いじめられてた俺が異世界に転移したら神になった〜チート能力で無双〜
鎌
「お主、妾が持てるのか? 」
「え……今声が? 」
突然聞こえた幼い女の子のような声に、ソウは辺りを見回す。
「ここじゃ! どこを見ておる」
「ど、どこ……」
「ここじゃぁ! 」
手に持っていた鎌が、僅かだが震えた。
まさかとは思い鎌を見てみると、先端に付いている真紅の石が光っていた。
「もしかして……鎌? 」
「そうじゃ! 妾はシャルロット、この鎌こそが妾なのじゃ! 」
「そうか、それでお前は持てないのか? 」
「リアクションが薄いのじゃ……ってそれは置いといて、そうだ、妾を持つことが出来たのはお主とライトだけじゃ! 」
「なら、何故俺が持てるんだろ……」
「ここだ! ここから音がしたぞ! 」
先程の音を聞きつけてか、俺の事を追いかけていた兵士たちが何人も駆けてくる足音が聞こえる。
「おいシャルロット! 俺についてくるか? 」
後で文句を言われるのは面倒と、ソウはシャルロットに聞いた。
「勿論じゃ! 妾はお主について行くぞ」
「そうか、よろしくな! 」
「よろしくなのじゃ」
恐らく扉の方には兵士たちが待ち構えているだろう。
なんなら、もうすぐに突入してくるかもしれない。
俺は、鎌を大きく振りかぶり、扉へ向かって振り下ろした。
斬波は、空気を切り裂き飛ぶ。空気の裂け目が現れ、透明な斬波を映し出す。
「「「うわぁぁぁ! 」」」
壁を貫通し、その前にいた兵士達をも切り裂く。
血をまき散らしながら倒れる兵士達の悲鳴は、やがて消えていった。
「人殺しても、何も思わない……か」
だが、何も感じないからと言って死体なんぞ見ていて気分がいいものでは無い。
ソウは、その場を早々と立ち去った。
「え……今声が? 」
突然聞こえた幼い女の子のような声に、ソウは辺りを見回す。
「ここじゃ! どこを見ておる」
「ど、どこ……」
「ここじゃぁ! 」
手に持っていた鎌が、僅かだが震えた。
まさかとは思い鎌を見てみると、先端に付いている真紅の石が光っていた。
「もしかして……鎌? 」
「そうじゃ! 妾はシャルロット、この鎌こそが妾なのじゃ! 」
「そうか、それでお前は持てないのか? 」
「リアクションが薄いのじゃ……ってそれは置いといて、そうだ、妾を持つことが出来たのはお主とライトだけじゃ! 」
「なら、何故俺が持てるんだろ……」
「ここだ! ここから音がしたぞ! 」
先程の音を聞きつけてか、俺の事を追いかけていた兵士たちが何人も駆けてくる足音が聞こえる。
「おいシャルロット! 俺についてくるか? 」
後で文句を言われるのは面倒と、ソウはシャルロットに聞いた。
「勿論じゃ! 妾はお主について行くぞ」
「そうか、よろしくな! 」
「よろしくなのじゃ」
恐らく扉の方には兵士たちが待ち構えているだろう。
なんなら、もうすぐに突入してくるかもしれない。
俺は、鎌を大きく振りかぶり、扉へ向かって振り下ろした。
斬波は、空気を切り裂き飛ぶ。空気の裂け目が現れ、透明な斬波を映し出す。
「「「うわぁぁぁ! 」」」
壁を貫通し、その前にいた兵士達をも切り裂く。
血をまき散らしながら倒れる兵士達の悲鳴は、やがて消えていった。
「人殺しても、何も思わない……か」
だが、何も感じないからと言って死体なんぞ見ていて気分がいいものでは無い。
ソウは、その場を早々と立ち去った。
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