絶望世界の最強機≪インフィニティ≫ ~三十五歳、異世界に立つ。~
第九十五話 脱出(前編)
ハリー騎士団のカーネル脱出作戦が幕を開けた。
作戦はいたってシンプルであった。都市部の外れにあるコルトの家へ向かい、彼と接触する。ただ、それだけだった。
「コルト、といったか。あの男がそこまで信頼出来る男なのか?」
ヴァルトが訊ねると、マーズは小さく頷いた。
「ええ、少なくとも彼ならば信頼出来る。だって彼は元々リリーファーシミュレーションセンターで働いていて、はじめてパイロット・オプションを起動従士から引き出した人間。金も欲も無い、だがそれゆえに裏切ることもない。そういう人間だから」
マーズがそう言うが、ヴァルトはどうも気になっていた。
はじめてコルトと出会った時に見た、眼光。
科学者にしてはあまりにも鋭いそれは――彼に一抹の不安を植え付けるには難くないものであった。
だからこそ、ヴァルトはマーズに確認を兼ねてそう質問したのだ。
そしてそれは、同じ『新たなる夜明け』に所属するマグラスとエルフィーも感じ取っていた。
彼らは人の心を、様々な場所から読み取ることが出来る。
例えば、眼光から。
例えば、仕草から。
例えば、行動から。
人というのは、本人が気がつかないうちに本性を曝け出しているものである。そして、それは例外など存在しない。
しかしあの男――コルトはそれが見られなかった。仕草も行動も完璧だった。まるで何かを隠しているような――そんな雰囲気もみてとれた。
行動も思想も仕草も変わり者。ただし、それはその裏にある何かを隠しているように見えるほど、わざとらしいものだとヴァルトは思っていた。
「……まあいい。一先ずそこまで向かうんだな?」
「そういうことになる」
マーズの言葉に、ヴァルトはため息をつき、
「……解った。今はそちら側に従うのが道理というもの。そちらの言うことを聞こうではないか」
「なによそれ。まるでコルトがスパイのような言い草ね」
「そうだといったら?」
ヴァルトは冗談めいた言葉で返した。
マーズはそれを聞いて、もうそれ以上会話を続けることはなかった。
◇◇◇
カーネルの町外れ。
コルトの住む家は、大きなパラボラアンテナがあるために遠くからも見ることが出来る。
それが近づいていくと、そのパラボラアンテナの大きさがみてとれる。
「やはりあのパラボラアンテナは何度見ても、気味が悪いものだ」
ヴァルトの言葉に、マーズは首を傾げる。
「果たして、そうかしら? というより、あなたはまだ二回しか会っていないじゃあない。それなのに『疑う』というのもどうかと思うけれど?」
マーズの言葉は正論そのものだった。
しかしそれでもヴァルトは疑っていた。それほどに彼は疑り深い男だった。
もしかしたらそれは、彼だけではなく、彼の職業――テロリストという存在だからかもしれない。テロリストという存在は味方もいればその分敵もいる。だから自ずと疑心暗鬼になったり、人を見る目が鍛えられている……ということなのだろう。
「……ま、あなたの疑いももうすぐ晴れるでしょ」
そう言ったマーズの言葉と同時に、彼女たちが乗った車はコルトの家の前に停止した。
車から降りて、家に入る。前にやったように本棚のある書物を引き出し、隠し扉を出現させる。その後階段を下りて、たどり着いたのは機械があまりにも多く犇めき合い、それが壁に等しいほどに積み重なっている場所である。
「……おーい、コルト! どこに居るんだ?」
マーズの言葉は虚しく空間に消えていく。
「ふむ。居ないな……、いったいどこに行ったんだ?」
「ここ以外に彼が行く場所は?」
「いや、それはないな。あいつは変わり者で、買い物も凡て宅配に任せる。だから滅多に外出することはないはずだ」
崇人の問いに即座に答えるマーズ。
マーズは彼が行くであろう場所を必死に考えていた。
しかし、まったく出てこない。
何故ならば、彼をこの部屋と上にある部屋以外で見たことがないからだ。それ以外の部屋は行こうとも思わないし、そもそも行く理由がないから、まったく知識が無い状態であったのだ。
