ILIAD ~幻影の彼方~
018 直球宣告
「ふう、やっと着いたー!」
サンデルクの港で船を降りたしぐれは大きく背伸びをする。
首都を出て五日目の夕方のことである。
「結局、アランの船酔い全然治んなかったね♪」
面白そうに言ったサニーに、セトルは嘆息した。
「あたり前だよ、サニー。あれだけ連れ回したら……」
船の中で、サニーはアランが船酔いすることを知ると、そんなの慣れればいいじゃん、と言って彼を散々連れ回した。彼女にとっては善意の行動だったかもしれないが、そのおかげでアランの船酔いはより一層酷くなったように思われた。
しかもサニーは船内で迷いに迷い、彼女が勝手に部屋の外へ出るたびに、セトルは彼女を探しに行くことになっていた。
「えっと……と、とにかく宿に行くんでしょ? 早く行こうよ!」
サニーが強引に話を変えたのでセトルは、まったく、と呟いてアランを見る。その彼は特に気にしている様子もなくただ笑っていた。
「ハハハ、宿は確かあっちだったな」
アランは北東の方角を差し、歩き始めた。
サンデルクの宿――スカイハイは、宿と言っているがホテルである。町の北東にあり、中央通りを進んで行けば迷うことはない……はずだった。
「セトル! サニーがいてへんよ!?」
そこを進んでいると、サニーがいないことにしぐれが気づきそう言った。セトルたちは辺りを見回したが、彼女の姿は見つからなかった。これは――
「またか……まったく困ったもんだ、サニーの方向音痴には……」
意外とアランは冷静だった。セトルも呆れたように溜息を漏らす。彼女のことをあまり知らないしぐれだけが慌てているようだ。
「二人とも何で落ち着いてんねん!? 攫われたかもしれんのやで!」
「いや、サニーはあれでも光霊術士として優秀だし、ザンフィも一緒なんだから、よほどのことがないかぎりそれはないよ」
セトルは、本当にその可能性は無い、と言うように微笑んだ。
「じゃあ」とアラン。「俺としぐれで町を捜すから、セトルは先に宿へ行っててくれ。もしかしたら……いや、ないか、サニーだから。でも一応宿で待っててくれ」
セトルは頷き、二人が二手に分かれるのと同時に宿に向かって駆け出した。
✝ ✝ ✝
「あーもう、ここどこよ!」
セトルたちとはぐれたサニーはザンフィを肩に乗せ、町の住宅街と思われるところで盛大に迷子をしていた。
周囲には誰もいない。サニーは思いっ切り叫びたい気持ちを抑えて階段を上っていた。どんどんあさっての方向へと進んで行く。
しばらくうろついていると、ザンフィが何かを感じたように肩から飛び降り、狭い路地の中に入って行った。
「ちょっとどこ行くのよ、ザンフィ!」
彼女もザンフィを追いかけてその路地に入った。そして、そこを抜けたところで立ち止まったザンフィを見つける。
「あ、サニー! ――やっと見つけた……」
その時、さっきよりも広い通りの向こうから、そんな安堵の混じった声が聞こえてきた。
「しぐれ……」
サニーはまるで亡霊を見たかのような目で微笑んだ彼女を見詰めた。そしてすぐハッとするとしぐれの後ろを覗くように見る。
「一人?……セトルとアランは?」
「二人とは宿で落ち合うことになってん。さ、行こや!」
しぐれはサニーの手を取った。
「い、いいよ、手なんて繋がなくても……」
それを振りほどいてサニーは恥じらうように言った。
「いやでも、またはぐれたら……」
「大丈夫だって!」
「そう?……ならええけど」
眉根を寄せ、しぐれは頭の後ろを掻いた。そしてそのまま、二人は黙って宿の方へと足を進める。
「ねぇ」
しばらく歩いたあと、沈黙に耐えられなくなったサニーが口を開いた。
「しぐれって、セトルのこと好きなの?」
唐突に彼女がそんなことを言い出したので、しぐれは激しく咳き込み、顔を真っ赤にし、そして見事に転倒する。
「な、な、何言うてんのやいきなり!?」
明らかに動揺している。するとサニーは皮肉めいた笑みを見せる。
「ふふーん、人探しと恩返しだけが一緒にいる理由じゃなかったわけね」
「わ、わ、○△☆♨×%@!?」
