ILIAD ~幻影の彼方~
027 風霊の谷
ビュービューと吹き荒れる乾いた風は砂塵を巻き上げ容赦なく体に吹きつける。
ここは《ロッケリーバレー》といわれる場所。インティルケープから徒歩で三日ほどの半島にそれはある。
この谷には、風の精霊『アイレ』が居るらしい。そのせいか風霊素が濃く、風がやむことを知らず暴れている。
銀髪の少年――セトル・サラディンは、吹き飛ばされそうになるのを必死で堪えながら、そのサファイアブルーの瞳を腕で庇い、前へと足を進める。
「きゃ! 目に砂が~」
小さく悲鳴を上げて、サニー・カートライトは砂の入った目を擦った。風にポニーテールが揺れる。この谷には、ほとんどと言っていいほど木が生えていない。そのため砂を防ぐものがないのだ。ちょっとした草は生えてないこともないが、風化が進み、砂が多く、岩肌が剥き出しになっている。
彼女の肩にはリスに似た小動物――ザンフィが吹き飛ばされないようにしっかりと捕まっている。
「サニー、大丈夫?」
セトルが心配して声をかけると、彼女は、大丈夫、と言ってアラン・ハイドンの背に隠れるように入った。彼の長身はこの風を防ぐのに丁度いい。
「お、おいサニー、俺を盾にするなよ!」
「いいじゃん、アラン背高いんだし!」
「だったらウェスターだってそう変わらないだろ!」
「そんなことないですよ。アランには負けます」
含んだ笑みを浮かべたウェスター・トウェーンは、からかうような口調でそう言って眼鏡のブリッジを押さえた。
「ところでウェスターさん」唐突にセトルが訊く。「精霊と契約するのはいいんですけど、それが世界を救うこととどう関係があるんですか?」
「あ、それあたしも知りたい!」
サニーもそれに合わせる。
「言っても理解してもらえるかわかりませんが……まあ、いいでしょう。簡単に説明しますね」
ウェスターは小さく息をつき、説明を始める。
「《古霊子核兵器》に対抗するには、それ相応の力が必要です。もちろん封印が解けてしまう前に止めたいのですが、それが叶わなかった場合のことも考えてないといけません」
「精霊がその力になると?」
「ええ、コリエンテがそうだったように、他の精霊たちもこの異変には気づいているはず。できるだけ多くの精霊と契約し、そのときに備えるべきです」
アランは納得したのか、組んでいた腕を解いた。精霊の力は凄まじい、そのことはコリエンテとの戦いで十分にわかっている。いや、あの戦いは自分たちの力を見る試練だった。コリエンテの、精霊本来の力はあんなものではないだろう。
「ねぇアラン、おじいちゃん一人にしてよかったわけ?」
いきなりサニーは話題を変えた。そこまで難しい話ではなかったはずだが、もう飽きたのだろうか?
「あー大丈夫さ、サニー。みんなも居るし、あのじっちゃんが俺がいないくらいでくたばるとは思えねぇよ」
アランは笑って答える。
「それに、この前戻った時もピンピンしてたしな」
「アランのおじいさんって確か、元猟師団のリーダーだったっけ?」
セトルはそんなことを聞いたことがあった。ずいぶん前のことで記憶があやふやだが、確かウォルフさんの師匠だとか。
「ん? まあそうだが、今はもう威勢だけがいいじいさんさ」
アランは、ははは、とどこか苦笑じみた笑いをした。彼の斧術も確かおじいさん譲りのはずだが……。
噴き上がる風を利用して段差を飛び上がったりしながらしばらく進むと、半島の先端と思われる場所に出た。先に一本の枯れ木が立っており、そこから海が一望できる。
風が穏やかになった。
「どうやら、着いたようですね」
ウェスターが言うと、枯れ木の前に風霊素が集い、コリエンテの時と同じような輝きが現れる。
『召喚士?』
頭の中に無邪気でボーイッシュな少女の声が響く。
ウェスターが前に出て、輝きに向かって声を張る。
「風の精霊アイレですね? 私と契約して欲しいのですが」
すると輝きは激しく明滅し、枯れ木の前で少女の姿になる。風に靡く金髪に青色のリボンをし、背には蝶を思わせる美しい羽を羽ばたかしている。小柄で、精霊と言うより妖精のような容姿だ。
手にはカラフルな弓を持っており、宙に浮いているが、それは羽の力ではないことは明らか、恐らく足下に巻き起こっている小さな旋風のせいだろう。
「僕と? ふーん、いいけど、その前に力を見せてもらうよ!」