「じゃあ、コルト……彼に助けてもらう線は消えたということでいいか? これ以上探しても時間の無駄だ。恐らくカーネル側もこちらを探しているだろうし……」
「それもそうね」
意外にもあっさりとマーズが折れたので、一瞬崇人は失笑しそうになったが、それは抑えて、そこを出ようと階段に一歩足を踏み込んだ。
外に出て、崇人たちは再び車に乗り込み、カーネルをひた走ることとした。
コルトの協力を仰ぐ作戦は失敗に終わってしまったわけだが、かといって策が尽きたわけでもなかった。
「こうなれば仕方ないわ……一気に脱出する他ないわね」
「一気に脱出……って! そんなこと可能なのかよ?!」
後部座席にいたマーズがそう言い、思わず崇人はそれに食いかかる発言を口にした。
「可能よ。そんなもの不可能でも何でもないわ」
そう言って、彼女はあるものを取り出した。
それは小型ラジオだった。小型ラジオはいつも彼女が携帯しているものらしく、年季が入っていた。
そんな感じで崇人はそのラジオをじろじろと見つめていると、
「見るんじゃあないわよ。その姿を見せているのでなくて、問題は今流れているラジオの内容」
「ラジオの内容?」
そう言う彼女の言葉に従って、崇人はそのラジオの音声に耳を傾けた。
ラジオからは、こんなことが流れていた。
『――繰り返しお知らせします。本日リリーファーが壁外に居ることが当局から発表されました』
それを聞いて、耳を疑った。
キャスターと思われる男性の声はひどく焦っているようで、震えもあった。
しかし、そんな声だったとしても、さらにキャスターの言葉は続く。
『リリーファーのタイプは「ペルセポネ」。当局が掴んでいる情報によればペイパス王国のテルミー・ヴァイデアックスが起動従士であるということです。壁外にはそのリリーファーのほかにもペイパス王国のものとみられる軍隊が居り、ヴァリエイブルと協力してカーネルを陥落させるものと考えられ――』
「……解ったでしょう?」
そこまで聞いたところでラジオの電源が切られ、かわりにマーズの声が聞こえた。
マーズはラジオを手早くしまうと、車を引き続き運転しているヴァルトに告げた。
「これから壁外へ脱出するわ。場所は南カーネルの住宅街、エル・ポーネ!」
「了解した」
そしてヴァルトは――ペルセポネが壁を破壊した、カーネルの住宅街、エル・ポーネへと向かうために、ハンドルを切った。
◇◇◇
「ただいま」
その頃白い部屋には帽子屋が帰ってきた。
「早かったね」
その場所にはチェシャ猫、バンダースナッチ、ハンプティ・ダンプティがモニターを眺めていた。しかし帽子屋の声を聞いて彼らは振り返った。
「意外と早かったね。残りはどうするんだい?」
「残り?」
ハンプティ・ダンプティから訊ねられ、帽子屋は首を傾げる。
「あれ? 話が噛み合っていない? 『残り』といったらそりゃ……計画が残りどれくらいで終わるか……ってことじゃあないのかい?」
「ああ。計画はあと二割くらいじゃあないかな。……それは飽く迄も、今回の結果がうまくいけば、という話だけれど」
「今回の結果、といえばデモは行われないようだね」
ハンプティ・ダンプティはそう言うとゆっくりと立ち上がる。
それに対して帽子屋は何も言えなかった。
ハンプティ・ダンプティはゆっくりと近づいていく。
そして、ハンプティ・ダンプティは帽子屋の頬を撫でていく。今のハンプティ・ダンプティは幼い少女の姿だった。しかし、ハンプティ・ダンプティはゆっくりと浮かび上がり、ちょうど帽子屋の頬に近いくらいまで底上げしていたのだった。
白磁のような滑らかな肌に、触ってしまえば折れてしまいそうな細さの指。
それが、帽子屋の頬に触れる。
そして、体温が伝わる。
あまりにも冷たい、それが――帽子屋に伝わる。
触れられて、帽子屋は身震いした。
ハンプティ・ダンプティの身体があまりにも冷たかったから?