もう何を言っているのかわからないしぐれを見て、サニーは噴き出した。
「アハハッ、しぐれってわかりやすい人だね♪ ――あたしが思ってた忍者って、無愛想なイメージだったけど……しぐれは全然違うや。アハハハ!」
腹を抱えて笑うサニーに、しぐれは眉を吊り上げて腕を組んだ。
「い、いいの、忍者やからって感情殺してまうんは、うち、いやなんや!」
「いいんじゃないの、それで?」
「え?」
少し、落ち着いたサニーが顔を上げてそう言ったので、しぐれは不思議そうな顔をする。
「だってその方が楽しいじゃん♪」
そう言ったサニーの笑みは明るかった。
「ねぇしぐれ、あたしたちいい友達になれそうじゃない?」
「そ、そうやろか……」
しぐれは少し戸惑い、そして――
「……そうやな、サニー、改めてよろしく!」
彼女は手を差し出した。やはりそれにはまだ照れがあった。
「よろしく、しぐれ♪」
サニーはその手を取り、握手を交わした。二人の髪が夕暮れの風に靡く。
「――でも、負けないわよ!」
意味ありげに言い残し、サニーは先に歩き始めた。
「サニー……」しぐれが呟くように言った。「そっちは逆や、宿はこっちの道行かんと!」
サニーが向かっていた方向は宿とは逆、つまり今来た道を戻っていることになる。これはかなりの重症だ、としぐれは痛感した。
「わ、わかってるわよ!……その、ちょっと焦ってただけで……」
頬を膨らました彼女に、しぐれは笑った。そして今度はしっかりと手を取った。
もう、はぐれないように――
✝ ✝ ✝
二人が宿――ホテル『スカイハイ』に着くと、フロントの前にセトルとアランはいた。
「サニー!」
彼らは二人に気づくと、特に慌てた様子もなく歩み寄ってきた。しかし、その声は安堵していた。
「まったく、しぐれもなかなか戻って来ないから、もう少しで心配するとこだったぜ!」
アランが皮肉めいた笑みを浮かべる。
「むぅ、心配してくれたっていいじゃん! ――ま、別に迷ってなんかなかったけどね!」
サニーは、手の甲を腰にあてるようにして頬を膨らませた。その後ろでしぐれが、くす、と笑い、ザンフィが、キキ、と鳴く。
「でもよかったよ、ちゃんと見つかって」
セトルは微笑むとしぐれの方を見て、ありがとう、と礼を言う。すると彼女は、僅かに頬を赤く染めてセトルから目を反らした。
「? どうしたの、しぐれ?」
セトルは首を傾げる。
「な、何でもないて! 気にせんといて!」
先程のサニーとの会話がまだ抜けてないのか、しぐれは慌てた様子で手を振った。
その時、アランの腹が豪快な音を立てた。
「どうでもいいけど、メシにしようぜ!」
皆は笑い、ホテルのレストランへと向かった。
「――そういえば」席についたしぐれが思い出すようにそう言う。「さっきサニーを捜してるとき聞いたんやけど、なんか《マインタウン》ていう鉱山の町の方で盗賊があったらしいんやわ。確か、エリエンタール家がどうのこうのって」
その話にサニーが反応した。
(エリエンタール……)
セトルとアランの脳裏に嫌な予感が浮かんだ。サニーのことだ、エリエンタール家の犯行ではなかったとはいえ、ずっとそれと疑われていたのだ。自分が捕まえるとか言いだすかもしれない。
「ねぇ、《マインタウン》だっけ? 行ってみない?」
ほらきた。
「行って……どうするつもり?」
わかっていることだが、セトルは一応訊いてみた。
「決まってるじゃない、その盗賊を捕まえるのよ!」
「たぶんもう居ないと思うよ?」
「それでも、何か手掛かりがあるかもしれないじゃない」
アランは溜息をつくと、ダメだ、と言ってみる。が、やはり無駄だった。この顔は、自分一人でも行く、という顔だ。
「……あきらめるしかないよ、アラン」
セトルは彼の肩に手を置いて、ゆっくりと首を振った。もし、彼女一人で行かせでもしたら、間違いなく迷子になって帰ってこないだろう。
「うちはええけど、気になってたし」
しぐれはもともと賛成のようだ。だからこの話を持ち出したのだろう。本当は彼女一人で行くつもりだったのかもしれないが……。
「ああ、わかったよ! うう、また余計な船旅が……」
