影が薄いけど魔法使いやっています
第29話砕かれた自信
イヅチ様とラティのために尽力する事を決めた僕達は、早速ラティを連れて外に出た。
「うーん、外に出れば何かあると思ったけど、見事に山だしどうしようか」
「今から森に降りる?」
「それの方が危ないよ」
「じゃあ人形遊びしよう」
「怖いからそれはやめよう」
僕はうーんと唸る。 イヅチ様はとにかく三日間楽しい思い出を作って、ラティを元気な子にしたいと言っていた。でもそれは、単純な話ではない気がする。
「わーい、お出かけお出かけ」
今こうして元気なラティも、本音はどう考えているか分からないし、多分とにかく楽しんでも根本的な問題を解決できなければ元通りになってしまう可能性も高い。
「ラティは何かしたい事ある?」
「うーん、魔法使いのお姉さんに会いに行きたい」
「魔法使いのお姉さん?」
「あ、そういえばまだユウマは会ってなかったっけ? 実はハルカが怪我した時に」
「え?」
ハルカが怪我?
「ちょっとセレナ、それは黙っておくって言ったのに」
「どういう事? 三人とも」
先程まで色々あって忘れていたけど、ここを登っている時に見たあの闇についても気になっていた。
「ま、まあその話は今はいいでしょ? ラティが言っているのはきっとヒアラさんの事だと思うから、やっぱり山を降りる必要があるみたいね」
「でもここから遠い」
「帰りはまたヒアラさんに送ってもらえば何とかなるんじゃない?」
誤魔化すように三人は話を続ける。別に黙っている必要なんてないし、もし大きな怪我をしたのならそれを無視する事なんてできない。
「ねえ別に隠す必要はないんじゃないの? とても大切な話だと思うんだけど」
「じゃあラティちゃん、魔法使いのお姉さんに会いに行こうか?」
「本当に? わーい!」
「じゃあ、レッツゴー」
その話には触れてはいけないかのように、セレナ達は歩き出してしまう。僕はどうしてもそれが気になってしまって、簡単に動く事ができない。
別にハルカが無事だったならばそれでいい。
だけどそれを隠しているつもりだったのが、僕は嫌だった。同じ仲間なら、もう少し話してくれたっていいじゃないかと思う。
「ユウマ」
立ち止まっている僕を見かねてか、アリスは声をかけてくる。
「ハルカは大丈夫。それにーーあとでちゃんと話すから」
彼女は一言そう言ってくれた。出会った頃だったらこんな事も言わなかったのに、最近アリスが変化し始めている事に僕は少しだけ驚いている。
「分かった、ありがとう」
僕も一言アリスにそう返すと、セレナ達を追って歩き始めた。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
「魔法使いのお姉さん、会いにきたよぉ」
「いらっしゃい〜、あれあなた達も一緒なんだ〜」
一時間ほどの移動の後、セレナ達と一緒にやって来たのは大きな木の上にあった一つの家。出迎えたのは、赤髪のセミロングの女性だった。
この人がイヅチ様が言っていた、見返してやりたい魔法使いなのだろうか?
「あれ〜? さっきはいなかった人が居るみたいだけど」
「あ、えっと、ユウマって言います。一応魔法使いやっています」
「へえ〜、貴方も魔法使いなんだ〜」
「ねえねえお姉さん、今日は何して遊んでくれるの?」
「うーん、そうねぇ」
僕との会話を中断して、うーんと考える魔法使いさん。そして彼女はこう言いだした。
「それでは皆でかくれんぼをしましょう」
かくれんぼ? こんな広い森の中でどうやってて思っていると、魔法使いさんは指ぱっちんをすると共に、何かの魔法を発動した。
すると僕達は一瞬でどこかの街みたいな場所に移動した。
「わあ、街だぁ。すごーい」
ラティは大喜びをする。一瞬の出来事で僕やセレナ達は驚く。
「あの魔法使いさん、ここは?」
「自己紹介し忘れてたけど、私はヒアラって言うのぉ。よろしくねユウマ君」
「えっとじゃあヒアラさん、今何を」
「とても簡単な事よぉ。近くの街にワープしたのぉ。ここなら今誰も住んでいないからかくれんぼするには最適でしょぉ?」
「えっと、まあそうですけど」
あの一瞬で魔法を使ったなら、僕は思わずすごいと思ってしまう。しかも僕達全員を一度にワープだなんて、相当な魔力を持った人なんだろうなと思ってしまう。
「さあ舞台も整ったし、かくれんぼをするわよぉ〜」
驚いている僕達を御構い無しに、ヒアラさんは宣言する。
「ね、ねえセレナ、ヒアラさんってもしかして大物?」
「ちょっとまさか知らないの? 治癒魔法使いヒアラと言えば世界三大魔法使いの一人よ」
「世界三大魔法使い?」
僕は聞いた事のない言葉ばかり出てきて、更に頭が混乱する。
「それも知らないって、流石に常識を問われるわよあんた。いい? 世界三大魔法使いはね」
セレナが丁寧に説明してくれる。
「要は世界で最も力のある魔法使いの一人だという事?」
「そういう事」
「なるほど。確かにそれはすごい人だね」
そんな人がどうしてこんな森に住んでいるのかとか、色々疑問は残るけど今はそれは置いておいて、今はラティを楽しませないと。
