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黒髪ツインテールさんとの一時 3
黒髪ツインテールさんのずれた注意で緩んだ空気もつかの間、直ぐにチャラい男が黒髪ツインテールさんに向かって凄みます。
「あぁ? 訳わかんねぇ事言ってんじゃねぇぞ」
「訳わかんねぇ事言ってないぞ! おれは日本語喋ってるぞ!」
うっ、唾……ここまで飛んで来てますね。
ダメですよ? 話す時はそこら辺の事を気を付けないと、嫌われてしまいます。
あと、黒髪ツインテールさん、煽らないで下さい。
チャラい男、額に血管浮き出ちゃってます。
「あの……取り合えず、何があったか説明してくれませんか?」
このままだと埒があきません。
ここは私が口を挟みましょう、って事で話しました……そしたら。
ガッ!
って感じで私の胸ぐらを掴んできました。
女の胸ぐら掴むとか、色々とダメダメな男ですね。
「あぁ? うっせぇボケ、女は黙ってろ!」
……やれやれ、こんな風に怒号を浴びせられてたら、解決できる物も出来ないですね。
と言うか、こうやって胸ぐら掴まれたのって何時振りでしょうか?
……まぁ、その話しは今度で良いでしょう。
「あっあの! ぼっぼく……はっ話します!」
その時です。
チャラい男の後ろにいる絡まれた人が怯えながらですけど、口を開きました。
おぉ、ナイスな勇気ですよ
「あぁ? テメェは黙ってろ、口開くな!」
……まずは、この方を黙らせましょうか。
「すみません、静かにしてください」
チャラい男に私は、にっ、と笑って見せた。
但し、目は笑ってません。
相手を威圧しながら言いましたからね……本当の笑みじゃありません。
「……っ」
あ、黙りましたね……やれやれ、これで話を聞けますね。
あと、胸ぐらを離してくれれば助かるんですけどね……これじゃぁ、服が伸びちゃいます、お腹も出ちゃってますし……恥ずかしいです。
なんて思いを抱きながら、ヒョロい男さんの話を聞いていきます。
それを聞いて私は、「え、そんな事で絡んだんですか?」そう思いました。
その内容を話すとこうです。
ヒョロイ男さんは格闘ゲームをしていた、そしたら挑戦者が現れたそうです。
それは、チャラい男の事ですね。
で、対戦をしました。
その結果、ヒョロい男さんが勝ちました。
で、チャラい男が機材を蹴って怒号をあげた後、絡まれたそうです。
はい、つまりあれですね。
このチャラい男は……対戦に負けて怒って絡んでいると言う事になりますね。
……だっさい男ですね。
ゲームに負けて本気で怒る? 小学生ですか?
そう思いながら軽蔑の目でチャラい男を見てると。
「あぁ? んだその目はよぉっ! 女の癖にそんな目、してんじゃねぇぞ!」
チャラい男は腕を振り上げます。
やれやれ、手を上げますか……呆れて物も言えませんね。
暴力はいけないので、殴られる寸前で手首を掴んで無力化させましょう。
内心怒りが沸いてますが、冷静に考えます。
ここで私も手を出すと、このチャラい男と同類になっちゃいます。
だから、手を出さない様にしないとダメです。
そう考えていると、血走った目をしながら、チャラい男は拳を握り、私の顔面目掛けて拳を当てに来ました。
と、その時です。
げしっ!
小さな足が、チャラい男の脚を蹴ったのが見えました。
「おいっ、女の子に手を出したらダメだって母ちゃんに習わなかったのか!」
その次に声が聞こえて来ます。
この声は……くっ黒髪ツインテールさん!? なっなにしてるんですか!
「あぁ、なんだチビ、喧嘩売ってんのか?」
チャラい男は私の胸ぐらから手を離し、その娘に近づいて行きます。
「ちょっ、その娘は関係ない……」
焦った私は、直ぐに黒髪ツインテールさんの前に行こうとしました。
ですが……。
「お姉さん、大丈夫か? 怪我してないか?」
この言葉で、私の足が止まりました。
……え、もっもしかして……心配してくれたんですか?
