ILIAD ~幻影の彼方~
058 天高く聳えし原初の古塔
「これより我が最後の試練、そなたたちの力を見せてもらう。準備はよいか?」
『天高く聳えし原初の古塔』。その最上階――屋上に現れたセンテュリオはセトルたちを見下ろしてそう言った。
闇精霊の洞窟でオスクリダーと契約した一行はそのままセンテュリオの居場所を探した。
ノックスの本にそれを匂わせることが書いてあったらしいが、闇精霊の時ほど詳しくは書いておらず、正確な場所まではわからなかった。
天高く聳えるというくらいだからかなり高い塔なのだろうが、そんなものがあれば普通に有名になっているはずである。もちろん、そんなものは誰も知らない。
そこでセンテュリオの言っていたことを思い出した。
「まずは『星の陰に隠されし、闇を誘う深淵の地』を目指せ。そこにオスクリダーは居る。我はそれと対なす場所、『天高く聳えし原初の古塔』にておぬしたちを待つ」
『対なす場所』という言葉が気になった。これがオスクリダーの居場所と反対側というそのままの意味なら、そこにセンテュリオのいる塔があるはずである。
つまらなくもその読みは当たっていた。とはいっても近くまで寄らないとわからなかったのだが。ニブルヘイム地方のやや南辺りを飛んでいると突然高い塔が出現した。光の力で視界から消えていたようだ。これまで誰にも見つからなかったはずだ。
『闇精霊と契約されし者よ。我の力を欲するならば、この《明星の塔》の最上階まで来るがよい』
頭の中にセンテュリオの声が響き、セトルたちは《明星の塔》と言われた建物の中に入った。
光を使った様々な仕掛けを解き、転移霊術陣で転移したところで屋上に出たのだ。そこにセンテュリオは現れた。
「ではこちらから行かしてもらう」
センテュリオはセトルたちが武器を構えたのを認めると、自分の周りにサニーの光球に似た光の球を出現させた。三つあるそれはセンテュリオを中心に公転を始める。
センテュリオが手を前に翳すと、その内の一つがまるで隕石が落下するように襲いかかる。アランが皆を下がらせ、長斧でそれを打ち返そうと構える。だが――
「何!?」
光球は直前で飛散し、目を開けていられないほど眩しい光が放たれる。視界が白く染まる。しかもただ眩しいだけではなくもの凄く熱い。皮膚が焼けてしまいそうだ。何とかしないと次の攻撃がくる。
「ヒールサークル!!」
その中でサニーの声が響いた。見えないが、光のサークル内で自分たちが癒されていくのを感じる。視界は白いままだが、熱は感じなくなった。
闇雲にセトルは走る。勘と精霊独特の気配を頼りに剣を振るう。しかし何の手応えもない。
次第に視力が回復してくると、セトルは自分の足下に霊術陣が出現していることに気がついた。光の柱が立ち昇る。あと一瞬気づくのが遅かったら痛いじゃ済まなかったかもしれない。
飛散した光球が再びセンテュリオの周りで公転を始める。
アラン、しぐれ、シャルンがセンテュリオを取り囲むようにそれぞれの武器を振るう。しかしセンテュリオは素早く光球を操り、三人を弾き飛ばした。
あの光球は厄介だ。どうやら少し触れただけでも熱と衝撃が襲ってくるようである。あれがある限り、直接センテュリオに攻撃することは難しい。
(どうにかしないと……)
セトルがそう考え始めた時、ウェスターの詠唱が響く。
「荒れ狂う風よ、怒りに身を任せ、彼の地へと集え、ヴィントフォーゼ!!」
一瞬、センテュリオが光ったように見えた。次の瞬間、そこにセンテュリオの姿はなかった。何もないところで裂風が巻き上がる。
直後、ウェスターは後ろから衝撃を感じた。いつの間にかセンテュリオが背後に回り、光球を放っていた。背中から光球を受け、ウェスターは仰け反った状態で吹き飛んだ。何とか受け身を取りながら床を転がる。
「待っててみんな、今回復を」
サニーが詠唱を始める。光精霊であるセンテュリオが相手では彼女の攻撃は無意味に等しい。光霊術はもちろん、唯一の無属性霊術であるグラビテイ・ゼロも宙に浮いている相手には効かない。この戦いでは回復と補助に回ってもらうしかない。
再びセトルは走った。センテュリオを攻撃するにはまずあの光球を何とかしないといけない。
(一つずつ破壊するしかない!)
