転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

8話 謁見

待合室へ来てから数十分後

メイド「お待たせしました、謁見の準備が整いましたのでご案内致します」

ベル「分かりました」
(お父さんは着いたのかな?まぁいいか)

ベルは案内され、隣の部屋の扉の前に移動した

メイド「名前が呼ばれて扉が開いたら、真っ直ぐ歩いてください」

ベル「分かりました」

それから少しして名前が呼ばれて扉が開かれた、ベルは言われた通り真っ直ぐ歩いてカーペットの切れ目のところで片膝をついた

ボルト「この度は我の娘と公爵家の2人がオーク50体に襲われた」

すると周りが騒がしくなった

ボルト「静かにせい、だがそこにいるものが1人で死地に飛び込み、オークを殲滅した」

また騒がしくなた

ボルト「その報酬として男爵位を与え、王都に屋敷と白金貨100枚を与える」

ボルトがそう言うと、横に並んでいる人をかき分けて1人でてきた

?「なりません陛下、この者はまだ子供です、事実かも分からない事で爵位を与えるのはおかしいと思います」

ボルト「うるさいぞヘンドルトン、これは我の意見だ、変えることは無い!それにテレスやアルスにもしっかり確認したから間違いない」

ヘンドルトン「…分かりました」

ヘンドルトンはベルを睨みながら元の列へ戻って行った

ボルト「受けてくれるか?ベルドよ」

ベル「はっ!ありがたき幸せ」

すると横にいた宰相が

?「これにて謁見を終了する、ベルド殿は先程の部屋で待っていてください」

その後すぐにベルドは退場し、さっきの部屋に戻ってから少しして

ボルト「待たせたね、ベルド君」

ベル「いえ大丈夫ですよ」

そう言って国王と宰相にテレス、ミーファ、レミア、タレスが部屋に入ってきた。そして国王、宰相、テレス、ミーファ、レミアが対面に座り、タレスがベルの横に座ると宰相が話し始めた

宰相「まず私はこの国の宰相をやってるケカルダだよ」

ベル「ベルドです」

ケカルダ「ベルドくんか、ベルくんと呼んでいいかな?」

ケカルダは優しく笑いかけながらそう言った

ベル「どうぞ」

ケカルダ「ありがとう、ベルくんにまず報奨金の白金貨100枚です、ご確認ください」

そう言ってケカルダは机に皮袋を置いた

ベル「ありがとうございます、問題ありません」

ベルは置かれた皮袋の中を簡単に確認してそう答えた

ケカルダ「次は男爵位の説明だね」

ベル「僕は爵位に関してほぼ知りません、なので説明をお願いします」

ケカルダ「そうなのか、男爵とは6つあるうちの下から2番めの爵位だよ」

ちなみに爵位はこうだ、下から準男爵<男爵<子爵<伯爵<侯爵<公爵だよ

ベル「何故下から2番目なんですか?普通は1番下のはずなんですが」

ケカルダ「ベル君、それはね?普通は準男爵から始まるんだけど、王女様を助けたという事や国がベル君の強さを認めたこと、さらにもう一つの理由で男爵からになったんだよ」

ベル「なるほど」

ケカルダ「まぁそのもう1つが問題なんだけどね」

ケカルダは困ったように答えた

ベル「どういうことですか?」

すると国王が話し出した

ボルト「それは俺から話そうか……ベルド君、うちのテレスと公爵家のミーファとレミアの3人と将来的に結婚せんか?」

ベル「えぇ!?」
タレス「えぇぇー!?」

ベルも驚いていたが、タレスはベル以上に驚いていた

ボルト「まぁ現段階ではまだ婚約になるんだがな」

ベル「そんな突然言われましても」

当然だが困っているようだ

テレス「ベルド様は私達がお嫌いですか?」

ベル「い、いやそういう訳じゃないよ?ただ突然言われたから驚いて、ほんとに僕なんかでいいの?まだ5歳で将来僕なんかよりもいい人に出会うかもしれないよ?」
(嫌ってわけじゃないし、むしろ3人とも可愛いから断る理由なんて何一つないんだけど、そんなに簡単に決めていいの?)

