です。
この歳になって、夢?
そう笑う人もいるでしょう。
でも、私は絶対に諦めたくないのです。

人生の半分を諦め、周囲の命令や言葉や本当の暴力によって傷ついてきた私が、ようやく解放されたと思った時に思った夢のひとつです。
もう一つは自分なりの三国志を描きたいと言うものでした。
まだ続きを書きますが、思い出した小さな夢を捨てるのは絶対に嫌なのです。

テディベアの修復師。
それは、今の日本でUFOキャッチャーが普及し、ぬいぐるみが街に溢れ、毎年、人形供養で数万体以上のぬいぐるみが焼かれている……そこから逆行しています。
でも、焼いて終わりではなく、昔の思い出を残しておきたいと思うのも人間だと思います。
なので、私は決めました。
古いベアの作られた当時の材料に近いものを探し、完全に直すのではなく、前の持ち主に愛されていた姿に戻す仕事。
そのためには、そのテディベアの年代や素材、詰め物、瞳、刺繍糸なども勉強したいと思っています。

作る事は誰でも出来る。
でも、傷ついたベアを捨てられるのではなく、直してあげて、持ち主に笑顔を与えたいのです。

これが私の人生のもう一つの夢です。

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