アイレは紫色の瞳を眇めるような笑みを浮かべ、こちらを見下すような口調でそう言った。
「やっぱり、戦うんですね……」
そう呟きながらセトルは剣を抜いた。
「行っくよー! ――ウインドアロー!!」
アイレは勢いよく飛び上がって弓を射る。風を纏った矢が一直線にセトル目がけて飛んでくる。彼はそれを躱すと走り、降りてきたアイレに一閃する。
「うっ!」
アイレは呻き、斬られた箇所から風霊素の光が飛散する。そこにアランが飛び上がり、足下に霊素を付加させて踏みつけるように降下する。
「崩龍脚!!」
「甘いよ!」
アイレは降下してくるアラン目がけて弓を引く。
「ゲイルストローク!!」
アランは咄嗟に技を中断し、長斧でその矢の軌道を変える。しかし――
「なっ!」
矢に纏っていた《ウインドアロー》よりも遥かに強い風がアランを吹き飛ばした。彼は崖に背中から叩きつけられる。
「アラン!!」
「余所見は禁物だよ!」
「!?」
複数の矢が飛んできたので、セトルは後ろに飛び退った。先程までいた地面に矢が次々と突き刺さっていく。
サニーがアランの元に駆け寄る。
「――癒しの輝き、ふぁーすとえいどヒール!!」
アランの体が光に包まれ、痛みや痺れが引いていく。もう大丈夫だろう。
「終焉の紅き業火よ――」
アイレの足下に赤く光る霊術陣が出現する。
「――クリムゾンバースト!!」
ウェスターが唱え終わると、アイレを中心に小規模な爆発が起こった。だが、術が発動する瞬間にアイレは素早くそこから離れていた。
「……躱されましたか」
ウェスターは小さく舌打ちをする。
しかしアイレが離れたところにはセトルが――
「はぁ!」
彼は斬り込むが、そのことごとくを躱されてしまう。
「あたんないよー! それっ!!」
アイレは手を翳すと、そこから前方に凄まじい風が走る。セトルは横に転がってなんとかそれを避け、すかさずアイレに一閃を加えた。
「う――これでどうだ、スラッシュガスト!!」
アイレはセトルから距離をとると、術を唱えた。速い! だがその瞬間が最大のチャンスでもある。セトルは無数に襲いかかる風刃の渦から飛び出し、アイレを蹴り上げた。
飛蹴連舞、いや違うこれは――
「――翔刃飛連脚!!」
敵を蹴り上げ、そこにもう一度蹴りを加え、さらにゼロ距離で飛刃衝を放つ奥義だ。
「これで終わりです!」
セトルが最後に烈風を放つとアイレは短く悲鳴を上げて、その姿が保てなくなったのか、風霊素の緑色の光となり飛散した。
「セトル、大丈夫?」
アイレのスラッシュガストを受け、体中切り傷だらけのセトルにサニーが駆け寄った。血もかなり流れている。
「待って、いま治すから……」
そう言うと彼女は治癒術を唱えてくれた。傷は塞がるが、流石に切られた服や傷のついた防具は直せない。治癒術は生き物の自然治癒力を瞬間的に高めるものだから。
もしアイレが本気だったら、腕の一本は持って行かれたかしれない。前にウェスターが使ったのを見たが、本来あの術はそれほどの威力があるはずである。
セトルの傷が治ると、サニーはホッとしたような表情をし、同時にアイレが例の枯れ木の前に再び現れた。
「う~ん、悔しいけど合格だよ。さっさと契約の儀式をしなよ!」
ウェスターにそう促すアイレは不機嫌そうだった。試すだけとはいえ、負けたのが悔しかったのかもしれない。サニーと気が合うんじゃないかな、とセトルは思ったが口にはしない。
ウェスターは前に進み出ると小さく深呼吸をし、
「我、召喚士の名において、風の精霊アイレと盟約する……」
コリエンテの時と同じようにそう言うと、やはり彼から一条の光が伸び、アイレはその光の中に溶けていった。指輪だけを残して――。
「今度もアクアマリン?」
ウェスターの掌を覗き込むようにしてサニーが訊く。
「いえ、これは《エメラルド》のようです」
「やっぱり、精霊によって精霊石が違うんですね」
セトルもその透明で、ガラス光沢をもつ緑色の蛋白石を見詰める。
「精霊石は霊素の結晶ですからね。水はアクアマリン、風はこのエメラルド、火はルビー、と様々な種類がありますから」
眼鏡のレンズついた砂埃を拭き取りながらウェスターは説明してくれた。
「へぇ、詳しいんだな」
感心したようにアランが言うが、ウェスターならそのくらい知っていても不思議じゃない。
「一応、召喚士ですから」
ウェスターは微笑むと踵を返す。
「では、インティルケープまで戻りましょう」
