絶望世界の最強機≪インフィニティ≫ ~三十五歳、異世界に立つ。~
第百八十六話 攻略作戦、中盤Ⅱ
結果から言って、六機全部が同時に撃ち放ったコイルガンは凡て命中した。
しかしながらそれでも反応は良くなかった。土煙が上がり相手は動かなくなったように見えたが、それすらも何かのフラグにしか思えなかった。
そして、やはりそのリリーファーは無傷だった。それはハリー・メルキオール両騎士団に大きな不安の種を植え付ける結果になった。
今度はこちらの番だ、と言わんばかりに相手が行動を開始した。相手が持っていた兵器をそこでマーズは再確認した。
――槍、だ。敵のリリーファーは槍を装備していた。別段、槍を装備していても珍しい話ではない。ただ、あまりにも普通過ぎるからこそ違和を感じるのだ。
しかし、マーズも、或いは他の起動従士も、あることを一つ忘れていた。それは相手のリリーファーの戦術がトリッキーなものだったからか、或いは単純に忘れてしまっただけなのか――後者であるならそれは起動従士として重大な欠陥である――は知らないが、ともかく彼女たちが『あること』を忘れているのは事実だった。
そして、それに気が付いたのは。
アレスの背後に敵のリリーファーが立っているのを崇人が目撃した、そのタイミングでのことだった。
「マーズ、後ろだ! 後ろを向けぇぇ!」
今までにない覇気を纏った崇人の言葉に一瞬怖じ気付きながらも、背後に意識を巡らせる。
しかしながら、敵の方がほんの一瞬だけ速かった。
刹那、アレスの背中を槍が貫いた。
◇◇◇
空白だった。
真っ白だった。
純白だった。透き通っていた。濁りのないものだった。無色だった。
マーズ・リッペンバーはそんな空間に、ただ一人浮かんでいた。あまりに白すぎて、そしてあまりにそこが広大すぎて、どちらが上でどちらが下なのか解らないほどだった。
「おめでとう、マーズ・リッペンバー。ついにここまでやって来たね。先ずは称賛してあげよう、まさかここまで来るとは……計画を考えた僕にだって解らなかったのだから」
声が聞こえた。
その声は聞いたことがあるようなないような感じだった。直ぐにその人間が誰か思い出すことが出来なかった。
「何者だ、お前は」
「僕かい? ……あれ、もしかして会ったこと無かったっけ。まぁいいや、とりあえず自己紹介しておこうか。僕の名前は帽子屋だ。『シリーズ』の一員……って言っても解らないかな」
「……帽子屋、ねえ」
まるでどこかのおとぎ話に出てきそうな名前だ。マーズはそう思うと失笑した。
それに対して帽子屋は特に何も反応を示さないで、話を続ける。
「まあ、いま僕の名前に対してどうこう言うのはどうでもいい話だ。そうだろう? だって、君は特に『ここ』まで上り詰めることが出来たんだ。計画の中でも想定外なことだ。もしかしたらあの連中も、こういうイレギュラーなことがあるから人間たちへの干渉を止めることができないのかもしれない!」
「話に全くついていけないのだけれど……つまりあなたにとって人間はただの遊び道具である、と?」
「似て非なるものだね。正確にはそうじゃあない。そのように見えてそういう訳ではないんだ。……といっても、僕の言いたいことがわからないかもしれないね。この内容は人間には高次元すぎる」
なら人間に理解できるように言ってくれよ、マーズはそう冗談めいた口調で言った。目の前に居る聞き手が人間なのだから、それにあわせるのが当然だと思っているのだ。
対して、帽子屋は失笑する。
「僕が人間にあわせろ、と。笑っちゃうね! 確かに昔こそ僕は人間だったが、今はそんな次元に合わせるつもりも無いし、合わせようとも思わない。僕は人間を超えた。人間以上の存在になったのだから。だから君に合わせる理由も無いし、義務も無い。そんな義務があるなら、君をここでさっさと殺している」
「それをしないということは……あなたにとって私はそれなりに『使える』人材だということよね」
マーズの言葉に帽子屋は頷く。
「まあ、そういうことになる。でも、思い上がるな。あくまでもそれは僕の一存によるものだ。君がそう思っていることと、僕の思っていることは決して一致しないし、一致するとも限らない。それを肝に銘じておくんだな」
どうやら『彼』にとって人間は人間という扱いを受けないらしい。マーズは自分なりにそう解釈する。
「……ところで、一つ質問なんだが」
「答えられる範囲で良ければ、答えることは可能だ」
