『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……

祝百万部

3話 1日目~

 3話




 ・一日目。
『まさか、あのタイミングでソウルゲートが開くとは……激運にもほどがあるぜ』
『これで、まだ可能性は残った』
『ただ、200億年は……ちょっと無茶な設定にしすぎたか?』
『いや、そのぐらいやらねぇと、あれには勝てねぇ』
『つぅか、強すぎなんだよ、あのバケモノ』
『いくらなんでも、反則だっつーの』
『シューリが言っていた事がよくわかった』
『つぅか、ソンキーのボケが……あのイケメン、顔だけで、クソの役にもたちゃしねぇ。あっさり、ふっとばされやがって』
『さぁて、文句を言っているヒマは……いや、ヒマはたくさんありそうだが、だからって無駄にしていい訳じゃねぇ』
『んー、外とは完全にシャットアウトって感じか……魂の系譜に連なっているやつを呼ぶことも出来ない……どころか、交信もできないと……ふむ』
『よし、だいたい理解した』
『さっさとはじめるか。まずは、神気の流れを整えるところから。俺、まだ、イマイチ、神の闘いが分かってねぇんだよなぁ』




 ・2日目
『へぇ、ここって、すげぇ施設がいっぱいあるんだなぁ』
『うわ、GPとか素材とかまったく使わず、CPUとか創れるんだ』
『……やべぇな。はいてくぅ~』
『とりあえず、じゃあ、存在値10兆くらい、戦闘力ソンキーくらいで……ポチっとな』
『うわ、でたでた。へぇ、外装をいじれば、見た目も変えられるのか』
『……なるへそ、ふーん……けど、会話とかは出来ないわけね……』
『だいたい分かってきたぞ』
『おお、おもしれぇ。これなら、200億年くらい余裕だろ!』




 ・10日目
『マジで修行以外できることは、なんもねぇんだな……』
『娯楽は完全にゼロ』
『メシは、実物よりもマズい神実だけ』
『これ……キツいんじゃね?』
『いや、耐えられるけど……』
『たぶん、俺は大丈夫だけれど!』
『俺って、ほら、いろいろと、普通の奴らとは違うから、うん』
『孤独は友達!』
『孤高は親友!』
『……なんか……ここにきてから、独り言がすげぇ増えた気がする……』




 ・20日目。
『時間の事は考えるな』
『それよりも修行だ』
『邪神を殺すためには、時間なんざいくらあっても足りない』
『もっと、たくさん、CPUを創って、ありとあらゆる戦闘シミュレーションを……』
『てか、ここって、マジで存在値は上がらねぇんだな』
『話には聞いていたが……本当に、GPもあがってねぇし……』
『何をしても、あげられるのは戦闘力だけ……』
『地味っていうか……ちょっとキツいな……』
『せめてGPが上がるなら、まだ……』
『ん、ん!』
『ごちゃごちゃ言うな、修行、修行』




 ・一ヶ月後
『……200億年……え……マジなのか……本気で200億年もここにいるのか、俺』
『いや、まだ大丈夫だが……』
『大丈夫だけど……』
『いや、でも……』
『だって、今で一カ月だよな……』
『一カ月……』
『200億年……』
『いや、これ……耐えられねぇんじゃ……』




 ・半年後
『半年……まだ一年の半分……』
『ウソだろ……こんな長い?』
『時間ってこんな長かったっけ?』
『ありえねぇ……外にいたころは、半年なんてあっという間にすぎてたじゃん』
『ぜったいにウソだ』
『だって、向こうでは、普通に気がついたら一年とか経っていたぞ』
『半年が、こんなに長いはずがねぇ』








 ・一年後
『……俺は強くなっている……』
『はずだ』
『けど、とうぜん、まだまだだ』
『だから、ただ、ひたすらに』
『他は、何も考えず』
『ただ、ひたすらに戦闘力だけを追求しろ』
『俺は強くなっている』
『間違いなく強くなっているはずだ』
『だけれども、まだまだ足りない』
『邪神を殺すには……まだ、錬度が足りない……』
『だから、まだやれる!』
『目標はある! まだ終わっていない! だから大丈夫!』
『俺はまだやれる!』
『だって目標があって、まだ達していないんだから!』
『だから! 俺の頭は……まだ、大丈夫……』
『200億……』
『か、考えるな!』
『もういい!』
『後悔は意味がない!』
『考えるな!』














 ・2年目。
『シューリに会いたい……』
『ソンキーともケンカしたい』
『平……ゾメガ……ミシャ……』
『……ひっぐ……ぐすっ……』









「『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く