二次元美少女と恋をしたいっ!←そんなことさせないですよ?

ハタケシロ

12月25日

「そう言えば陽向さん。明日何の日か知ってますか?」

「モチのロンに決まってるだろ?何でも望んだ物が俺の目の前に現れる日だろ?」

「ドヤ顔で言ってますけど、何でもは無理だと思いますよ?」

「夢がないこと言うなよ桃。柏木を見習えって。あいつさっきから鼻歌歌いながらでっかい靴下作ってんだから」

「この大きさじゃ……瀬尾は厳しいか……」

「桃!やっぱり見習うな!」

「篠原さん!今すぐ生地を買いに行きましょう!」

「そうですね!そうしましょう!」

「うぉい!」

俺の静止虚しく、桃と霧咲は生地を買いにクソ寒い外へと出ていった。

これが12月24日の話だ。



「ふふ。陽向くん気持ちよさそうに寝てますね」

「そうですね!このまま添い寝からのゴニョゴニョ」

「しー。陽向くんが起きちゃいますよ」

「へへ。ごめんなさい」

「それにしてもよく陽向くんのお家の鍵持ってましたね柏木さん」

「いや持ってない」

「え?」

「クリップがあれば余裕」

「かっこよく言ってますけど、犯罪ですからね?」

「そうは言いますけど篠原さん。この時点だと私たち3人とも不要侵入で犯罪者ですよ?」

「それは……まぁいいじゃないですか!」

「篠原が珍しく開き直ったな」

「とにかくプレゼントを置きましょう!」

「ですね!陽向さん調教じゃなかった……矯正プレゼント!」

「私たちがサンタさんのコスプレをした写真!!」

「いくら瀬尾でもこれを見れば少しは3次元に興味が湧くはず」

「かなり際どい写真もありますからね。恥ずかしかったですけど」

「時間が無くて靴下は作れなかったですけど、逆に私たちがサンタさんのコスプレをして陽向さんにあいに来るというこの計画!」

「あれ?サンタさん?」

「「「………………(((起きたーー!!)))」」」

「……3人?」

「こここ、今年は人員を増やしたんですよ!」

「そそそ、そうです!」

「コクコク」

「あ、そうなんですね」

「プレゼントは何が欲しいですか?」

「プレゼント?そうだなー。欲しいのは(二次元の)子供かなー(見てて癒されるし)」

「「「こ、子供!?」」」

「ま、無理だとは分かってるんで他の……くーくー」

「寝ちゃいましたね。陽向くん」

「寝ぼけてたんですね」

「でも、寝言は本音が出るとかどっかで聞いた気が……」

「「「…………(ゴクリンコ)」」」

「聖なる夜ですもんね今日は」

「でも篠原。クリスマスは一番」

「性なる夜……」

「「「……(ゴクリンコ!!)」」」

「あ、サンタさん。(寒いんで風邪に気を付けて)身体を大事にしてくださいよ。俺だけのもの(じゃなく皆のサンタさん)なんだから……くー」

「「「………………」」」

「か、帰りますか」

「そ、そうですね」

「う、うん」



部室に顔を出すとなぜか顔を赤くしている3人の姿があった。

「どうしたんだ?皆」

「い、いえ」

「まさか陽向さんが私たちのことをあんなにも」

「ぽっ……」

まじで何があったんだ?
















気まづくて枕元に置いてあった写真のこと言い出せねー。

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