「回りくどいメッセージでどうも。……で、この空間って私は自由に動くことも出来ないのかしら? どうやら、そういう仕様のようなのか知らないけれど見えない鎖で縛られているような気がするのよね」
「表現としては間違っていない。ここは言うならば『白の部屋』という空間だ。ここを自由に動くことが出来るのは僕たち『シリーズ』だけになる。普通の人間だったらものの数分も持たないで死んでしまうね。でも、君は耐性がある。いや、耐性が出来つつある。だから自由には動けないかもしれないが、それでもここに居続けられるというわけだ」
帽子屋の言葉を素直に解釈するならば、マーズには現在進行形でこの空間に対する耐性が出来ているということになる。それは少々不可解な話ではあるが、マーズはそれを理解しなくてはならない状況なのだということには変わりない。
「まぁ……だからといって君の身体を弄ぶとかそういうつもりはないし、そもそもそんな趣味も無い。少なくとも現状僕は君に危害を加えるつもりなんてない」
「随分と冷静なのね……?」
「こうでないと、これほど迄に壮大な計画を消費することは出来ない。管理することなんてもってのほかだ。流されないように、冷静沈着でいる必要があるわけだ。それについて質問は?」
「いいや、これといって特にないかな。今聞いても理解出来ないことが殆どだろうからね」
それを聞いて、帽子屋は頷く。
「それは賢明な判断だ。……どっちにしろ、後でこちらから必要なものは君の頭に直接インプットするからね。どうせ今の会話は五割も内容がない。それほど薄まっている会話になるからね」
「それほど薄まっているのなら、最初から直接インプットされた方が良かったかもしれないな」
帽子屋は溜め息を吐いた。
「……風情というものだよ、マーズ・リッペンバー。説明も無しに唐突に埋め込まれるよりも長々と話をしてから埋め込んだほうが『それっぽい』だろう?」
「何だか急に胡散臭く聞こえてしまうんだが、要は気分の問題……ってこと?」
「まぁ、そういうことになるね」
そう言って帽子屋はマーズの身体を撫で始めた。余談ではあるが、この白い空間においてマーズは何の衣服も身に付けていなかった。だから今、帽子屋にはマーズの身体の凡てが丸見えになっているということになる。
帽子屋はマーズの身体を撫でていく。顔、首、腕、肩、胸、下腹部、臀部……触らない場所なんてないし、パターンなんてなかった。
だが、マーズはそれに逆らうことなんて出来ない。動けないからだ。動くことが出来ない今、帽子屋の行動に対して反抗することなんて出来ないのだった。
マーズからしてみれば、それは屈辱だった。彼女のプライドを傷つけるに等しい行為だった。だが、対抗する手段がない以上、耐えざるを得なかった。
「それじゃこれから……実験或いは運試しと行こうか、マーズ・リッペンバー。成功したら君の勝ち、失敗したら僕の勝ちだ」
マーズは帽子屋が言っている言葉の、その意味が解らなかった。要は賭け事をするらしいのだが、その展開が唐突過ぎて理解出来ないのだった。
「君は現実世界で絶命に近い重傷を負った。大変だろうね、苦しいだろうね。だから僕が君に救済のチャンスを与えてあげようと思うんだよ。何せ君は今日までずっとがんばってきたからね。少しばかりのご褒美だ」
「……もしかしてその『ご褒美』とやらは、人間には強すぎるものだったりするのかしら」
それを聞いた帽子屋はわざとらしく目を丸めた。
「おや、解っちゃってたかな? ……まぁ、いいや。そうだよ、その通りだ。そのアイテムには、人間にとって『毒』となるものだ。力を与える代わりに、副作用が出る。……まぁ、リリーファーに乗っている君なら、それくらいお茶の子サイサイってとこだろうけど」
「その副作用とは、何よ」
「それを聞いた後、君がこれを使うことに対して首を縦に振るとは思えない。だからこれに関しては秘密だ」
それほどヤバイものなのか。マーズはそう考えた。
帽子屋はマーズの顔を見つめて、ニヒルな笑みを浮かべる。
「でもこれさえ使えばあの戦場で皆を守ることが出来るのは事実だ。……彼女みたいな人を、作りたくないんでしょう?」
「……何処までも話を長引かせる男ね。さっさと本題を言いなさいよ」
それを聞いて帽子屋は一歩後退する。
「……要はこういうことだ。今からそれを使って、君が生き続ければ勝ち。君が死ぬか、或いは副作用が発生したら僕の勝ちだ。勿論それを使わない選択肢もあるけど……それを選んだら君はもうあの世界には戻ることなんて出来ない」
