住み込み就職 お仕事時々お遊び
バレンタインデーの止さんと長門さん
今日はバレンタインデー、いつもみたいに恵が学校に行って、おれと長門と七瀬と胡桃はお仕事。
今も仕事やってるぜ! やってんだけど……。
「長門ぉ、今日の胡桃怖い……」
「言うな、皆思ってるんだ」
そう、胡桃が怖ぇんだよ。
なんか常に目がギラギラしてっし、客が甘い物買う度にニヤニヤ、買わなかった客には訳分かんない事言ってチョコ買わそうとする。
いつもの胡桃ならしない事をやってんだ。
あっあとな? 突然「ふふふふ」って笑うんだよ。
止めろよ! って言っても「ごめんなさぁい」って言うだけで全然止めてくんないんだぜ?
「長門ぉ、今日仕事休んでいい?」
「仕事は最後までやらなきゃダメだ」
「えぇぇ……」
「えぇぇ……じゃない!」
うぅぅ……職場がこんな怖いとこになるなんて、これなら部屋でゲームやってたい。
「止」
「なっなんだよぉ」
優しくおれの頭に手を乗せてくる長門。
ふわっ……なっななっ、なんだよ! 急に触んなよっ。
ビックリすんだろ! ビクビクしながらキッと長門を見ると……優しく微笑んでた。
その顔見たら、なっなんか……顔が熱くなって、真っ赤になった。
うっうぅぅぅ……その顔やめろよぉ。
「胡桃は今日可笑しいが、止は自分なりに適度に頑張ってくれ。私もそんな感じに頑張るぞ」
「…………うん」
そんでもって、そんな優しい事言うなよぉ。
それと、急に 頭撫でんな……へっ変な気持ちになんだろ?
「そか、そう言ってくれて嬉しい」
「そっその代わり、ほっほんとに頑張れよな? おれも頑張るけど……」
「勿論だ」
……うぅ。
だめだぁ、俺長門のあんな笑顔見たら逆らえない……。
何故か分かんない、でっでもでしょう逆らえないんだよ!
「あ、そうだ……。止、少し手を出してくれ」
「んぁ?」
なっなんだ突然、おっ脅かすのは無しだかんな?
そう思って、恐る恐る手を出すと……長門が突然、俺の手を両手で握ってきた。
「ふっふわぁぁっ!? なっななっ、なっ! 何すんだ……よ?」
脅かしたから怒ったんだけど……長門がおれの手を握ったまま目を瞑って祈るように自分の額に当てた。
そうしたら離してくれて、クスリと笑う。
「とある少女漫画にあった1シーンだ。恐くなくなるおまじないらしいぞ? 本来なら男が女にやるもんだがぁ……どうだ? ドキッとしたか?」
「え、あ……ん……うん」
なっなんだよそれ。
まぁた恋愛漫画の再現か……そんなの突然すんなよな?
「そうか、ドキッとしたか……じゃ。恐いの吹き飛んだと言うわけだ。どうやらおまじないは成功みたいだな」
「っ!?」
え、は? うっ……。
おれは何か恥ずかしくなって俯いて、そのままブンブン首を縦に振るう。
「はっはっはっ。恋愛漫画も捨てたもんじゃないだろう? あ、因みに今のが私なりのバレンタインデーのチョコのかわりだ。ホワイトデー……お返し楽しみにしてるぞ?」
そう言って長門は別のとこに言った、おれはその場に残される。
……うっ、うぅぅぅ……手、やわらかかった、そんで暖かかった。
それに……あっあんな恥ずかしい台詞をさらっと言うなんて……。
「なっ長門も変だ……。でっでも……たっ助かったから、あっ後で……お礼いお」
ぼそっ……と呟いたあと、おれは仕事を続けた。
バレンタインデーって、可笑しくなる人、多くなんのかな?
今も仕事やってるぜ! やってんだけど……。
「長門ぉ、今日の胡桃怖い……」
「言うな、皆思ってるんだ」
そう、胡桃が怖ぇんだよ。
なんか常に目がギラギラしてっし、客が甘い物買う度にニヤニヤ、買わなかった客には訳分かんない事言ってチョコ買わそうとする。
いつもの胡桃ならしない事をやってんだ。
あっあとな? 突然「ふふふふ」って笑うんだよ。
止めろよ! って言っても「ごめんなさぁい」って言うだけで全然止めてくんないんだぜ?
「長門ぉ、今日仕事休んでいい?」
「仕事は最後までやらなきゃダメだ」
「えぇぇ……」
「えぇぇ……じゃない!」
うぅぅ……職場がこんな怖いとこになるなんて、これなら部屋でゲームやってたい。
「止」
「なっなんだよぉ」
優しくおれの頭に手を乗せてくる長門。
ふわっ……なっななっ、なんだよ! 急に触んなよっ。
ビックリすんだろ! ビクビクしながらキッと長門を見ると……優しく微笑んでた。
その顔見たら、なっなんか……顔が熱くなって、真っ赤になった。
うっうぅぅぅ……その顔やめろよぉ。
「胡桃は今日可笑しいが、止は自分なりに適度に頑張ってくれ。私もそんな感じに頑張るぞ」
「…………うん」
そんでもって、そんな優しい事言うなよぉ。
それと、急に 頭撫でんな……へっ変な気持ちになんだろ?
「そか、そう言ってくれて嬉しい」
「そっその代わり、ほっほんとに頑張れよな? おれも頑張るけど……」
「勿論だ」
……うぅ。
だめだぁ、俺長門のあんな笑顔見たら逆らえない……。
何故か分かんない、でっでもでしょう逆らえないんだよ!
「あ、そうだ……。止、少し手を出してくれ」
「んぁ?」
なっなんだ突然、おっ脅かすのは無しだかんな?
そう思って、恐る恐る手を出すと……長門が突然、俺の手を両手で握ってきた。
「ふっふわぁぁっ!? なっななっ、なっ! 何すんだ……よ?」
脅かしたから怒ったんだけど……長門がおれの手を握ったまま目を瞑って祈るように自分の額に当てた。
そうしたら離してくれて、クスリと笑う。
「とある少女漫画にあった1シーンだ。恐くなくなるおまじないらしいぞ? 本来なら男が女にやるもんだがぁ……どうだ? ドキッとしたか?」
「え、あ……ん……うん」
なっなんだよそれ。
まぁた恋愛漫画の再現か……そんなの突然すんなよな?
「そうか、ドキッとしたか……じゃ。恐いの吹き飛んだと言うわけだ。どうやらおまじないは成功みたいだな」
「っ!?」
え、は? うっ……。
おれは何か恥ずかしくなって俯いて、そのままブンブン首を縦に振るう。
「はっはっはっ。恋愛漫画も捨てたもんじゃないだろう? あ、因みに今のが私なりのバレンタインデーのチョコのかわりだ。ホワイトデー……お返し楽しみにしてるぞ?」
そう言って長門は別のとこに言った、おれはその場に残される。
……うっ、うぅぅぅ……手、やわらかかった、そんで暖かかった。
それに……あっあんな恥ずかしい台詞をさらっと言うなんて……。
「なっ長門も変だ……。でっでも……たっ助かったから、あっ後で……お礼いお」
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