「きしし、見たところ怪我が無いな。安心したぜ!」
小さな八重歯を見せながら笑う黒髪ツインテールさん。
……はっ! 足を止めてる場合じゃありません。
はっ早く助けないと!
「おい、デカブツ! 格ゲーに負けたからってキレんなよ! きっとあれだろ? 適当にボタン押しまくったんだろ? ダメだぜそんなんじゃ、せめて簡単なコンボ攻撃を……」
その時です。
「ごちゃごちゃうっせぇよ。俺はな、キレると女でも容赦はしねぇぞ?」
そう言って、黒髪ツインテールさんの胸ぐらを掴みます。
チャラい男とその娘の背丈は凄く違うので、その娘は持ち上がります。
「え、わっ……なっなんだよ! おっ降ろせよ!」
わたわたしながら喋るその娘、目が涙ぐんでます……。
それを見た私は、ぷつんっと何かがキレました。
「すみません、離して下さい」
チャラい男の側に辿り着いた私は、彼の手首を掴んで言います。
「あぁ、またお前か、後で相手してやっからさっさと失せろ」
……別に私に暴力とかなら大抵は笑って許してあげたんですけどね。
他の人が恐い目にあってるとなれば話しは別です。
ましてや、泣かせる? そんなふざけた男にはキツい制裁が必要ですよね?
「良いから離せっていってんですよ……」
私はそう言って、軽くジャンプをして男の脳天目掛けて……。
ガツンッ!!
と、肘打ちをかましてやりました。
「ぎゃっ!!」
変な声をあげた男は目玉が上向きになって倒れて行きます。
その時に、黒髪ツインテールさんは離されました。
その娘は、ぺちゃっとお尻から落ちました。
「いてっ!」
ふぅ、黒髪ツインテールさんは無事ですね。
さて後は、このふざけたチャラい男をどうにかすれば……万事解決ですね。
「あぁ? 訳わかんねぇ事言ってんじゃねぇぞ」
「訳わかんねぇ事言ってないぞ! おれは日本語喋ってるぞ!」
うっ、唾……ここまで飛んで来てますね。
ダメですよ? 話す時はそこら辺の事を気を付けないと、嫌われてしまいます。
あと、黒髪ツインテールさん、煽らないで下さい。
チャラい男、額に血管浮き出ちゃってます。
「あの……取り合えず、何があったか説明してくれませんか?」
このままだと埒があきません。
ここは私が口を挟みましょう、って事で話しました……そしたら。
ガッ!
って感じで私の胸ぐらを掴んできました。
女の胸ぐら掴むとか、色々とダメダメな男ですね。
「あぁ? うっせぇボケ、女は黙ってろ!」
……やれやれ、こんな風に怒号を浴びせられてたら、解決できる物も出来ないですね。
と言うか、こうやって胸ぐら掴まれたのって何時振りでしょうか?
……まぁ、その話しは今度で良いでしょう。
「あっあの! ぼっぼく……はっ話します!」
その時です。
チャラい男の後ろにいる絡まれた人が怯えながらですけど、口を開きました。
おぉ、ナイスな勇気ですよ
「あぁ? テメェは黙ってろ、口開くな!」
……まずは、この方を黙らせましょうか。
「すみません、静かにしてください」
チャラい男に私は、にっ、と笑って見せた。
但し、目は笑ってません。
相手を威圧しながら言いましたからね……本当の笑みじゃありません。
「……っ」
あ、黙りましたね……やれやれ、これで話を聞けますね。
あと、胸ぐらを離してくれれば助かるんですけどね……これじゃぁ、服が伸びちゃいます、お腹も出ちゃってますし……恥ずかしいです。
なんて思いを抱きながら、ヒョロい男さんの話を聞いていきます。
それを聞いて私は、「え、そんな事で絡んだんですか?」そう思いました。
その内容を話すとこうです。
ヒョロイ男さんは格闘ゲームをしていた、そしたら挑戦者が現れたそうです。
それは、チャラい男の事ですね。
で、対戦をしました。
その結果、ヒョロい男さんが勝ちました。
で、チャラい男が機材を蹴って怒号をあげた後、絡まれたそうです。
はい、つまりあれですね。
このチャラい男は……対戦に負けて怒って絡んでいると言う事になりますね。
……だっさい男ですね。
ゲームに負けて本気で怒る? 小学生ですか?