いいや、違う。
(――なんだ、このそこはかとない不安は……)
帽子屋はそれを実感していた。
理由が解らないが、彼は不安に襲われていた。
ハンプティ・ダンプティに見つめられていたからかもしれない。
若しくは、自分で何か懸念材料があるのかもしれない。
だが、
「……デモに関しては行われるかどうか、それについて議論する必要もない。もともとプラスアルファに過ぎなかったのだから」
今はそれを考えることなく帽子屋はハンプティ・ダンプティの腕を払った。
作戦はいたってシンプルであった。都市部の外れにあるコルトの家へ向かい、彼と接触する。ただ、それだけだった。
「コルト、といったか。あの男がそこまで信頼出来る男なのか?」
ヴァルトが訊ねると、マーズは小さく頷いた。
「ええ、少なくとも彼ならば信頼出来る。だって彼は元々リリーファーシミュレーションセンターで働いていて、はじめてパイロット・オプションを起動従士から引き出した人間。金も欲も無い、だがそれゆえに裏切ることもない。そういう人間だから」
マーズがそう言うが、ヴァルトはどうも気になっていた。
はじめてコルトと出会った時に見た、眼光。
科学者にしてはあまりにも鋭いそれは――彼に一抹の不安を植え付けるには難くないものであった。
だからこそ、ヴァルトはマーズに確認を兼ねてそう質問したのだ。
そしてそれは、同じ『新たなる夜明け』に所属するマグラスとエルフィーも感じ取っていた。
彼らは人の心を、様々な場所から読み取ることが出来る。
例えば、眼光から。
例えば、仕草から。
例えば、行動から。
人というのは、本人が気がつかないうちに本性を曝け出しているものである。そして、それは例外など存在しない。
しかしあの男――コルトはそれが見られなかった。仕草も行動も完璧だった。まるで何かを隠しているような――そんな雰囲気もみてとれた。
行動も思想も仕草も変わり者。ただし、それはその裏にある何かを隠しているように見えるほど、わざとらしいものだとヴァルトは思っていた。
「……まあいい。一先ずそこまで向かうんだな?」
「そういうことになる」
マーズの言葉に、ヴァルトはため息をつき、
「……解った。今はそちら側に従うのが道理というもの。そちらの言うことを聞こうではないか」
「なによそれ。まるでコルトがスパイのような言い草ね」
「そうだといったら?」
ヴァルトは冗談めいた言葉で返した。
マーズはそれを聞いて、もうそれ以上会話を続けることはなかった。
◇◇◇
カーネルの町外れ。
コルトの住む家は、大きなパラボラアンテナがあるために遠くからも見ることが出来る。
それが近づいていくと、そのパラボラアンテナの大きさがみてとれる。
「やはりあのパラボラアンテナは何度見ても、気味が悪いものだ」
ヴァルトの言葉に、マーズは首を傾げる。
「果たして、そうかしら? というより、あなたはまだ二回しか会っていないじゃあない。それなのに『疑う』というのもどうかと思うけれど?」
マーズの言葉は正論そのものだった。
しかしそれでもヴァルトは疑っていた。それほどに彼は疑り深い男だった。
もしかしたらそれは、彼だけではなく、彼の職業――テロリストという存在だからかもしれない。テロリストという存在は味方もいればその分敵もいる。だから自ずと疑心暗鬼になったり、人を見る目が鍛えられている……ということなのだろう。
「……ま、あなたの疑いももうすぐ晴れるでしょ」
そう言ったマーズの言葉と同時に、彼女たちが乗った車はコルトの家の前に停止した。
車から降りて、家に入る。前にやったように本棚のある書物を引き出し、隠し扉を出現させる。その後階段を下りて、たどり着いたのは機械があまりにも多く犇めき合い、それが壁に等しいほどに積み重なっている場所である。
「……おーい、コルト! どこに居るんだ?」
マーズの言葉は虚しく空間に消えていく。
「ふむ。居ないな……、いったいどこに行ったんだ?」
「ここ以外に彼が行く場所は?」
「いや、それはないな。あいつは変わり者で、買い物も凡て宅配に任せる。だから滅多に外出することはないはずだ」
崇人の問いに即座に答えるマーズ。
マーズは彼が行くであろう場所を必死に考えていた。
しかし、まったく出てこない。
何故ならば、彼をこの部屋と上にある部屋以外で見たことがないからだ。それ以外の部屋は行こうとも思わないし、そもそも行く理由がないから、まったく知識が無い状態であったのだ。