「ところでユウマ」
「どうしたのアリス」
「かくれんぼって何?」
僕は思わずずっこける。どうやらハルカもセレナも知らないようで、知っている僕の方が不思議がられる始末。
「え、えっとかくれんぼっていうのは……」
ルールなんてほとんどないけど、僕は三人に説明。そして全員が理解したところで、ヒアラさんが改めて宣言する。
「じゃあかくれぼ、開始〜」
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
最初に鬼になったのはセレナ。僕達はそれぞれ見つかりにくい場所を探して隠れる。
(街って言っていたから広いかなって思ったけど、意外と隠れる場所少ないなぁ)
かくれんぼなのであまり隠れる場所が多すぎると探すのも大変かと思っていたけど、思っていたより広くなく、隠れる場所が少なく少しだけ苦労した。
で、僕が結局選んだのは、
「え」
「あ」
偶然にもハルカと同じ場所だった。その場所はもう廃墟に近い家の押入れみたいな場所の中。どこからその技術がやって来たのか分からないけど、ちゃんと二段に分かれている辺り日本を思い出させる。
「ちょ、ちょっと、どうしてユウマもここに隠れるの?」
「ここなら見つからないと思って」
ハルカは下の段、僕は上の段に隠れる。ちゃんと襖を閉め、暗闇の中で僕とハルカは二人きりになる。
「ここって本当に使われていたのかな」
しばらく黙って隠れていると、ハルカがふと言葉をもらす。
「どうしたの急に」
「ちょっと気になって。だって私こんな造りの建物も見た事がなかったし」
「確かに珍しいかもね」
「まあ多分、私があの村から出た事がなかったからだとは思うけど」
今思えばハルカはまだ自分の故郷から出て一ヶ月しか経っていない。知らない事が多いのも不思議ではない。でもきっとセレナもアリスも同じ言葉を言うと思う。
「ユウマはそんなに驚いていないんだね」
「うん。僕の住んでいた場所がこんな感じだったから」
「倭の国だっけ、ユウマが住んでいた場所って」
「うん。建物とかが結構そっくりなんだ」
「へえ、そうなんだ」
隠れる場所を探しながら、僕は日本の事を思い出していた。特にこの押入れとかは驚かされた。まさに日本の技術そのものだし、ここが本当は地球なのではないのかと勘違いしてしまうくらい。
「ねえ聞かないの?」
「何を?」
「私が怪我した事を。どうしてそれを黙っていたのかって」
「ハルカが無事だったならそれで構わない。でもどうして黙っていたのかは気になるかな」
「やっぱりそうなるよね。ごめんね黙っていて」
ハルカはそう詫びた。僕は今かくれんぼ中だという事も忘れて、ハルカと話を続ける。
「僕がイヅチ様の所に向かっている時に何があったの?」
「ーー私とアリスが鬼に襲撃されたの」
「鬼に?」
「恐らくだけどイヅチ様の配下か何かだと思うけど、あの場所なはいなかった」
イヅチ様の最初の声を聞いたのは、何かを止めようとした声だった。それがハルカとアリスが鬼と戦っていた時だったのだろう。
「じゃあその時にハルカは……」
「私村から出ることがほとんどなかったけど、自分の腕前には多少なりとも自信があった。ユウマ達と一緒に行った仕事も苦労しなかったし」
確かにもう何度もハルカを連れて仕事に行ったけど、彼女の腕前は我流とは思えないほどに強かった。だから自然と自信もついていたのかもしれない。
「でも駄目だったの。もしアリスがあの場にいなかったら、どうなっていたのかも分からないくらいに」
「ハルカ……」
「ねえユウマ、わたしって弱い?」
「そんな事ないよ」
「でもあの時、アリスがーー」
ハルカが何か言いかけたところで、襖が開けられる。
「ユウマとハルカ、見つけた」
セレナが僕達に告げる。それは何ともタイミングが悪い登場で、僕は大事なことを聞くことができなかった。
「あれ? どうしたの二人とも。ハルカなんか泣いちゃって」
「な、泣いてなんかいない!」
「セレナ、少しは空気読もうよ……」
「空気って、今かくれんぼ中で私が鬼なんですけど?!」
何はともあれ僕とハルカは一番最初に見つかってしまったのだった。
(それにしても……)
アリスに一体何があったんだろう。
「うーん、外に出れば何かあると思ったけど、見事に山だしどうしようか」
「今から森に降りる?」
「それの方が危ないよ」
「じゃあ人形遊びしよう」
「怖いからそれはやめよう」
僕はうーんと唸る。 イヅチ様はとにかく三日間楽しい思い出を作って、ラティを元気な子にしたいと言っていた。でもそれは、単純な話ではない気がする。
「わーい、お出かけお出かけ」
今こうして元気なラティも、本音はどう考えているか分からないし、多分とにかく楽しんでも根本的な問題を解決できなければ元通りになってしまう可能性も高い。
「ラティは何かしたい事ある?」
「うーん、魔法使いのお姉さんに会いに行きたい」
「魔法使いのお姉さん?」
「あ、そういえばまだユウマは会ってなかったっけ? 実はハルカが怪我した時に」
「え?」
ハルカが怪我?
