ただの日記。

とびらの

漫画1

トビー、意外と漫画よんでない子でした。 
でも、一度好きになったものはずーっと好きなままの人です。 

単行本は手放したものばかりだけど、わたしの好きな漫画たちを紹介します。 
古い&コアなものがほとんどなので、平成ベビーはちんぷんかんぷんだとおもうがまあ寄って行け。 

というわけで、まず一発目に推してしておきたいのが、これ。

「寄生獣」岩明均 

なんだろう……ホラー?アクション?コメディ?うーん、哲学コメディアクションサイコ……うーん、ジャンル分けができない(笑) 

かなり有名なので、30歳以上のとくに男性なら一読の機会はみなあったのじゃないかしら。近年映画やアニメにもなりましたね。
そっちは観ていないので、原作と大幅に展開が違っていた場合はご勘弁。
あくまで原作コミックのほうのお話です。

ちまたで好評、トビーさんのおそろしくザックリした概要説明。 
「人間に寄生し乗っ取って、おそろしい人食いのバケモノにしてしまう地球外生命体がやってきた。 
主人公は運よく(?)右手だけを乗っ取られ、自我を保つ。 
そしてソイツと協力し、他の寄生獣(人に化けて社会にまぎれている)と闘う」 
そんなお話。 

詳しく話せば話しただけネタバレになってしまうので、もう読めとしか。 

「あー知ってる~けど読んだことないわ~」 
読め。 

「面白いのー?」 
面白い。読め。 

「うーん、好みじゃないっぽいんだけどなー」 
うるせえ読め。それで気にいらなけりゃ売れ。 

とにかく読んでみることをお勧めする。 

なんというかさ、インパクトが強い題材だからネタだけでつっぱしった作品のような印象をもたれてる未読者もいるかもしれないが、そういったエタ小説連発作家にバシンと突き付けたい。

名作というのは、ネタじゃない。きちんとはじまりしっかり終わってこそだとわたしは思う。

この漫画は、もちろん、連載中からずっと「面白い」。だけどなによりオープニングのインパクトから、最終幕の読後感までが完璧に美しく出来上がっており、これぞお手本という起承転結で組み立てられている点を、わたしは全力で評価する。

いや、ほんと、良く出来ているんだよ。

ネタよりインパクトより画力よりも、この、構成力。

作家を目指している人間は、参考書として、一度は読むべきだと思うねえ。


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