そう考えて剣を構える。
だんだんセンテュリオとの距離が短くなる。だが――
「――聖なる業火よ、シャイニングフレア!!」
間合いに入る前に巨大な霊術陣が床全体に広がった。屋上であるこの場所に逃げ場はない。輝きと炎が陣の中で渦巻いた。サニーのマジックバリアーも間に合わない。セトルも魔法防御を行うが、果たして耐えられるかどうか。
業火の中で皆の悲鳴が上がる。灰になってしまいそうだ。やがて術が消える。
(生きてる……?)
痛みはある。体が思うように動かない。だけど生きていてまだ意識もある。みんな倒れているが、生きていることはわかる。
セトルはゆっくりとふらつきながら立ちあがった。
「まだ……だ」
そんな彼を見てセンテュリオは目を見開いた。
「あれで立つとはたいした者だ。だが、その体ではもう戦えまい? 戦えたとしても、我に勝つことはできない。我も命まで取るつもりはない。挑戦は何度でも受けられる。また出直すといい」
「時間が……ないんだ。僕は……僕たちはまだやれる!」
その時、不思議な感覚をセトルは覚えた。前にもどこかで感じたような強くて優しい感覚を。自分の体から熱い何かが込み上げてくる。今ならそれを自分の意志で使えるような気がする。
ぼんやりとセトルの手が輝いた。
(いける!)
そう思った瞬間、セトルの体全体が輝いた。招治法に似た、それよりも強く温かく、そして優しい光が屋上全体を包んだ。傷が癒え、痛みが消える。さらに心まで洗われるように心地いい。
アスカリアの時と同じだ。あの時は気を失ったけど、今回は大丈夫だ。意識はしっかりしている。
「これは……!?」
センテュリオに驚いている暇はなかった。すぐ頭上には黒い塊が落下している。
(ダークフォールか!)
寸でのところで躱し、センテュリオは体勢を立て直そうとする。だがそこでアラン、しぐれ、ウェスターの三人がそれぞれの武器をセンテュリオ本体ではなく光球に向かって振るった。
一つ目、二つ目、そして三つ目。全ての光球が弾け飛ぶ。
「今だ、セトル!」
アランが叫ぶ。突然のことでセンテュリオが怯んでいる今が好機だ。セトルは床を強く蹴り、風のごとく走った。
「――彼の者にさらなる力を、ヴィグール!!」
赤い光がセトルを包み、力が込み上げてくるのを感じた。サニーが力をくれたのだ。セトルは一気に間合いを詰めた。
そして大上段に剣を振りかぶり――
渾身の力を込めて振り下ろす。
センテュリオの体が両断され、散っていく。光霊素が美しい輝きを放っている。散っていく時、センテュリオが優しく微笑んだように見えた。
光霊素の輝きが消え、辺りが一瞬沈黙する。
アランがセトルを向いた。
「セトル、さっきの力はまさか……」
「うん。たぶんアスカリアの時と同じだよ。あんまり覚えてないけど、感じが似てた」
「どういうこと?」
シャルンが訊く。しぐれも首を傾げているようだ。あの時二人はいなかったから知らないのは当然だが、説明しようとしたところで再びセンテュリオが姿を現した。
「見事だった。まさかおぬしがそのような力を使えるとは思わなかったぞ」
「僕もよくわからないんですけどね」
セトルは照れたように頭を掻く。今となっては、あの時どうやったのか覚えていなかった。
「契約の儀の前におぬしには渡しておきたい物がある」
そう言うとセンテュリオの周りの霊素が集まり始めた。ウェスターが槍を構築する時に似ている。それは首を傾げているセトルの前で一振りの剣となった。
「霊剣。それをおぬしに託す」
セトルは恐る恐るその剣を手にした。刀身が光でできているように輝く片刃の剣で、もの凄く軽い。そしてなぜか手にしっくりと馴染む。
「すごい……これならあれも……ほ、ホントにいいんですか?」
センテュリオはゆっくりと頷く。剣から感じる力にセトルは圧倒されそうだった。
これが、この剣があればきっと勝てる。何度か素振りをしながらセトルはそう思う。
「剣に恥じぬ使い手となれ。では契約の儀といこう」
ウェスターがセンテュリオの前に立つ。
「我、召喚士の名において、光の精霊センテュリオと盟約する……」