しかしながらそれでも反応は良くなかった。土煙が上がり相手は動かなくなったように見えたが、それすらも何かのフラグにしか思えなかった。
そして、やはりそのリリーファーは無傷だった。それはハリー・メルキオール両騎士団に大きな不安の種を植え付ける結果になった。
今度はこちらの番だ、と言わんばかりに相手が行動を開始した。相手が持っていた兵器をそこでマーズは再確認した。
――槍、だ。敵のリリーファーは槍を装備していた。別段、槍を装備していても珍しい話ではない。ただ、あまりにも普通過ぎるからこそ違和を感じるのだ。
しかし、マーズも、或いは他の起動従士も、あることを一つ忘れていた。それは相手のリリーファーの戦術がトリッキーなものだったからか、或いは単純に忘れてしまっただけなのか――後者であるならそれは起動従士として重大な欠陥である――は知らないが、ともかく彼女たちが『あること』を忘れているのは事実だった。
そして、それに気が付いたのは。
アレスの背後に敵のリリーファーが立っているのを崇人が目撃した、そのタイミングでのことだった。
「マーズ、後ろだ! 後ろを向けぇぇ!」
今までにない覇気を纏った崇人の言葉に一瞬怖じ気付きながらも、背後に意識を巡らせる。
しかしながら、敵の方がほんの一瞬だけ速かった。
刹那、アレスの背中を槍が貫いた。
◇◇◇
空白だった。
真っ白だった。
純白だった。透き通っていた。濁りのないものだった。無色だった。
マーズ・リッペンバーはそんな空間に、ただ一人浮かんでいた。あまりに白すぎて、そしてあまりにそこが広大すぎて、どちらが上でどちらが下なのか解らないほどだった。
「おめでとう、マーズ・リッペンバー。ついにここまでやって来たね。先ずは称賛してあげよう、まさかここまで来るとは……計画を考えた僕にだって解らなかったのだから」
声が聞こえた。
その声は聞いたことがあるようなないような感じだった。直ぐにその人間が誰か思い出すことが出来なかった。
「何者だ、お前は」
「僕かい? ……あれ、もしかして会ったこと無かったっけ。まぁいいや、とりあえず自己紹介しておこうか。僕の名前は帽子屋だ。『シリーズ』の一員……って言っても解らないかな」
「……帽子屋、ねえ」
まるでどこかのおとぎ話に出てきそうな名前だ。マーズはそう思うと失笑した。
それに対して帽子屋は特に何も反応を示さないで、話を続ける。
「まあ、いま僕の名前に対してどうこう言うのはどうでもいい話だ。そうだろう? だって、君は特に『ここ』まで上り詰めることが出来たんだ。計画の中でも想定外なことだ。もしかしたらあの連中も、こういうイレギュラーなことがあるから人間たちへの干渉を止めることができないのかもしれない!」
「話に全くついていけないのだけれど……つまりあなたにとって人間はただの遊び道具である、と?」
「似て非なるものだね。正確にはそうじゃあない。そのように見えてそういう訳ではないんだ。……といっても、僕の言いたいことがわからないかもしれないね。この内容は人間には高次元すぎる」
なら人間に理解できるように言ってくれよ、マーズはそう冗談めいた口調で言った。目の前に居る聞き手が人間なのだから、それにあわせるのが当然だと思っているのだ。
対して、帽子屋は失笑する。
「僕が人間にあわせろ、と。笑っちゃうね! 確かに昔こそ僕は人間だったが、今はそんな次元に合わせるつもりも無いし、合わせようとも思わない。僕は人間を超えた。人間以上の存在になったのだから。だから君に合わせる理由も無いし、義務も無い。そんな義務があるなら、君をここでさっさと殺している」
「それをしないということは……あなたにとって私はそれなりに『使える』人材だということよね」
マーズの言葉に帽子屋は頷く。
「まあ、そういうことになる。でも、思い上がるな。あくまでもそれは僕の一存によるものだ。君がそう思っていることと、僕の思っていることは決して一致しないし、一致するとも限らない。それを肝に銘じておくんだな」
どうやら『彼』にとって人間は人間という扱いを受けないらしい。マーズは自分なりにそう解釈する。
「……ところで、一つ質問なんだが」
「答えられる範囲で良ければ、答えることは可能だ」
「回りくどいメッセージでどうも。……で、この空間って私は自由に動くことも出来ないのかしら? どうやら、そういう仕様のようなのか知らないけれど見えない鎖で縛られているような気がするのよね」
