魔王の息子になりました!
どうしてこうなった
・・逃げたしたい。
どうして?この目の前の現状から・・ですよ。
「陽、あーんしてください」
目の前にはキラッキラな笑顔の副会長が、
幸光くんの口元にオムライスののったスプーンを差し出していた。・・何故こうなった?
ー事の起こりは昼休みー
「なぁ!悠里!一緒に食堂いこうぜ!」
ぐきゅるるるる~・・幸光くんのお腹からすごい音が・・
「うん、そうだね」
「早くいこうぜ!俺もう、腹減りすぎてさぁ!」
ガバッ!っと体が浮いたと思ったら、幸光くんに横抱きにされていた・・は?
「よし!しっかりつかまっていろよ!」
「ちょっ!なにして!!」
「ん?だって俺早くメシ食いたいし、それにこの方が早そうだろ!でも悠里、ちゃんとメシ食ってんのか?軽すぎるぞ?」
え・・これでも昔より太ったはず・・なのに・・
そして呆然としてる僕を抱え直し、思い切り走り出した幸光くんと共に、食堂に来た。
食堂に着いたとき、周りからの視線が痛くて、僕は正気を取り戻した。慌てて下ろしてもらい、幸光くんの手を引きながら空いているテーブルに座った。その時、幸光くんが繋がれてる手に視線を落とし、微かに頬を緩めた事を、僕は知らなかった。
「なぁ悠里!なに食う?ちなみに俺はオムライスとカツ丼とカレーとハンバーグと刺身としょうが焼きとラーメンとチャーハンと唐揚げと焼おにぎり!」
「僕はサラダに・・・っねぇ、それ、本気で言ってる?」
「おう!あっ!食べ終わったらメガメガスーパーDXパフェも食べたいな!」
・・怖っ!なんでそんなに食べられるの?本当に人間?宇宙人?地球外生命体なの?ちなみにメガメガスーパーDXパフェとは料理長の遊び心で作った、大きさがドラ○もんくらいあるパフェだ。ちなみに過去、挑戦した人が何人かいたが、全部食べきれた人はいない。
「お待たせいたしました」
僕が悩んでる間に注文を済ませたらしい。次々運ばれてくる料理に、驚きで周りの人の目が丸くなっている。幸光くんはすごくキラキラした目で料理を見ている。最後に、僕が食べようと思っていたサラダも運ばれてきた。一緒に頼んでくれていたらしい。横を向いて、運んでくれた人に「ありがとう。」と告げ、目の前の料理に向き直った。
「うわー!うまそう!いっただっきまーす!!」
「いただきます」
ガツガツ、むしゃむしゃ、もぐもぐ。
テーブルの上にある料理が次々と無くなっていく。・・見てるだけでお腹一杯になってきた。料理が後2.3品になってきたときに、食堂のドアが開いた。一瞬の沈黙の後、男にしては高い声が沢山、食堂中に響き渡った。
「「「きゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」
「なんであの方がここに?」
「あぁ、やっぱり麗しい!」
「俺を罵って踏んでください!」
「なっ、なんだ!?どうしたんだ!?」
目の前で幸光くんがとても慌てている。分かる。僕もパニック中だ。でもこの騒ぎ具合・・・・っまさか!そして誰かがコツ、コツ、とこちらに向かってくる足音がする。
・・嫌な予感がする。
どうして?この目の前の現状から・・ですよ。
「陽、あーんしてください」
目の前にはキラッキラな笑顔の副会長が、
幸光くんの口元にオムライスののったスプーンを差し出していた。・・何故こうなった?
ー事の起こりは昼休みー
「なぁ!悠里!一緒に食堂いこうぜ!」
ぐきゅるるるる~・・幸光くんのお腹からすごい音が・・
「うん、そうだね」
「早くいこうぜ!俺もう、腹減りすぎてさぁ!」
ガバッ!っと体が浮いたと思ったら、幸光くんに横抱きにされていた・・は?
「よし!しっかりつかまっていろよ!」
「ちょっ!なにして!!」
「ん?だって俺早くメシ食いたいし、それにこの方が早そうだろ!でも悠里、ちゃんとメシ食ってんのか?軽すぎるぞ?」
え・・これでも昔より太ったはず・・なのに・・
そして呆然としてる僕を抱え直し、思い切り走り出した幸光くんと共に、食堂に来た。
食堂に着いたとき、周りからの視線が痛くて、僕は正気を取り戻した。慌てて下ろしてもらい、幸光くんの手を引きながら空いているテーブルに座った。その時、幸光くんが繋がれてる手に視線を落とし、微かに頬を緩めた事を、僕は知らなかった。
「なぁ悠里!なに食う?ちなみに俺はオムライスとカツ丼とカレーとハンバーグと刺身としょうが焼きとラーメンとチャーハンと唐揚げと焼おにぎり!」
「僕はサラダに・・・っねぇ、それ、本気で言ってる?」
「おう!あっ!食べ終わったらメガメガスーパーDXパフェも食べたいな!」
・・怖っ!なんでそんなに食べられるの?本当に人間?宇宙人?地球外生命体なの?ちなみにメガメガスーパーDXパフェとは料理長の遊び心で作った、大きさがドラ○もんくらいあるパフェだ。ちなみに過去、挑戦した人が何人かいたが、全部食べきれた人はいない。
「お待たせいたしました」
僕が悩んでる間に注文を済ませたらしい。次々運ばれてくる料理に、驚きで周りの人の目が丸くなっている。幸光くんはすごくキラキラした目で料理を見ている。最後に、僕が食べようと思っていたサラダも運ばれてきた。一緒に頼んでくれていたらしい。横を向いて、運んでくれた人に「ありがとう。」と告げ、目の前の料理に向き直った。
「うわー!うまそう!いっただっきまーす!!」
「いただきます」
ガツガツ、むしゃむしゃ、もぐもぐ。
テーブルの上にある料理が次々と無くなっていく。・・見てるだけでお腹一杯になってきた。料理が後2.3品になってきたときに、食堂のドアが開いた。一瞬の沈黙の後、男にしては高い声が沢山、食堂中に響き渡った。
「「「きゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」
「なんであの方がここに?」
「あぁ、やっぱり麗しい!」
「俺を罵って踏んでください!」
「なっ、なんだ!?どうしたんだ!?」
目の前で幸光くんがとても慌てている。分かる。僕もパニック中だ。でもこの騒ぎ具合・・・・っまさか!そして誰かがコツ、コツ、とこちらに向かってくる足音がする。
・・嫌な予感がする。
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