ただの日記。

とびらの

はじめに

こんにちは。
「小説家になろう」底辺作家、とびらのと申します。
はじめましての方は初めまして。そうでない方はこんにちは。あっ二回言っちゃった。二度と言いません。

えーと。
長編ものを書いている作家なのですが、わたしの投稿の仕方と言うのが、ちょっとばかり特殊でして。

まず書き方から。
はじめに「ネタ」が浮かびます。それを妄想で動かして、「あ、面白そう。これ小説にしよう」と決めますと、そこからノートを開き、構想・プロットというものを作ります。脳内じゃなく紙に書きだします。大体「起承転結」を意識して、それぞれに一行ずつ、つまり物語一作を四行でアウトプットしておくのです。
さらにそれを詳細化し、展開に必要なターニングポーントをフローチャートで書いておきます。
同時に先ほどのようなあらすじを、起承転結のなかそれぞれに起承転結、すなわち一作を16分割にして、それぞれを二行字程度。つまり、ノート見開きぶんで、あらすじを完成させます。
個人的にはコレ「構成図」って呼んでるんですけど造語かもしれません。

で、そこからパソコンに向かいます。かの段階よりももう1段上くらいの文体で、序章から結末までほぼほぼシナリオ完成させてしまいます。

そこからディティールを肉付けをしていき、小説と言う形にしていくのです。

なぜって、ストーリー展開&完結させるのが絶対条件と考えているから。
まず、終わらせてから、面白くする。
初期稿は、小説と言うよりは、「かなり緻密な箇条書き」と言ったほうが印象としては近いと思います。
大量の伏線&回収が必要な作品であれば、同時に伏線用のフローチャートを並べてメモ書きしておきます。
「1『似合ってないピアス』」→「①『それはオシャレではなく機械だった』」
のように矢印を引いて注釈をつけておきます。
プログラムを組んだことのある人や、RPGツクールなるゲームソフトで遊んだことのある人はなんとなくわかるかと。

……で、それを肉付け。これが上手につかないと、やっぱり小説ではなく、「緻密な箇条書き」にしかなりません。とても人様にお見せできるものじゃないんですよね。
ここが一番手がかかるところです。
これをする以前までは、ほとんどのキャラは名前が無く、描写もなく、物語展開に必要なことだけをしていますからね。
その肉付けの過程で、ふと違和感を覚え、途中でその肉を引っぺがし、キャラクターが全く変わったりもします。

たとえば完結作の「鮫島くんのおっぱい」ですが、実はエンディング直前まで騎士団の猪・鹿・蝶・虎は「仮の名前」で作中ひとっこともセリフが無くモブでしかなかったし、鮫島くんも半ばくらいまで「うるせえ馬鹿、てめーにオンナ扱いされるような覚えはねぇーよっ!」なんてセリフ回しをしまくってました。
烏の性別は逆だったし、白鷺なんて い な か っ た し、完成品とはぜんぜん違います(笑)

……で、そのようにして、またエンディングまで肉を付けていきます。

一般には、ここを「小説を書く」と言うのだと、わたしは思います。

そして最後にそれを『推敲』し、説明会を読んでもらえるように小ギャグを入れ込んだり、リズム感の良いセリフ回しを模索。同時に、シナリオの矛盾つぶしをしていきます。
この時に恐ろしい矛盾が見つかって、シナリオを最初からゴリッと変える場合もあります。
鮫島くん……でも、実はものすごいものがココで見つかって、第一章から書き直してます……
そうしないと、物語が破たんしてしまっていたので。

そして最後の最後に、いわゆる校正をやるわけです。誤字脱字の修正ですね。
これは投稿と同時進行でできますし、ぶっちゃけ、投稿してから読者さまに指摘されて直すことも可能な程度のポカミスしか残っていないでしょう。

はい、長くなりましたが……
つまり、何が言いたいかと言うとですね。

先に書いた、『推敲』の段階までいって初めて、第一話が投稿できるわけですよ。
そこまでいかないと第一話が投稿できないんですよ。
第一話が出来た段階でほぼほぼ完成してしまってるんですよ。
ほぼほぼ完成するまで第一話が出来てないんですよ!

そういう作家なんです、わたしはっ!!

……なので!次回作を投稿するまで、およそ数か月単位でこのサイトに書くことが何もありません!
暇です!寂しいです!みんなとやりとりしたいんです!でもネタがないから!!
だから仕方ない―― 日記でも書こうか!!

……という、ことで、エッセイ連載始めました。
サクっと白状しておくと、古いブログからのネタ焼き直しがほとんどです。
もともと日常の日記と言うよりは、コラム的な文章が多かったので、とりあえずそういったものを投稿していく所存。そのなかに、もちろんリアルタイムの日記……というか、活動報告欄にはふさわしくない、創作活動の話もして行けたらなあと思います。

まあ、ゆるく、お付き合いくださいませ。




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