これでセトルたちは無事に八体の精霊と契約を交わすことができた。
『天高く聳えし原初の古塔』。その最上階――屋上に現れたセンテュリオはセトルたちを見下ろしてそう言った。
闇精霊の洞窟でオスクリダーと契約した一行はそのままセンテュリオの居場所を探した。
ノックスの本にそれを匂わせることが書いてあったらしいが、闇精霊の時ほど詳しくは書いておらず、正確な場所まではわからなかった。
天高く聳えるというくらいだからかなり高い塔なのだろうが、そんなものがあれば普通に有名になっているはずである。もちろん、そんなものは誰も知らない。
そこでセンテュリオの言っていたことを思い出した。
「まずは『星の陰に隠されし、闇を誘う深淵の地』を目指せ。そこにオスクリダーは居る。我はそれと対なす場所、『天高く聳えし原初の古塔』にておぬしたちを待つ」
『対なす場所』という言葉が気になった。これがオスクリダーの居場所と反対側というそのままの意味なら、そこにセンテュリオのいる塔があるはずである。
つまらなくもその読みは当たっていた。とはいっても近くまで寄らないとわからなかったのだが。ニブルヘイム地方のやや南辺りを飛んでいると突然高い塔が出現した。光の力で視界から消えていたようだ。これまで誰にも見つからなかったはずだ。
『闇精霊と契約されし者よ。我の力を欲するならば、この《明星の塔》の最上階まで来るがよい』
頭の中にセンテュリオの声が響き、セトルたちは《明星の塔》と言われた建物の中に入った。
光を使った様々な仕掛けを解き、転移霊術陣で転移したところで屋上に出たのだ。そこにセンテュリオは現れた。
「ではこちらから行かしてもらう」
センテュリオはセトルたちが武器を構えたのを認めると、自分の周りにサニーの光球に似た光の球を出現させた。三つあるそれはセンテュリオを中心に公転を始める。
センテュリオが手を前に翳すと、その内の一つがまるで隕石が落下するように襲いかかる。アランが皆を下がらせ、長斧でそれを打ち返そうと構える。だが――
「何!?」
光球は直前で飛散し、目を開けていられないほど眩しい光が放たれる。視界が白く染まる。しかもただ眩しいだけではなくもの凄く熱い。皮膚が焼けてしまいそうだ。何とかしないと次の攻撃がくる。
「ヒールサークル!!」
その中でサニーの声が響いた。見えないが、光のサークル内で自分たちが癒されていくのを感じる。視界は白いままだが、熱は感じなくなった。
闇雲にセトルは走る。勘と精霊独特の気配を頼りに剣を振るう。しかし何の手応えもない。
次第に視力が回復してくると、セトルは自分の足下に霊術陣が出現していることに気がついた。光の柱が立ち昇る。あと一瞬気づくのが遅かったら痛いじゃ済まなかったかもしれない。
飛散した光球が再びセンテュリオの周りで公転を始める。
アラン、しぐれ、シャルンがセンテュリオを取り囲むようにそれぞれの武器を振るう。しかしセンテュリオは素早く光球を操り、三人を弾き飛ばした。
あの光球は厄介だ。どうやら少し触れただけでも熱と衝撃が襲ってくるようである。あれがある限り、直接センテュリオに攻撃することは難しい。
(どうにかしないと……)
セトルがそう考え始めた時、ウェスターの詠唱が響く。
「荒れ狂う風よ、怒りに身を任せ、彼の地へと集え、ヴィントフォーゼ!!」
一瞬、センテュリオが光ったように見えた。次の瞬間、そこにセンテュリオの姿はなかった。何もないところで裂風が巻き上がる。
直後、ウェスターは後ろから衝撃を感じた。いつの間にかセンテュリオが背後に回り、光球を放っていた。背中から光球を受け、ウェスターは仰け反った状態で吹き飛んだ。何とか受け身を取りながら床を転がる。
「待っててみんな、今回復を」
サニーが詠唱を始める。光精霊であるセンテュリオが相手では彼女の攻撃は無意味に等しい。光霊術はもちろん、唯一の無属性霊術であるグラビテイ・ゼロも宙に浮いている相手には効かない。この戦いでは回復と補助に回ってもらうしかない。
再びセトルは走った。センテュリオを攻撃するにはまずあの光球を何とかしないといけない。
(一つずつ破壊するしかない!)
