リアルの幼馴染みがこんなに萌えないものだなんて

石原レノ

またまた始まる2人暮らし

「それでは短い間でしたけどありがとうね」
結局リンは日本に両親としばらく日本に住むことになったのでうちを離れて別荘で暮らすことになった。まぁ、隣なんですけど、、
「毎晩来るもん!瀧と寝るもん!」
「あんまり瀧くんにわがまま言っちゃダメよ。あ、私も行くからね」
「ははっ。冗談はやめてくださいよー」
「母さん?ちょっと度が過ぎてないかな、、」
「そう?」
「リンさん。短い間でしたけど楽しかったです。いつでも遊びに来てくださいね」
「うん!絶対行くよ!」
いやあなた達遠くに離れるみたいな言い方してるけど実際家隣ですから、、、歩いても五秒とかかりませんから、、、。
「じゃあそろそろ行こうか、荷物も届いたみたいだし」
「それじゃあね!隣に越してきたリン・アイゼンハイドをよろしくね!」
「おう、、、じゃあな」
扉がしまり辺りが静まり返った。
「よし!それじゃあ昼食の準備をするか!」
「うん!私もリィにお昼ご飯あげてくるね!」
リン達一家のおかげで両親がいなくなった現在でも元気を振る舞えるようになった。離れると言ってもリンのことだから明日にでも学校に一緒に行くとかでここに訪れるだろう。
大丈夫、、、またいつもの生活に戻るだけだ、、、ただ、、戻るだ、、
「兄さんー!美優さんから電話だよ!」
「ん?美優から?」
愛華に美優から電話と聞いて受話器を受け取ると妙にテンションの高いような美優と繋がった。
「もしもし」
「あ、たっくん?突然なんだけど来週予定あったりするかな?」
突然の問いかけに思いつきで言った言葉は後後後悔することになってしまうと今の俺は気づいてなかった。気づく由もなかった
「おう、、、空いてるぞ」

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