ここは《ロッケリーバレー》といわれる場所。インティルケープから徒歩で三日ほどの半島にそれはある。
この谷には、風の精霊『アイレ』が居るらしい。そのせいか風霊素が濃く、風がやむことを知らず暴れている。
銀髪の少年――セトル・サラディンは、吹き飛ばされそうになるのを必死で堪えながら、そのサファイアブルーの瞳を腕で庇い、前へと足を進める。
「きゃ! 目に砂が~」
小さく悲鳴を上げて、サニー・カートライトは砂の入った目を擦った。風にポニーテールが揺れる。この谷には、ほとんどと言っていいほど木が生えていない。そのため砂を防ぐものがないのだ。ちょっとした草は生えてないこともないが、風化が進み、砂が多く、岩肌が剥き出しになっている。
彼女の肩にはリスに似た小動物――ザンフィが吹き飛ばされないようにしっかりと捕まっている。
「サニー、大丈夫?」
セトルが心配して声をかけると、彼女は、大丈夫、と言ってアラン・ハイドンの背に隠れるように入った。彼の長身はこの風を防ぐのに丁度いい。
「お、おいサニー、俺を盾にするなよ!」
「いいじゃん、アラン背高いんだし!」
「だったらウェスターだってそう変わらないだろ!」
「そんなことないですよ。アランには負けます」
含んだ笑みを浮かべたウェスター・トウェーンは、からかうような口調でそう言って眼鏡のブリッジを押さえた。
「ところでウェスターさん」唐突にセトルが訊く。「精霊と契約するのはいいんですけど、それが世界を救うこととどう関係があるんですか?」
「あ、それあたしも知りたい!」
サニーもそれに合わせる。
「言っても理解してもらえるかわかりませんが……まあ、いいでしょう。簡単に説明しますね」
ウェスターは小さく息をつき、説明を始める。
「《古霊子核兵器》に対抗するには、それ相応の力が必要です。もちろん封印が解けてしまう前に止めたいのですが、それが叶わなかった場合のことも考えてないといけません」
「精霊がその力になると?」
「ええ、コリエンテがそうだったように、他の精霊たちもこの異変には気づいているはず。できるだけ多くの精霊と契約し、そのときに備えるべきです」
アランは納得したのか、組んでいた腕を解いた。精霊の力は凄まじい、そのことはコリエンテとの戦いで十分にわかっている。いや、あの戦いは自分たちの力を見る試練だった。コリエンテの、精霊本来の力はあんなものではないだろう。
「ねぇアラン、おじいちゃん一人にしてよかったわけ?」
いきなりサニーは話題を変えた。そこまで難しい話ではなかったはずだが、もう飽きたのだろうか?
「あー大丈夫さ、サニー。みんなも居るし、あのじっちゃんが俺がいないくらいでくたばるとは思えねぇよ」
アランは笑って答える。
「それに、この前戻った時もピンピンしてたしな」
「アランのおじいさんって確か、元猟師団のリーダーだったっけ?」
セトルはそんなことを聞いたことがあった。ずいぶん前のことで記憶があやふやだが、確かウォルフさんの師匠だとか。
「ん? まあそうだが、今はもう威勢だけがいいじいさんさ」
アランは、ははは、とどこか苦笑じみた笑いをした。彼の斧術も確かおじいさん譲りのはずだが……。
噴き上がる風を利用して段差を飛び上がったりしながらしばらく進むと、半島の先端と思われる場所に出た。先に一本の枯れ木が立っており、そこから海が一望できる。
風が穏やかになった。
「どうやら、着いたようですね」
ウェスターが言うと、枯れ木の前に風霊素が集い、コリエンテの時と同じような輝きが現れる。
『召喚士?』
頭の中に無邪気でボーイッシュな少女の声が響く。
ウェスターが前に出て、輝きに向かって声を張る。
「風の精霊アイレですね? 私と契約して欲しいのですが」
すると輝きは激しく明滅し、枯れ木の前で少女の姿になる。風に靡く金髪に青色のリボンをし、背には蝶を思わせる美しい羽を羽ばたかしている。小柄で、精霊と言うより妖精のような容姿だ。
手にはカラフルな弓を持っており、宙に浮いているが、それは羽の力ではないことは明らか、恐らく足下に巻き起こっている小さな旋風のせいだろう。
「僕と? ふーん、いいけど、その前に力を見せてもらうよ!」
アイレは紫色の瞳を眇めるような笑みを浮かべ、こちらを見下すような口調でそう言った。
「やっぱり、戦うんですね……」