アランは観念して嘆くようにそう言った。
サンデルクの港で船を降りたしぐれは大きく背伸びをする。
首都を出て五日目の夕方のことである。
「結局、アランの船酔い全然治んなかったね♪」
面白そうに言ったサニーに、セトルは嘆息した。
「あたり前だよ、サニー。あれだけ連れ回したら……」
船の中で、サニーはアランが船酔いすることを知ると、そんなの慣れればいいじゃん、と言って彼を散々連れ回した。彼女にとっては善意の行動だったかもしれないが、そのおかげでアランの船酔いはより一層酷くなったように思われた。
しかもサニーは船内で迷いに迷い、彼女が勝手に部屋の外へ出るたびに、セトルは彼女を探しに行くことになっていた。
「えっと……と、とにかく宿に行くんでしょ? 早く行こうよ!」
サニーが強引に話を変えたのでセトルは、まったく、と呟いてアランを見る。その彼は特に気にしている様子もなくただ笑っていた。
「ハハハ、宿は確かあっちだったな」
アランは北東の方角を差し、歩き始めた。
サンデルクの宿――スカイハイは、宿と言っているがホテルである。町の北東にあり、中央通りを進んで行けば迷うことはない……はずだった。
「セトル! サニーがいてへんよ!?」
そこを進んでいると、サニーがいないことにしぐれが気づきそう言った。セトルたちは辺りを見回したが、彼女の姿は見つからなかった。これは――
「またか……まったく困ったもんだ、サニーの方向音痴には……」
意外とアランは冷静だった。セトルも呆れたように溜息を漏らす。彼女のことをあまり知らないしぐれだけが慌てているようだ。
「二人とも何で落ち着いてんねん!? 攫われたかもしれんのやで!」
「いや、サニーはあれでも光霊術士として優秀だし、ザンフィも一緒なんだから、よほどのことがないかぎりそれはないよ」
セトルは、本当にその可能性は無い、と言うように微笑んだ。
「じゃあ」とアラン。「俺としぐれで町を捜すから、セトルは先に宿へ行っててくれ。もしかしたら……いや、ないか、サニーだから。でも一応宿で待っててくれ」
セトルは頷き、二人が二手に分かれるのと同時に宿に向かって駆け出した。
✝ ✝ ✝
「あーもう、ここどこよ!」
セトルたちとはぐれたサニーはザンフィを肩に乗せ、町の住宅街と思われるところで盛大に迷子をしていた。
周囲には誰もいない。サニーは思いっ切り叫びたい気持ちを抑えて階段を上っていた。どんどんあさっての方向へと進んで行く。
しばらくうろついていると、ザンフィが何かを感じたように肩から飛び降り、狭い路地の中に入って行った。
「ちょっとどこ行くのよ、ザンフィ!」
彼女もザンフィを追いかけてその路地に入った。そして、そこを抜けたところで立ち止まったザンフィを見つける。
「あ、サニー! ――やっと見つけた……」
その時、さっきよりも広い通りの向こうから、そんな安堵の混じった声が聞こえてきた。
「しぐれ……」
サニーはまるで亡霊を見たかのような目で微笑んだ彼女を見詰めた。そしてすぐハッとするとしぐれの後ろを覗くように見る。
「一人?……セトルとアランは?」
「二人とは宿で落ち合うことになってん。さ、行こや!」
しぐれはサニーの手を取った。
「い、いいよ、手なんて繋がなくても……」
それを振りほどいてサニーは恥じらうように言った。
「いやでも、またはぐれたら……」
「大丈夫だって!」
「そう?……ならええけど」
眉根を寄せ、しぐれは頭の後ろを掻いた。そしてそのまま、二人は黙って宿の方へと足を進める。
「ねぇ」
しばらく歩いたあと、沈黙に耐えられなくなったサニーが口を開いた。
「しぐれって、セトルのこと好きなの?」
唐突に彼女がそんなことを言い出したので、しぐれは激しく咳き込み、顔を真っ赤にし、そして見事に転倒する。
「な、な、何言うてんのやいきなり!?」
明らかに動揺している。するとサニーは皮肉めいた笑みを見せる。
「ふふーん、人探しと恩返しだけが一緒にいる理由じゃなかったわけね」
「わ、わ、○△☆♨×%@!?」
もう何を言っているのかわからないしぐれを見て、サニーは噴き出した。