テレス「ベルド様がいいの!」
ミーファ「ベルド様がいい!」
レミア「ベルド様がいいです!」

ベル(う……これは断れない勢いだ)
「じゃあテレス、ミーファ、レミア……僕の婚約者になって貰える?」

3人は満面の笑みを浮かべながら

テレス「はい!」
ミーファ「はい!」
レミア「はい!」

ベル(すごい笑顔、そんなに嬉しいのかな?前世から結婚にあんまり興味がなかったからよく分からん)

ボルト「発表は成人したらにしよう、屋敷は決まったらまた呼ぶからきてくれ」

ボルトはベルの返事を聞いて安心したような顔をしていた

ベル「分かりました」

ボルト「今日はこの辺で終わりにしようか」

ベル「分かりました、じゃあ3人ともまたね」

テレス「はい、また会いましょうね」
ミーファ「バイバイベルくん、また今度ね」
レミア「またね、ベルくん」

そう言って王城を後にした

タレス「じゃあベル、王都の屋敷へ行こうか」

ベル「はい」

それから馬車に乗り少ししてから屋敷に着いた

タレス「ベル、着いたぞ」

ベル「……」

ベルは上の空だった

タレス「おい着いたぞ」

ベル「ん?どうしたの?」

ようやくタレスの呼び掛けに気付いたようだ

タレス「屋敷に着いたぞ」

ベル「あぁごめんなさい」

タレス「突然の事で驚くのはいいがしっかりしろよ」

ベル「はい、ごめんなさい」

そう謝って屋敷の方へ進んでいる時

ベル「前来た時はステータスが気になってほぼ見てなかったけど、ここも大きいね」

洗礼の日に1日だけ滞在した時は、ステータスが気になりすぎて屋敷自体を全くみていなかった

タレス「公爵とかに比べたら小さいけどな、とりあえず入ろうか、レーネもタルマもいるからな」

ベル「タルマ兄さんもいるの?」

タレス「今日はいるぞ、いつもは寮に住んでるから居ないが、今日は無理やり外出許可を貰ったみたいだ」

ベル「タルマ兄さんか、初めて会うな」

タレス「初めてじゃないけどな、とりあえず行こうか」

ベル(会ったことあるっけ?)
「はい」

屋敷へ入って自分の部屋で夕食までの時間を潰した

それから夕食の時間になったので食堂に向かった

ベル(タルマ兄さんか、どんな人だろ)

食堂に入ると知らない男の人がいた

?「ベル久しぶりだな、覚えてるか?」

ベル「……もしかしてタルマ兄さん?」

タルマ「そうだ!覚えていたか、兄さん嬉しいぞ!」

タルマはベルに抱きついてきた

タレス「とりあえず、夕食を食べるぞ二人とも」

タルマ「分かったよ」

タルマはすぐにベルを離し、少ししてから夕食を食べ始めた

タレス「そう言えばベルが男爵になって王都に屋敷を貰うことになったぞ」

レーネ「そうなの?!良かったじゃない、この中で1番先に出世したわね」

タルマ「おめでとう、まさかベルに先を越されるとは思ってなかったよ」

ベル「ありがとうお母さん、兄さん」

タレス「それとまだ公開はしないが王女殿下と公爵家の娘さん2人と婚約することになった」

タルマ「まさか婚約までしてくるとはな、ベルはやばすぎるだろ」

レーネ「そうね、私の知る限り5歳で3人と婚約っていうのは聞いたことないから苦労するかもしれないわね」

ベル「まぁ頑張るよ」

それから数日が経ち、屋敷が決まったと連絡があった

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コメント

  • キャベツ太郎

    既視感のオンパーレド←間違っているとは言わせない

    2
  • Karavisu

    ある小説に酷似しているwww

    3
  • みかづき

    言葉の使い方の間違えが普通に多い。
    偶々かな?と思っていたけど、普通に間違えてるように思う。
    まだ若い人だと思うけど、文の読み書きの水準が作家レベルになっていない。

    0
  • ノベルバユーザー273152

    めっちゃパクってる。
    よう助けただけの人と結婚できるな,

    6
  • ノベルバユーザー291252

    パクリ過ぎですよ

    3
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