そう考えて剣を構える。
だんだんセンテュリオとの距離が短くなる。だが――
「――聖なる業火よ、シャイニングフレア!!」
間合いに入る前に巨大な霊術陣が床全体に広がった。屋上であるこの場所に逃げ場はない。輝きと炎が陣の中で渦巻いた。サニーのマジックバリアーも間に合わない。セトルも魔法防御を行うが、果たして耐えられるかどうか。
業火の中で皆の悲鳴が上がる。灰になってしまいそうだ。やがて術が消える。
(生きてる……?)
痛みはある。体が思うように動かない。だけど生きていてまだ意識もある。みんな倒れているが、生きていることはわかる。
セトルはゆっくりとふらつきながら立ちあがった。
「まだ……だ」
そんな彼を見てセンテュリオは目を見開いた。
「あれで立つとはたいした者だ。だが、その体ではもう戦えまい? 戦えたとしても、我に勝つことはできない。我も命まで取るつもりはない。挑戦は何度でも受けられる。また出直すといい」
「時間が……ないんだ。僕は……僕たちはまだやれる!」
その時、不思議な感覚をセトルは覚えた。前にもどこかで感じたような強くて優しい感覚を。自分の体から熱い何かが込み上げてくる。今ならそれを自分の意志で使えるような気がする。
ぼんやりとセトルの手が輝いた。
(いける!)
そう思った瞬間、セトルの体全体が輝いた。招治法に似た、それよりも強く温かく、そして優しい光が屋上全体を包んだ。傷が癒え、痛みが消える。さらに心まで洗われるように心地いい。
アスカリアの時と同じだ。あの時は気を失ったけど、今回は大丈夫だ。意識はしっかりしている。
「これは……!?」
センテュリオに驚いている暇はなかった。すぐ頭上には黒い塊が落下している。
(ダークフォールか!)
寸でのところで躱し、センテュリオは体勢を立て直そうとする。だがそこでアラン、しぐれ、ウェスターの三人がそれぞれの武器をセンテュリオ本体ではなく光球に向かって振るった。
一つ目、二つ目、そして三つ目。全ての光球が弾け飛ぶ。
「今だ、セトル!」
アランが叫ぶ。突然のことでセンテュリオが怯んでいる今が好機だ。セトルは床を強く蹴り、風のごとく走った。
「――彼の者にさらなる力を、ヴィグール!!」
赤い光がセトルを包み、力が込み上げてくるのを感じた。サニーが力をくれたのだ。セトルは一気に間合いを詰めた。
そして大上段に剣を振りかぶり――
渾身の力を込めて振り下ろす。
センテュリオの体が両断され、散っていく。光霊素が美しい輝きを放っている。散っていく時、センテュリオが優しく微笑んだように見えた。
光霊素の輝きが消え、辺りが一瞬沈黙する。
アランがセトルを向いた。
「セトル、さっきの力はまさか……」
「うん。たぶんアスカリアの時と同じだよ。あんまり覚えてないけど、感じが似てた」
「どういうこと?」
シャルンが訊く。しぐれも首を傾げているようだ。あの時二人はいなかったから知らないのは当然だが、説明しようとしたところで再びセンテュリオが姿を現した。
「見事だった。まさかおぬしがそのような力を使えるとは思わなかったぞ」
「僕もよくわからないんですけどね」
セトルは照れたように頭を掻く。今となっては、あの時どうやったのか覚えていなかった。
「契約の儀の前におぬしには渡しておきたい物がある」
そう言うとセンテュリオの周りの霊素が集まり始めた。ウェスターが槍を構築する時に似ている。それは首を傾げているセトルの前で一振りの剣となった。
「霊剣。それをおぬしに託す」
セトルは恐る恐るその剣を手にした。刀身が光でできているように輝く片刃の剣で、もの凄く軽い。そしてなぜか手にしっくりと馴染む。
「すごい……これならあれも……ほ、ホントにいいんですか?」
センテュリオはゆっくりと頷く。剣から感じる力にセトルは圧倒されそうだった。
これが、この剣があればきっと勝てる。何度か素振りをしながらセトルはそう思う。
「剣に恥じぬ使い手となれ。では契約の儀といこう」
ウェスターがセンテュリオの前に立つ。
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