そう呟きながらセトルは剣を抜いた。
「行っくよー! ――ウインドアロー!!」
アイレは勢いよく飛び上がって弓を射る。風を纏った矢が一直線にセトル目がけて飛んでくる。彼はそれを躱すと走り、降りてきたアイレに一閃する。
「うっ!」
アイレは呻き、斬られた箇所から風霊素の光が飛散する。そこにアランが飛び上がり、足下に霊素を付加させて踏みつけるように降下する。
「崩龍脚!!」
「甘いよ!」
アイレは降下してくるアラン目がけて弓を引く。
「ゲイルストローク!!」
アランは咄嗟に技を中断し、長斧でその矢の軌道を変える。しかし――
「なっ!」
矢に纏っていた《ウインドアロー》よりも遥かに強い風がアランを吹き飛ばした。彼は崖に背中から叩きつけられる。
「アラン!!」
「余所見は禁物だよ!」
「!?」
複数の矢が飛んできたので、セトルは後ろに飛び退った。先程までいた地面に矢が次々と突き刺さっていく。
サニーがアランの元に駆け寄る。
「――癒しの輝き、ふぁーすとえいどヒール!!」
アランの体が光に包まれ、痛みや痺れが引いていく。もう大丈夫だろう。
「終焉の紅き業火よ――」
アイレの足下に赤く光る霊術陣が出現する。
「――クリムゾンバースト!!」
ウェスターが唱え終わると、アイレを中心に小規模な爆発が起こった。だが、術が発動する瞬間にアイレは素早くそこから離れていた。
「……躱されましたか」
ウェスターは小さく舌打ちをする。
しかしアイレが離れたところにはセトルが――
「はぁ!」
彼は斬り込むが、そのことごとくを躱されてしまう。
「あたんないよー! それっ!!」
アイレは手を翳すと、そこから前方に凄まじい風が走る。セトルは横に転がってなんとかそれを避け、すかさずアイレに一閃を加えた。
「う――これでどうだ、スラッシュガスト!!」
アイレはセトルから距離をとると、術を唱えた。速い! だがその瞬間が最大のチャンスでもある。セトルは無数に襲いかかる風刃の渦から飛び出し、アイレを蹴り上げた。
飛蹴連舞、いや違うこれは――
「――翔刃飛連脚!!」
敵を蹴り上げ、そこにもう一度蹴りを加え、さらにゼロ距離で飛刃衝を放つ奥義だ。
「これで終わりです!」
セトルが最後に烈風を放つとアイレは短く悲鳴を上げて、その姿が保てなくなったのか、風霊素の緑色の光となり飛散した。
「セトル、大丈夫?」
アイレのスラッシュガストを受け、体中切り傷だらけのセトルにサニーが駆け寄った。血もかなり流れている。
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そう言うと彼女は治癒術を唱えてくれた。傷は塞がるが、流石に切られた服や傷のついた防具は直せない。治癒術は生き物の自然治癒力を瞬間的に高めるものだから。
もしアイレが本気だったら、腕の一本は持って行かれたかしれない。前にウェスターが使ったのを見たが、本来あの術はそれほどの威力があるはずである。
セトルの傷が治ると、サニーはホッとしたような表情をし、同時にアイレが例の枯れ木の前に再び現れた。
「う~ん、悔しいけど合格だよ。さっさと契約の儀式をしなよ!」
ウェスターにそう促すアイレは不機嫌そうだった。試すだけとはいえ、負けたのが悔しかったのかもしれない。サニーと気が合うんじゃないかな、とセトルは思ったが口にはしない。
ウェスターは前に進み出ると小さく深呼吸をし、
「我、召喚士の名において、風の精霊アイレと盟約する……」
コリエンテの時と同じようにそう言うと、やはり彼から一条の光が伸び、アイレはその光の中に溶けていった。指輪だけを残して――。
「今度もアクアマリン?」
ウェスターの掌を覗き込むようにしてサニーが訊く。
「いえ、これは《エメラルド》のようです」
「やっぱり、精霊によって精霊石が違うんですね」
セトルもその透明で、ガラス光沢をもつ緑色の蛋白石を見詰める。
「精霊石は霊素の結晶ですからね。水はアクアマリン、風はこのエメラルド、火はルビー、と様々な種類がありますから」
眼鏡のレンズついた砂埃を拭き取りながらウェスターは説明してくれた。
「へぇ、詳しいんだな」
感心したようにアランが言うが、ウェスターならそのくらい知っていても不思議じゃない。
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