奴隷でもチートを目指す
32話 突然の戦闘
「グルルオオッ」
「どりゃあっ」
「グルルッ!?」
「なんで素手でグリフォンと戦えんだよ! おらあっ」
「ガンダルフだからに決まってんだろ! ハッハァッ!」
「……ッ‼」
ガンダルフが鷲の羽をもぎ取り、カズラルはハウンズから貰った剣で獅子の足を斬りつけ、俺は快楽殺人鬼の殺気で黒い剣を顕現させて鷲の頭を切り落とし、ライズは鷲の眼を見るだけで鷲の頭を爆散させていた。
「ライズ強すぎるだろ!」
「少しは殺戮に集中させろ!」
カズラルがうるさすぎると思うのは俺だけか?
「ああっ、倒しても倒してもキリがねぇ。一体何体居やがるんだ?」
「知らん!」
くっそ、なんでこんなに多くのグリフォンと戦うことになったんだ? 記憶を思い出しても心当たりが……
――前日(直属奴隷に任命されてから一週間後)のケン――
「あー、なんか美味しそうなもん無いかなー」
できる限り食べやすそうなのがいいな。
「あ、こんな所に卵があんじゃん。しかもでかいな。お、あっちにも」
こんなにたくさんの卵食べきれないな。よし、一番大きいの持ってくか。
「うーん、一番でかいと言ってもどれがいいかな?」
見た感じだとこの丘一面に卵があるな。だったら丘の頂上にあるんじゃないのか?
「でかい卵、でかい卵……あった!」
予想通りだ。丘の頂上に直径一メートルの卵があった。
「よし、持ち帰るか」
「グルオオオッ!」
「うわぁっ!」
「ゴッ」
うわ、どうしよう。いきなり襲い掛かってきたから反射的に殴っちまった。跡形もなく砕けたぞ。ワ○パ○マ○かよ。
「……帰るか」
もちろん持ち帰るけど。
――現在(グリフォン殺戮中)のケン――
……あった。あの卵持ち帰ったのがいけなかったのか? 跡形もなく殺したのがいけなかったのか?
「どうした? 急に顔を青ざめさせて」
「……いや、ね? うん」
「……はぁ、とっとと殺るぞ」
「おう!」
やっぱり持つべきは信頼できる友だね。
「どりゃあっ」
「グルルッ!?」
「なんで素手でグリフォンと戦えんだよ! おらあっ」
「ガンダルフだからに決まってんだろ! ハッハァッ!」
「……ッ‼」
ガンダルフが鷲の羽をもぎ取り、カズラルはハウンズから貰った剣で獅子の足を斬りつけ、俺は快楽殺人鬼の殺気で黒い剣を顕現させて鷲の頭を切り落とし、ライズは鷲の眼を見るだけで鷲の頭を爆散させていた。
「ライズ強すぎるだろ!」
「少しは殺戮に集中させろ!」
カズラルがうるさすぎると思うのは俺だけか?
「ああっ、倒しても倒してもキリがねぇ。一体何体居やがるんだ?」
「知らん!」
くっそ、なんでこんなに多くのグリフォンと戦うことになったんだ? 記憶を思い出しても心当たりが……
――前日(直属奴隷に任命されてから一週間後)のケン――
「あー、なんか美味しそうなもん無いかなー」
できる限り食べやすそうなのがいいな。
「あ、こんな所に卵があんじゃん。しかもでかいな。お、あっちにも」
こんなにたくさんの卵食べきれないな。よし、一番大きいの持ってくか。
「うーん、一番でかいと言ってもどれがいいかな?」
見た感じだとこの丘一面に卵があるな。だったら丘の頂上にあるんじゃないのか?
「でかい卵、でかい卵……あった!」
予想通りだ。丘の頂上に直径一メートルの卵があった。
「よし、持ち帰るか」
「グルオオオッ!」
「うわぁっ!」
「ゴッ」
うわ、どうしよう。いきなり襲い掛かってきたから反射的に殴っちまった。跡形もなく砕けたぞ。ワ○パ○マ○かよ。
「……帰るか」
もちろん持ち帰るけど。
――現在(グリフォン殺戮中)のケン――
……あった。あの卵持ち帰ったのがいけなかったのか? 跡形もなく殺したのがいけなかったのか?
「どうした? 急に顔を青ざめさせて」
「……いや、ね? うん」
「……はぁ、とっとと殺るぞ」
「おう!」
やっぱり持つべきは信頼できる友だね。
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