「ちょっとセレナ、それは黙っておくって言ったのに」
「どういう事? 三人とも」
先程まで色々あって忘れていたけど、ここを登っている時に見たあの闇についても気になっていた。
「ま、まあその話は今はいいでしょ? ラティが言っているのはきっとヒアラさんの事だと思うから、やっぱり山を降りる必要があるみたいね」
「でもここから遠い」
「帰りはまたヒアラさんに送ってもらえば何とかなるんじゃない?」
誤魔化すように三人は話を続ける。別に黙っている必要なんてないし、もし大きな怪我をしたのならそれを無視する事なんてできない。
「ねえ別に隠す必要はないんじゃないの? とても大切な話だと思うんだけど」
「じゃあラティちゃん、魔法使いのお姉さんに会いに行こうか?」
「本当に? わーい!」
「じゃあ、レッツゴー」
その話には触れてはいけないかのように、セレナ達は歩き出してしまう。僕はどうしてもそれが気になってしまって、簡単に動く事ができない。
別にハルカが無事だったならばそれでいい。
だけどそれを隠しているつもりだったのが、僕は嫌だった。同じ仲間なら、もう少し話してくれたっていいじゃないかと思う。
「ユウマ」
立ち止まっている僕を見かねてか、アリスは声をかけてくる。
「ハルカは大丈夫。それにーーあとでちゃんと話すから」
彼女は一言そう言ってくれた。出会った頃だったらこんな事も言わなかったのに、最近アリスが変化し始めている事に僕は少しだけ驚いている。
「分かった、ありがとう」
僕も一言アリスにそう返すと、セレナ達を追って歩き始めた。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
「魔法使いのお姉さん、会いにきたよぉ」
「いらっしゃい〜、あれあなた達も一緒なんだ〜」
一時間ほどの移動の後、セレナ達と一緒にやって来たのは大きな木の上にあった一つの家。出迎えたのは、赤髪のセミロングの女性だった。
この人がイヅチ様が言っていた、見返してやりたい魔法使いなのだろうか?
「あれ〜? さっきはいなかった人が居るみたいだけど」
「あ、えっと、ユウマって言います。一応魔法使いやっています」
「へえ〜、貴方も魔法使いなんだ〜」
「ねえねえお姉さん、今日は何して遊んでくれるの?」
「うーん、そうねぇ」
僕との会話を中断して、うーんと考える魔法使いさん。そして彼女はこう言いだした。
「それでは皆でかくれんぼをしましょう」
かくれんぼ? こんな広い森の中でどうやってて思っていると、魔法使いさんは指ぱっちんをすると共に、何かの魔法を発動した。
すると僕達は一瞬でどこかの街みたいな場所に移動した。
「わあ、街だぁ。すごーい」
ラティは大喜びをする。一瞬の出来事で僕やセレナ達は驚く。
「あの魔法使いさん、ここは?」
「自己紹介し忘れてたけど、私はヒアラって言うのぉ。よろしくねユウマ君」
「えっとじゃあヒアラさん、今何を」
「とても簡単な事よぉ。近くの街にワープしたのぉ。ここなら今誰も住んでいないからかくれんぼするには最適でしょぉ?」
「えっと、まあそうですけど」
あの一瞬で魔法を使ったなら、僕は思わずすごいと思ってしまう。しかも僕達全員を一度にワープだなんて、相当な魔力を持った人なんだろうなと思ってしまう。
「さあ舞台も整ったし、かくれんぼをするわよぉ〜」
驚いている僕達を御構い無しに、ヒアラさんは宣言する。
「ね、ねえセレナ、ヒアラさんってもしかして大物?」
「ちょっとまさか知らないの? 治癒魔法使いヒアラと言えば世界三大魔法使いの一人よ」
「世界三大魔法使い?」
僕は聞いた事のない言葉ばかり出てきて、更に頭が混乱する。
「それも知らないって、流石に常識を問われるわよあんた。いい? 世界三大魔法使いはね」
セレナが丁寧に説明してくれる。
「要は世界で最も力のある魔法使いの一人だという事?」
「そういう事」
「なるほど。確かにそれはすごい人だね」
そんな人がどうしてこんな森に住んでいるのかとか、色々疑問は残るけど今はそれは置いておいて、今はラティを楽しませないと。
「ところでユウマ」
「どうしたのアリス」
「かくれんぼって何?」
