リアルの幼馴染みがこんなに萌えないものだなんて
白凪姉妹と
「さぁ久しぶりの買い物だ!」
「いっぱい買おうねぇ♪」
夏場最後近きこの日、俺は白凪姉妹に連れられて買い物へと足を運んだ。俺の家から徒歩20分の駅に乗り三つ程先の駅の近くに位置しているドデカイショッピングモールは夏休み終盤とはいえ多くの客を招き入れていた。ちなみに愛華は友達の手伝いと言って他の友達と出掛けている。
「なぁ、、、もう帰んね?」
自転車で駅まで行けばよかったものをこの2人は徒歩で行こうと言い出したおかげで俺の体力は限界である。運動の一つでも始めればものの5分で俺の命は絶たれるほどHPが低い。
早くも弱音を上げている俺を真優は不機嫌そうに見つめる。美優は相変わらずホワホワしていて迷子になりそうだった。
「何言ってんの。久しぶりにここに来たんだから楽しまなくちゃ!」
「そうよぉ。私達今日を楽しみにしてたんだから」
そんな事言われても俺の体力は回復しない、、、、と思っていたのだが、、、。
「よぉし!あっちこっち回ろうぜ!お!ペットショップじゃねぇか!可愛いな!」
ショッピングモール内は思いの外エアコンが効いているものである。この涼しさは、ポ〇モンの回復のくすりくらいに俺の体力と異常状態を回復させた。
「全く、、、さっきまでのは何だったのよ、、、」
「いいじゃない。たっくんも元気になったことだし、ゆっくりと満喫しようじゃないの」
美優の言葉を聞いて真優は「そうね」と苦笑する。俺はペットショップの動物達とガラス越しにじゃれていた。
「よぉしほれほれー。お、こっちはイキがいいなー♪」
「瀧。お取り込み中悪いけどそろそろ行くわよ」
真優に促され、心残りではあるがその場を去った俺達が次に向かった場所は、、、
「こっちやろうよ!」
「ん〜私としてはこっちがいいなぁ」
「よぉしなら俺はこれでって、、、なんでゲーセンなんだよ」
普通女子の買い物って服とかアクセサリーとかそういう女の子っぽい店だと思っていたのだが、、、どうもこの2人は違ったらしい。
俺が指摘すると2人は顔を見合わせて、真優が口を開く。
「知らないの?ここのゲームセンターのUFOキャッチャーって珍しいものも取れるのよ」
そう言われてゲームセンターの中を見回してみるとなんと半分以上をUFOキャッチャーが占めていた。ここのショッピングモールのゲームセンターは広くて有名なのだが、こうもUFOキャッチャーばかりだとこっちの方が有名になりそうである。
真優の言っていた景品を見てみると、衣類やらアクセサリーやらがある物があちこちにあった。
「、、、すげぇな」
「でしょ?だから前々から姉ちゃんとここのUFOキャッチャーで何か取ろうと考えてたのよ」
「そうそう。まゆちゃん楽しみにしてたもんねぇ〜」
美優がそう言ったのを最後に俺達はそれぞれで回ることにした。俺は下手なので普通にゲームをする事にした。
ー1時間後ー
「さて、帰りましょうか」
「なぁ、、、お前ここ来た時久しぶりの買い物だぁ!って言ってたよな」
結局1時間ずっとUFOキャッチャーをしていたらしいこの姉妹は両手に袋をいくつか持っている様である。俺も気が向いて何度がやってみたが、石の形をしたプラスチックしか持っていないことが悲しい。
「良いじゃない!さ、帰りましょ!」
「帰ろ〜う♪」
既に先に進んでいた美優、傍にいた真優の満足げな顔を見ると、俺は不満も何も浮かばなかった。
<a href="//18503.mitemin.net/i206365/" target="_blank"><img src="//18503.mitemin.net/userpageimage/viewimagebig/icode/i206365/" alt="挿絵(By みてみん)" border="0"></a>
「いっぱい買おうねぇ♪」
夏場最後近きこの日、俺は白凪姉妹に連れられて買い物へと足を運んだ。俺の家から徒歩20分の駅に乗り三つ程先の駅の近くに位置しているドデカイショッピングモールは夏休み終盤とはいえ多くの客を招き入れていた。ちなみに愛華は友達の手伝いと言って他の友達と出掛けている。
「なぁ、、、もう帰んね?」
自転車で駅まで行けばよかったものをこの2人は徒歩で行こうと言い出したおかげで俺の体力は限界である。運動の一つでも始めればものの5分で俺の命は絶たれるほどHPが低い。
早くも弱音を上げている俺を真優は不機嫌そうに見つめる。美優は相変わらずホワホワしていて迷子になりそうだった。
「何言ってんの。久しぶりにここに来たんだから楽しまなくちゃ!」
「そうよぉ。私達今日を楽しみにしてたんだから」
そんな事言われても俺の体力は回復しない、、、、と思っていたのだが、、、。
「よぉし!あっちこっち回ろうぜ!お!ペットショップじゃねぇか!可愛いな!」
ショッピングモール内は思いの外エアコンが効いているものである。この涼しさは、ポ〇モンの回復のくすりくらいに俺の体力と異常状態を回復させた。
「全く、、、さっきまでのは何だったのよ、、、」
「いいじゃない。たっくんも元気になったことだし、ゆっくりと満喫しようじゃないの」
美優の言葉を聞いて真優は「そうね」と苦笑する。俺はペットショップの動物達とガラス越しにじゃれていた。
「よぉしほれほれー。お、こっちはイキがいいなー♪」
「瀧。お取り込み中悪いけどそろそろ行くわよ」
真優に促され、心残りではあるがその場を去った俺達が次に向かった場所は、、、
「こっちやろうよ!」
「ん〜私としてはこっちがいいなぁ」
「よぉしなら俺はこれでって、、、なんでゲーセンなんだよ」
普通女子の買い物って服とかアクセサリーとかそういう女の子っぽい店だと思っていたのだが、、、どうもこの2人は違ったらしい。
俺が指摘すると2人は顔を見合わせて、真優が口を開く。
「知らないの?ここのゲームセンターのUFOキャッチャーって珍しいものも取れるのよ」
そう言われてゲームセンターの中を見回してみるとなんと半分以上をUFOキャッチャーが占めていた。ここのショッピングモールのゲームセンターは広くて有名なのだが、こうもUFOキャッチャーばかりだとこっちの方が有名になりそうである。
真優の言っていた景品を見てみると、衣類やらアクセサリーやらがある物があちこちにあった。
「、、、すげぇな」
「でしょ?だから前々から姉ちゃんとここのUFOキャッチャーで何か取ろうと考えてたのよ」
「そうそう。まゆちゃん楽しみにしてたもんねぇ〜」
美優がそう言ったのを最後に俺達はそれぞれで回ることにした。俺は下手なので普通にゲームをする事にした。
ー1時間後ー
「さて、帰りましょうか」
「なぁ、、、お前ここ来た時久しぶりの買い物だぁ!って言ってたよな」
結局1時間ずっとUFOキャッチャーをしていたらしいこの姉妹は両手に袋をいくつか持っている様である。俺も気が向いて何度がやってみたが、石の形をしたプラスチックしか持っていないことが悲しい。
「良いじゃない!さ、帰りましょ!」
「帰ろ〜う♪」
既に先に進んでいた美優、傍にいた真優の満足げな顔を見ると、俺は不満も何も浮かばなかった。
<a href="//18503.mitemin.net/i206365/" target="_blank"><img src="//18503.mitemin.net/userpageimage/viewimagebig/icode/i206365/" alt="挿絵(By みてみん)" border="0"></a>
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