「アハハッ、しぐれってわかりやすい人だね♪ ――あたしが思ってた忍者って、無愛想なイメージだったけど……しぐれは全然違うや。アハハハ!」
腹を抱えて笑うサニーに、しぐれは眉を吊り上げて腕を組んだ。
「い、いいの、忍者やからって感情殺してまうんは、うち、いやなんや!」
「いいんじゃないの、それで?」
「え?」
少し、落ち着いたサニーが顔を上げてそう言ったので、しぐれは不思議そうな顔をする。
「だってその方が楽しいじゃん♪」
そう言ったサニーの笑みは明るかった。
「ねぇしぐれ、あたしたちいい友達になれそうじゃない?」
「そ、そうやろか……」
しぐれは少し戸惑い、そして――
「……そうやな、サニー、改めてよろしく!」
彼女は手を差し出した。やはりそれにはまだ照れがあった。
「よろしく、しぐれ♪」
サニーはその手を取り、握手を交わした。二人の髪が夕暮れの風に靡く。
「――でも、負けないわよ!」
意味ありげに言い残し、サニーは先に歩き始めた。
「サニー……」しぐれが呟くように言った。「そっちは逆や、宿はこっちの道行かんと!」
サニーが向かっていた方向は宿とは逆、つまり今来た道を戻っていることになる。これはかなりの重症だ、としぐれは痛感した。
「わ、わかってるわよ!……その、ちょっと焦ってただけで……」
頬を膨らました彼女に、しぐれは笑った。そして今度はしっかりと手を取った。
もう、はぐれないように――
✝ ✝ ✝
二人が宿――ホテル『スカイハイ』に着くと、フロントの前にセトルとアランはいた。
「サニー!」
彼らは二人に気づくと、特に慌てた様子もなく歩み寄ってきた。しかし、その声は安堵していた。
「まったく、しぐれもなかなか戻って来ないから、もう少しで心配するとこだったぜ!」
アランが皮肉めいた笑みを浮かべる。
「むぅ、心配してくれたっていいじゃん! ――ま、別に迷ってなんかなかったけどね!」
サニーは、手の甲を腰にあてるようにして頬を膨らませた。その後ろでしぐれが、くす、と笑い、ザンフィが、キキ、と鳴く。
「でもよかったよ、ちゃんと見つかって」
セトルは微笑むとしぐれの方を見て、ありがとう、と礼を言う。すると彼女は、僅かに頬を赤く染めてセトルから目を反らした。
「? どうしたの、しぐれ?」
セトルは首を傾げる。
「な、何でもないて! 気にせんといて!」
先程のサニーとの会話がまだ抜けてないのか、しぐれは慌てた様子で手を振った。
その時、アランの腹が豪快な音を立てた。
「どうでもいいけど、メシにしようぜ!」
皆は笑い、ホテルのレストランへと向かった。
「――そういえば」席についたしぐれが思い出すようにそう言う。「さっきサニーを捜してるとき聞いたんやけど、なんか《マインタウン》ていう鉱山の町の方で盗賊があったらしいんやわ。確か、エリエンタール家がどうのこうのって」
その話にサニーが反応した。
(エリエンタール……)
セトルとアランの脳裏に嫌な予感が浮かんだ。サニーのことだ、エリエンタール家の犯行ではなかったとはいえ、ずっとそれと疑われていたのだ。自分が捕まえるとか言いだすかもしれない。
「ねぇ、《マインタウン》だっけ? 行ってみない?」
ほらきた。
「行って……どうするつもり?」
わかっていることだが、セトルは一応訊いてみた。
「決まってるじゃない、その盗賊を捕まえるのよ!」
「たぶんもう居ないと思うよ?」
「それでも、何か手掛かりがあるかもしれないじゃない」
アランは溜息をつくと、ダメだ、と言ってみる。が、やはり無駄だった。この顔は、自分一人でも行く、という顔だ。
「……あきらめるしかないよ、アラン」
セトルは彼の肩に手を置いて、ゆっくりと首を振った。もし、彼女一人で行かせでもしたら、間違いなく迷子になって帰ってこないだろう。
「うちはええけど、気になってたし」
しぐれはもともと賛成のようだ。だからこの話を持ち出したのだろう。本当は彼女一人で行くつもりだったのかもしれないが……。
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