僕は思わずずっこける。どうやらハルカもセレナも知らないようで、知っている僕の方が不思議がられる始末。
「え、えっとかくれんぼっていうのは……」
ルールなんてほとんどないけど、僕は三人に説明。そして全員が理解したところで、ヒアラさんが改めて宣言する。
「じゃあかくれぼ、開始〜」
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
最初に鬼になったのはセレナ。僕達はそれぞれ見つかりにくい場所を探して隠れる。
(街って言っていたから広いかなって思ったけど、意外と隠れる場所少ないなぁ)
かくれんぼなのであまり隠れる場所が多すぎると探すのも大変かと思っていたけど、思っていたより広くなく、隠れる場所が少なく少しだけ苦労した。
で、僕が結局選んだのは、
「え」
「あ」
偶然にもハルカと同じ場所だった。その場所はもう廃墟に近い家の押入れみたいな場所の中。どこからその技術がやって来たのか分からないけど、ちゃんと二段に分かれている辺り日本を思い出させる。
「ちょ、ちょっと、どうしてユウマもここに隠れるの?」
「ここなら見つからないと思って」
ハルカは下の段、僕は上の段に隠れる。ちゃんと襖を閉め、暗闇の中で僕とハルカは二人きりになる。
「ここって本当に使われていたのかな」
しばらく黙って隠れていると、ハルカがふと言葉をもらす。
「どうしたの急に」
「ちょっと気になって。だって私こんな造りの建物も見た事がなかったし」
「確かに珍しいかもね」
「まあ多分、私があの村から出た事がなかったからだとは思うけど」
今思えばハルカはまだ自分の故郷から出て一ヶ月しか経っていない。知らない事が多いのも不思議ではない。でもきっとセレナもアリスも同じ言葉を言うと思う。
「ユウマはそんなに驚いていないんだね」
「うん。僕の住んでいた場所がこんな感じだったから」
「倭の国だっけ、ユウマが住んでいた場所って」
「うん。建物とかが結構そっくりなんだ」
「へえ、そうなんだ」
隠れる場所を探しながら、僕は日本の事を思い出していた。特にこの押入れとかは驚かされた。まさに日本の技術そのものだし、ここが本当は地球なのではないのかと勘違いしてしまうくらい。
「ねえ聞かないの?」
「何を?」
「私が怪我した事を。どうしてそれを黙っていたのかって」
「ハルカが無事だったならそれで構わない。でもどうして黙っていたのかは気になるかな」
「やっぱりそうなるよね。ごめんね黙っていて」
ハルカはそう詫びた。僕は今かくれんぼ中だという事も忘れて、ハルカと話を続ける。
「僕がイヅチ様の所に向かっている時に何があったの?」
「ーー私とアリスが鬼に襲撃されたの」
「鬼に?」
「恐らくだけどイヅチ様の配下か何かだと思うけど、あの場所なはいなかった」
イヅチ様の最初の声を聞いたのは、何かを止めようとした声だった。それがハルカとアリスが鬼と戦っていた時だったのだろう。
「じゃあその時にハルカは……」
「私村から出ることがほとんどなかったけど、自分の腕前には多少なりとも自信があった。ユウマ達と一緒に行った仕事も苦労しなかったし」
確かにもう何度もハルカを連れて仕事に行ったけど、彼女の腕前は我流とは思えないほどに強かった。だから自然と自信もついていたのかもしれない。
「でも駄目だったの。もしアリスがあの場にいなかったら、どうなっていたのかも分からないくらいに」
「ハルカ……」
「ねえユウマ、わたしって弱い?」
「そんな事ないよ」
「でもあの時、アリスがーー」
ハルカが何か言いかけたところで、襖が開けられる。
「ユウマとハルカ、見つけた」
セレナが僕達に告げる。それは何ともタイミングが悪い登場で、僕は大事なことを聞くことができなかった。
「あれ? どうしたの二人とも。ハルカなんか泣いちゃって」
「な、泣いてなんかいない!」
「セレナ、少しは空気読もうよ……」
「空気って、今かくれんぼ中で私が鬼なんですけど?!」
何はともあれ僕とハルカは一番最初に見つかってしまったのだった。
(それにしても……)
アリスに一体何があったんだろう。
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