「表現としては間違っていない。ここは言うならば『白の部屋』という空間だ。ここを自由に動くことが出来るのは僕たち『シリーズ』だけになる。普通の人間だったらものの数分も持たないで死んでしまうね。でも、君は耐性がある。いや、耐性が出来つつある。だから自由には動けないかもしれないが、それでもここに居続けられるというわけだ」
帽子屋の言葉を素直に解釈するならば、マーズには現在進行形でこの空間に対する耐性が出来ているということになる。それは少々不可解な話ではあるが、マーズはそれを理解しなくてはならない状況なのだということには変わりない。
「まぁ……だからといって君の身体を弄ぶとかそういうつもりはないし、そもそもそんな趣味も無い。少なくとも現状僕は君に危害を加えるつもりなんてない」
「随分と冷静なのね……?」
「こうでないと、これほど迄に壮大な計画を消費することは出来ない。管理することなんてもってのほかだ。流されないように、冷静沈着でいる必要があるわけだ。それについて質問は?」
「いいや、これといって特にないかな。今聞いても理解出来ないことが殆どだろうからね」
それを聞いて、帽子屋は頷く。
「それは賢明な判断だ。……どっちにしろ、後でこちらから必要なものは君の頭に直接インプットするからね。どうせ今の会話は五割も内容がない。それほど薄まっている会話になるからね」
「それほど薄まっているのなら、最初から直接インプットされた方が良かったかもしれないな」
帽子屋は溜め息を吐いた。
「……風情というものだよ、マーズ・リッペンバー。説明も無しに唐突に埋め込まれるよりも長々と話をしてから埋め込んだほうが『それっぽい』だろう?」
「何だか急に胡散臭く聞こえてしまうんだが、要は気分の問題……ってこと?」
「まぁ、そういうことになるね」
そう言って帽子屋はマーズの身体を撫で始めた。余談ではあるが、この白い空間においてマーズは何の衣服も身に付けていなかった。だから今、帽子屋にはマーズの身体の凡てが丸見えになっているということになる。
帽子屋はマーズの身体を撫でていく。顔、首、腕、肩、胸、下腹部、臀部……触らない場所なんてないし、パターンなんてなかった。
だが、マーズはそれに逆らうことなんて出来ない。動けないからだ。動くことが出来ない今、帽子屋の行動に対して反抗することなんて出来ないのだった。
マーズからしてみれば、それは屈辱だった。彼女のプライドを傷つけるに等しい行為だった。だが、対抗する手段がない以上、耐えざるを得なかった。
「それじゃこれから……実験或いは運試しと行こうか、マーズ・リッペンバー。成功したら君の勝ち、失敗したら僕の勝ちだ」
マーズは帽子屋が言っている言葉の、その意味が解らなかった。要は賭け事をするらしいのだが、その展開が唐突過ぎて理解出来ないのだった。
「君は現実世界で絶命に近い重傷を負った。大変だろうね、苦しいだろうね。だから僕が君に救済のチャンスを与えてあげようと思うんだよ。何せ君は今日までずっとがんばってきたからね。少しばかりのご褒美だ」
「……もしかしてその『ご褒美』とやらは、人間には強すぎるものだったりするのかしら」
それを聞いた帽子屋はわざとらしく目を丸めた。
「おや、解っちゃってたかな? ……まぁ、いいや。そうだよ、その通りだ。そのアイテムには、人間にとって『毒』となるものだ。力を与える代わりに、副作用が出る。……まぁ、リリーファーに乗っている君なら、それくらいお茶の子サイサイってとこだろうけど」
「その副作用とは、何よ」
「それを聞いた後、君がこれを使うことに対して首を縦に振るとは思えない。だからこれに関しては秘密だ」
それほどヤバイものなのか。マーズはそう考えた。
帽子屋はマーズの顔を見つめて、ニヒルな笑みを浮かべる。
「でもこれさえ使えばあの戦場で皆を守ることが出来るのは事実だ。……彼女みたいな人を、作りたくないんでしょう?」
「……何処までも話を長引かせる男ね。さっさと本題を言いなさいよ」
それを聞いて帽子屋は一歩後退する。
「……要はこういうことだ。今からそれを使って、君が生き続ければ勝ち。君が死ぬか、或いは副作用が発生したら僕の勝ちだ。勿論それを使わない選択肢もあるけど……それを選んだら君はもうあの世界には戻ることなんて出来ない」
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