そう思いながら軽蔑の目でチャラい男を見てると。
「あぁ? んだその目はよぉっ! 女の癖にそんな目、してんじゃねぇぞ!」
チャラい男は腕を振り上げます。
やれやれ、手を上げますか……呆れて物も言えませんね。
暴力はいけないので、殴られる寸前で手首を掴んで無力化させましょう。
内心怒りが沸いてますが、冷静に考えます。
ここで私も手を出すと、このチャラい男と同類になっちゃいます。
だから、手を出さない様にしないとダメです。
そう考えていると、血走った目をしながら、チャラい男は拳を握り、私の顔面目掛けて拳を当てに来ました。
と、その時です。
げしっ!
小さな足が、チャラい男の脚を蹴ったのが見えました。
「おいっ、女の子に手を出したらダメだって母ちゃんに習わなかったのか!」
その次に声が聞こえて来ます。
この声は……くっ黒髪ツインテールさん!? なっなにしてるんですか!
「あぁ、なんだチビ、喧嘩売ってんのか?」
チャラい男は私の胸ぐらから手を離し、その娘に近づいて行きます。
「ちょっ、その娘は関係ない……」
焦った私は、直ぐに黒髪ツインテールさんの前に行こうとしました。
ですが……。
「お姉さん、大丈夫か? 怪我してないか?」
この言葉で、私の足が止まりました。
……え、もっもしかして……心配してくれたんですか?
「きしし、見たところ怪我が無いな。安心したぜ!」
小さな八重歯を見せながら笑う黒髪ツインテールさん。
……はっ! 足を止めてる場合じゃありません。
はっ早く助けないと!
「おい、デカブツ! 格ゲーに負けたからってキレんなよ! きっとあれだろ? 適当にボタン押しまくったんだろ? ダメだぜそんなんじゃ、せめて簡単なコンボ攻撃を……」
その時です。
「ごちゃごちゃうっせぇよ。俺はな、キレると女でも容赦はしねぇぞ?」
そう言って、黒髪ツインテールさんの胸ぐらを掴みます。
チャラい男とその娘の背丈は凄く違うので、その娘は持ち上がります。
「え、わっ……なっなんだよ! おっ降ろせよ!」
わたわたしながら喋るその娘、目が涙ぐんでます……。
それを見た私は、ぷつんっと何かがキレました。
「すみません、離して下さい」
チャラい男の側に辿り着いた私は、彼の手首を掴んで言います。
「あぁ、またお前か、後で相手してやっからさっさと失せろ」
……別に私に暴力とかなら大抵は笑って許してあげたんですけどね。
他の人が恐い目にあってるとなれば話しは別です。
ましてや、泣かせる? そんなふざけた男にはキツい制裁が必要ですよね?
「良いから離せっていってんですよ……」
私はそう言って、軽くジャンプをして男の脳天目掛けて……。
ガツンッ!!
と、肘打ちをかましてやりました。
「ぎゃっ!!」
変な声をあげた男は目玉が上向きになって倒れて行きます。
その時に、黒髪ツインテールさんは離されました。
その娘は、ぺちゃっとお尻から落ちました。
「いてっ!」
ふぅ、黒髪ツインテールさんは無事ですね。
さて後は、このふざけたチャラい男をどうにかすれば……万事解決ですね。
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