「じゃあ、コルト……彼に助けてもらう線は消えたということでいいか? これ以上探しても時間の無駄だ。恐らくカーネル側もこちらを探しているだろうし……」
「それもそうね」
意外にもあっさりとマーズが折れたので、一瞬崇人は失笑しそうになったが、それは抑えて、そこを出ようと階段に一歩足を踏み込んだ。
外に出て、崇人たちは再び車に乗り込み、カーネルをひた走ることとした。
コルトの協力を仰ぐ作戦は失敗に終わってしまったわけだが、かといって策が尽きたわけでもなかった。
「こうなれば仕方ないわ……一気に脱出する他ないわね」
「一気に脱出……って! そんなこと可能なのかよ?!」
後部座席にいたマーズがそう言い、思わず崇人はそれに食いかかる発言を口にした。
「可能よ。そんなもの不可能でも何でもないわ」
そう言って、彼女はあるものを取り出した。
それは小型ラジオだった。小型ラジオはいつも彼女が携帯しているものらしく、年季が入っていた。
そんな感じで崇人はそのラジオをじろじろと見つめていると、
「見るんじゃあないわよ。その姿を見せているのでなくて、問題は今流れているラジオの内容」
「ラジオの内容?」
そう言う彼女の言葉に従って、崇人はそのラジオの音声に耳を傾けた。
ラジオからは、こんなことが流れていた。
『――繰り返しお知らせします。本日リリーファーが壁外に居ることが当局から発表されました』
それを聞いて、耳を疑った。
キャスターと思われる男性の声はひどく焦っているようで、震えもあった。
しかし、そんな声だったとしても、さらにキャスターの言葉は続く。
『リリーファーのタイプは「ペルセポネ」。当局が掴んでいる情報によればペイパス王国のテルミー・ヴァイデアックスが起動従士であるということです。壁外にはそのリリーファーのほかにもペイパス王国のものとみられる軍隊が居り、ヴァリエイブルと協力してカーネルを陥落させるものと考えられ――』
「……解ったでしょう?」
そこまで聞いたところでラジオの電源が切られ、かわりにマーズの声が聞こえた。
マーズはラジオを手早くしまうと、車を引き続き運転しているヴァルトに告げた。
「これから壁外へ脱出するわ。場所は南カーネルの住宅街、エル・ポーネ!」
「了解した」
そしてヴァルトは――ペルセポネが壁を破壊した、カーネルの住宅街、エル・ポーネへと向かうために、ハンドルを切った。
◇◇◇
「ただいま」
その頃白い部屋には帽子屋が帰ってきた。
「早かったね」
その場所にはチェシャ猫、バンダースナッチ、ハンプティ・ダンプティがモニターを眺めていた。しかし帽子屋の声を聞いて彼らは振り返った。
「意外と早かったね。残りはどうするんだい?」
「残り?」
ハンプティ・ダンプティから訊ねられ、帽子屋は首を傾げる。
「あれ? 話が噛み合っていない? 『残り』といったらそりゃ……計画が残りどれくらいで終わるか……ってことじゃあないのかい?」
「ああ。計画はあと二割くらいじゃあないかな。……それは飽く迄も、今回の結果がうまくいけば、という話だけれど」
「今回の結果、といえばデモは行われないようだね」
ハンプティ・ダンプティはそう言うとゆっくりと立ち上がる。
それに対して帽子屋は何も言えなかった。
ハンプティ・ダンプティはゆっくりと近づいていく。
そして、ハンプティ・ダンプティは帽子屋の頬を撫でていく。今のハンプティ・ダンプティは幼い少女の姿だった。しかし、ハンプティ・ダンプティはゆっくりと浮かび上がり、ちょうど帽子屋の頬に近いくらいまで底上げしていたのだった。
白磁のような滑らかな肌に、触ってしまえば折れてしまいそうな細さの指。
それが、帽子屋の頬に触れる。
そして、体温が伝わる。
あまりにも冷たい、それが――帽子屋に伝わる。
触れられて、帽子屋は身震いした。
ハンプティ・ダンプティの身体があまりにも冷たかったから?
いいや、違う。
(――なんだ、このそこはかとない不安は……)
帽子屋はそれを実感していた。
理由が解らないが、彼は不安に襲われていた。
ハンプティ・ダンプティに見つめられていたからかもしれない。
若しくは、自分で何か懸念材料があるのかもしれない。
だが、
「……デモに関しては行われるかどうか、それについて議論する必要もない。もともとプラスアルファに過ぎなかったのだから」
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