らくがきちょう。

ノベルバユーザー91028

「色」について思うこと

モノ書きやってる人で「色」にこだわって書いている人は一体どれくらいいるんだろうね。
例えば髪色、目の色、肌の色。服、動植物、建物、食品、小物……。私たちの周りはいろんな色で溢れているよね。
でも、それを意識的に書くって結構難しい。そもそも色の名前が分からないってこともあるし。
けれど、色ってのは作中で登場するとき、意外と大きな役目を持ってることが多いんだよね。
なんでかっていうと、色にはパブリックイメージがあるから。
赤は血、情熱、炎
白は純真、無垢、死
青は冷静、優秀、空、海
黒は不吉、死、闇、夜
まあ他にもあるんだけど割愛。
上手く使えば演出としてかなり有用だと思うよ。アニメキャラの髪色なんかもそう。キャラ属性と髪色はイコールできることが多い。
何より描写することで「作品そのもの」に色を付けられる……とは思わない?
物語がカラフルになるんだよ。
石田衣良さんとかは結構色の描写にこだわって書いているイメージなんだけど。「美丘」や「美しい子ども」は特にそう感じたなぁ。


で、本題。
「色」を演出として使うには、まず色についてある程度知ってなきゃいけない。そのための本を紹介します。
・色の名前500
色の名前、由来、雑学について解説している本です。マンセル値、RGB値も載っているので、パソコン上でも再現し易くなっています。
・日本の伝統色
日本で伝統的に使われていた色について解説している本。色についてイメージしやすいように、写真がたくさん載っています。索引も充実してます。
持っている本ではこの二つ。あとは色の組み合わせを考えるための色見本カードなんかもあると便利だよ。
ちなみにこれ、創作だけじゃなくて普段の生活にも活かせる。例えばお洒落とのきコーディネートに迷った場合とか。


私の考えなんだけどね、色の記述がないと作品世界もモノクロに思えちゃうんだよなー。だから、マニアックな色とか使ってるのを見ると、思わずニヤニヤしちゃう。
だんだん何を書いているのかわかんなくなってきたから、今日はここまで!

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